永山瑛太、年上の妻夫木聡を「先輩だと思わないと決めた」2歳差で同じ誕生日!

 

 映画『宝島』(9月19日公開)の東京プレミア舞台挨拶が9日、都内にて行われ、俳優の妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝らキャストと大友啓史監督が登壇。永山瑛太が“先輩”妻夫木との役作りを振り返った。

 第160回直木賞、第9回山田風太郎賞、第5回沖縄書店大賞で三冠に輝いた、真藤順丈による同名小説を映画化。戦後沖縄を舞台に、歴史の陰に埋もれた真実を描く。

 沖縄の空気を感じながらの演技を振り返った一同。妻夫木、広瀬、窪田が演じた“戦果アギヤー”たちのカリスマ的なリーダー・オンを演じた永山。妻夫木は1980年、永山は1982年の同じ誕生日生まれ。永山は「僕の方が年下で妻夫木くんは先輩で。リーダーとして、どれだけ英雄視される存在になれるか頭を抱えていた」と振り返りつつ「オンがどういったことを感じながら生きていたのか、理屈ではなく肉体的に表現していきたいなと」。

 その役作りの方法として永山は「その日から毎日、嘉手納基地の周りをランニングして。あと妻夫木さんを先輩だと思わない、ということを決めまして」と続け、妻夫木は「以前、ドラマで初めて一緒になったときに“友達役だからブッキーって呼んでいいですか”って。そのころからそういう感じになってた気がするんですけどね」と苦笑。

 永山が「ブッキーと呼んで仲良くさせていただいているけど、どこか心の底では、瑛太生意気だなって思われてないかなって心配している」と言うと妻夫木は「さんざん共演してきたじゃん!」。永山は「してきたけどお兄ちゃん役が多かったから」と“後輩意識”を捨てて役に臨んでいたことを語っていた。 

 この日の登壇者は妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太、塚本晋也、中村蒼、瀧内公美、栄莉弥、尚玄、木幡竜、奥野瑛太、 村田秀亮(とろサーモン)、デリック・ドーバー、大友啓史監督。

 

 

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