秋吉久美子が演出家とのやりとりを家に帰って一人で思い出し笑い。17日から音楽劇「三文オペラ・歌舞伎町の絞首台」でミュージカルに初挑戦

17日から上演開始

 また稽古場の様子について共演の渡部豪太が「美術がすごい面白い。多分、2025年の演劇でこんな美術は見たことがないと思いますし、前例がないような舞台。上から見たら十字架にも見えますし、人によってはどういうふうな捉え方をするか分からない舞台だと思うんですけれども、稽古ではこの中で我々が快活に、どう役を全うできるかということを探すのがすごく難しかった」と語ると秋吉が「っていうふうにみんな真面目なんですよ。一心不乱ですよね」と引き継ぎ、そして「最初“ロボットになっちゃうのかな?”と思ったぐらい。なんでしょう…。やっぱりルールがいっぱいあって、三浦さんとの会話が面白かったですね。“なんでここではこうなるんでしょう?”っていう普通の演出家と演技者の会話がね“ルールです”。 “あ~、はい。でも私、こういうふうに意味づけしたんですけど”“うん。自分で意味付けするんだったらそうしてもいいよ”って(笑)。うちに帰って一人で笑っていたんです(笑)」と演出家の三浦基氏とのやり取りを家に帰って思い出し笑いしていたことを明かした。

 共演は聖児セミョーノフ、もも(チャラン・ポ・ランタン)、大谷亮介、渡部豪太、星田英利、梅垣義明、エミ・エレオノーラ、真洋、松本実、安部聡子、奥津裕也、トースティー、藤井レオナ。同作は新宿FACEで17日から21日まで上演される。

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