松村北斗はアイドルと俳優のときで違う?「2人いるのかなと」高畑充希と宮﨑あおいが暴露

 

 映画『秒速5センチメートル』の初日舞台挨拶が10日、都内にて行われ、俳優の松村北斗、高畑充希らキャスト陣と奥山由之監督が登壇。松村が、SixTONESのメンバーといるときとの“違い”を高畑と宮﨑あおいから暴露されて苦笑する一幕があった。

『君の名は。』など数々の大ヒット作を生み出してきた新海誠の劇場アニメーション『秒速5センチメートル』(2007年)の実写映画。主人公・遠野貴樹の18年間にわたる人生の旅を、幼少期、高校生、社会人の3つの時代で描く。

 実写化発表から話題を呼んでいた本作。主人公・遠野貴樹役の松村北斗、ヒロイン・篠原明里役の高畑充希をはじめ、公開初日を迎え一同も感慨深げ。

 公開までの思い出を聞かれた松村は、釜山国際映画祭への参加を上げ「上映が終わったとき観客の皆さんから円のように囲まれて拍手を浴びて、この光景は一生忘れないだろうなと思いました」と感激。

 そんな松村のグループSixTONESの番組に出演したという高畑と宮﨑。宮﨑が「私と高畑さんは役者としての松村さんしか知らなかったから、こんなに違うお顔を持ってらっしゃるんだ、と」と振り返れば、高畑も「2人いるのかな、というくらい…。俳優の時は静かに、遠くにいて。(アイドルのときは)はじけてる姿が素敵でした(笑)」。

 アイドルとしての松村に、宮﨑は「すごくキラキラしていた。皆さんがチームで、何かあってもフォローし合ったり盛り上げ合ったりしていて。グループでもすごく素敵な時間を過ごしていらっしゃるんだな、と。そんな違う一面を見れたのもうれしかったです」。高畑も「俳優ってグループとか無いから…ああいう風に心を許せる仲間がずっと横にいてくれるって、いいなって」。

 2人からアイドル活動時と俳優時の違いを暴露された松村はクスクス笑う観客に「ダサいことしてるとバレるので静かに…」と苦笑。

 そんな松村は、物語にちなみ「ひと言だけ未来に残すとしたら?」と質問されると「やめない、という言葉。この仕事をしていて心がボロボロになることもあるんですけど、そこまでハードルを下げると気持ちが楽になるので、残して来世の自分に渡したい」と回答。一方で「ふざけていいなら、もち肌」と答えたが会場の微妙な空気に、奥山監督から「今日、グループの方がいないから僕では回収できないけど」と心配されていた。

 この日の登壇者は松村北斗、高畑充希、森七菜、青木柚、木竜麻生、上田悠斗、白山乃愛、宮﨑あおい、奥山由之監督。

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