ランキング1位の髙橋聖人を破った奥山雅仁がライト級王者・中村寛への挑戦アピール「1位に勝った。次はタイトル戦しかない」【RISE193】
判定で奥山が勝利(撮影・荒木理臣)
3R、奥山が強烈な圧をかけてワンツー、ヒザ。髙橋は左ミドル。距離が詰まると奥山がヒザをボディーに打ち込む。そしてワンツー。髙橋はカーフキック、三日月蹴り。なおも攻撃を続ける奥山だが、組んで2回攻撃を放ってしまい警告が出る。髙橋の左ミドルに奥山はパンチで前に。髙橋は左ミドル、左ボディー。奥山も左ボディー、ヒザとボディーを徹底攻撃。髙橋は左ハイ、右ストレート、飛びヒザを放つが奥山はガード。奥山はワンツー、ヒザ、右インカーフ、ボディーブローで最後まで髙橋を追い込む。
判定は28-30、27-30、27-30の0-3で終始主導権を握っていた奥山が勝利を収めた。
奥山は試合後のマイクで「これで6連勝ですかね。1位に勝ったということで次はタイトル戦しかないと思うので、伊藤代表、よろしくお願いします」と王座挑戦をアピールした。
奥山は試合後の会見で「1位に勝ったということで来年戦いたい相手は決まっている。中村選手の持っているRISEのベルトしか見ていない。獲ってからがスタートだと思っている」と中村の持つベルトに照準を絞った。
現在、RISEのライト級は中村寛(BK GYM)が王座に君臨。11月2日に決勝が行われた「RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament」で優勝を飾り、世界王座の設立もアピールしている。奥山はこの状況を鑑みてか「もし王座を返上するなら王座決定戦になると思う。次はタイトル戦しかないと思う」とも語っている。

