ランキング1位の髙橋聖人を破った奥山雅仁がライト級王者・中村寛への挑戦アピール「1位に勝った。次はタイトル戦しかない」【RISE193】

山口(右)のパンチが鈴木を襲う(撮影・荒木理臣)

 ライト級ではこの日、第2代REBELS-BLACK 60kg級王者の鈴木宙樹(RIKIX)がRISE初参戦を果たし、山口裕人(道化倶楽部)と対戦。3R終了間際にダウンを奪った上での判定勝ちを収めた。

 鈴木は元RIZINフェザー級王者・鈴木千裕の兄。2019年に第2代REBELS-BLACK 60kg級王座を獲得。2021年にボクシングに転向し、1戦1勝(1KO)の戦績を残すも、2022年には再びキックボクシングに復帰しONE、RIZINに参戦。昨年5月には「NO KICK NO LIFE」で韓国のムエタイ王者クォン・ヒョヌと対戦するもすねの骨折によりTKO負けを喫している。RISEには今年5月に参戦の予定だったが、練習中のケガで欠場。こんかいは仕切り直しの一戦だった。

 山口は今回から階級を下げての参戦。2021年から導入されたオープンフィンガーグローブマッチの中心選手として長く活躍。前戦は今年6月に行われた「200万総取りトーナメント“GACHI”」1回戦で木村“ケルベロス”颯太に判定負けを喫している。

  1R、圧をカケルスズキに山口は左ボディー、右カーフ、左ハイ。鈴木は右ローも距離が遠い。山口は左ミドル、「右カーフ。鈴木は左ミドルを返す。鈴木は左フック、右カーフ、左フック、右ハイ。山口は左右のフック、左ハイ。鈴木の左ハイを受けた山口が左ボディー。山口が詰めてワンツー。山口が右のオーバーハンド、左ミドル。鈴木の左ジャブに山口が左ミドル。鈴木が右ハイ。山口は左右のロー。鈴木は左ミドル。山口のワンツーからの左ミドルに鈴木は左ミドルの連打で対抗。