HIROTSUバイオサイエンス、元従業員が不正競争防止法違反で書類送検と発表

HIROTSUバイオサイエンス、元従業員が不正競争防止法違反で書類送検と発表

 線虫がん検査「N-NOSE」の開発・販売を行うHIROTSUバイオサイエンスは2月5日、元従業員が千葉県警察本部より不正競争防止法違反の容疑で書類送検されたことを発表した。

 同社は「研究部員の元従業員が在職中に知り得た機密情報を取得し、加工し、漏えいした疑いが生じた」と説明。「外部弁護士を含めた社内調査を経て、捜査機関に元従業員を告訴。その後、当該告訴を端緒として、捜査機関による捜索差押え等の強制捜査が行われ、このたびの書類送検に至ったものと認識している」との見解を示した。

 元従業員が持ち出した機密情報の中には「当社が実用化した製品とは直接関係のない、検討段階の情報も含まれておりました」という。なお、元従業員は同社が提起した民事裁判において、同社の情報を持ち出した事実や第三者に当該情報を漏えいした事実を認めているとしている。

 同社は「研究開発型ベンチャーにとって、知的財産は重要な資産です。当社は、本件において、元従業員が強制捜査を経て書類送検に至った事実を重く受け止めております」とコメントし、今後について「機密情報の管理体制及びコンプライアンス体制の一層の強化に努めてまいります」としている。