窪塚洋介、松田龍平の意外な?一面を暴露「コミュ症っぽいじゃないですか、でも…」

 

 映画『次元を超える』(10月17日公開)の完成披露舞台挨拶が6日、都内にて行われ、俳優の窪塚洋介、松田龍平らキャスト陣と豊田利晃監督が登壇。W主演の窪塚と松田が5年ぶりの共演を振り返った。

 豊田利晃監督が『泣き虫しょったんの奇跡』以来、7年ぶりに手がける長編フィクション。

 孤高の修行者・山中狼介役の窪塚と謎の暗殺者・新野風役の松田は、豊田監督の『破壊の日』以来、5年ぶりの共演。

 窪塚は「今回は、役者・松田龍平と対峙する楽しさを存分に味わわせてもらった」と振り返りつつ「その前から飲みの場で顔を合わせることがあって。龍平って、けっこうコミュ症っぽいじゃないですか。LINEとか聞けなさそうじゃないですか。でも聞けるんですよ」と暴露し、松田も苦笑。

 窪塚は「龍平が豊田監督と『青い春』(2001年)をやっていて俺が『ピンポン』(2002年)をやっていて。認識したころの松田龍平と対峙するというエモい現象に陥ったりしながら本当に楽しい時間を過ごさせてもらった」と感慨深げ。一方の松田は「今回、現場でお会いしたらめちゃくちゃ日焼けしてて…まさに狼介だなって」と素朴なコメントで笑いを誘った。

 危険な宗教家・阿闍梨を演じた千原ジュニアも10代から豊田監督と親交があり、本作は『ナイン・ソウルズ』(2003年)以来22年ぶりの豊田作品出演。千原が「台本を読んでもさっぱり分からなかった」と振り返ると、窪塚も「豊田版『火の鳥』。普段見られないくらいの余白を持っている映画。その余白を皆さんの創造力で埋めてもらって。何を見せられてるんだろうと思うと思うんですけど楽しんで」と笑いを交えてアピール。豊田監督も「観客を宇宙の果てまでぶっ飛ばそうと思って作りました」と胸を張っていた。

 この日の登壇者は窪塚洋介、松田龍平、千原ジュニア、芋生悠、渋川清彦、豊田利晃監督。

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