三戸なつめ「小学校のころに習った礼儀を大人になるにつれて忘れちゃう」

映画『パディントン 消えた黄金郷の秘密』(5月9日公開)の舞台挨拶が8日、都内にて行われ、日本語吹き替え版声優を務めた松坂桃李、古田新太、吉田羊、三戸なつめが登壇。キャストたちがパディントンへの思いを語った。
イギリスの児童文学から生まれた人気シリーズ最新作。
3作目となる本作で7年ぶりの再結集となったパディントン役の松坂、ブラウン一家のお父さん役・古田、その娘ジュディ役の三戸。
今回の作品は、パディントンのふるさとペルーが舞台とあって、アドベンチャー感も満点、と一同。松坂が「地元に行くことで、パディントンがちょっと強気になる」と明かすと、古田も「それもあって、完成作を見たときに桃李にちょっとイラっとする」と茶々を入れ、松坂は「台本通りにやっただけですから」と苦笑。
三戸が「パディントンのドヤ顔も魅力的」とフォローすると、松坂が「ジュディが大人になってましたね、頼もしくなって」。するとまたしても古田が「絶対あれ、彼氏できたんだね」と言い、会場も大爆笑。
そんなパディントンは「礼儀正しい英国紳士」と三戸。「小学校のころって、礼儀を習うじゃないですか。でも大人になるにつれどんどん当たり前のことを忘れちゃうじゃないですか。それをパディントンが教えてくれるというか。“こうだったよね、みんな”と言う感じで気づかせてくれるから、パディントンを見ると純粋だった自分に戻れるので、いつもありがとうと思います。こうでなくちゃねと思わせてもらいますね、いつも」。今回、初参加する吉田も「心の浄化剤」と同意。パディントンも礼儀正しく“ドヤ顔”を見せていた。