ハリウッド実写映画版『ガンダム』はNetflixが配給?!監督やキャストも徹底検証!

アニメシリーズ最新作は前作超えの勢いで大ヒット公開中『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』配給:バンダイナムコフィルムワークス/松竹 ©創通・サンライズ

 日本でちょうど、人気アニメシリーズ最新作『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』(26)が劇場で封切られたばかりだが、アメリカから「ガンダム」関連の気になるニュースが飛び込んできた。

 大友克洋原作「AKIRA」と「童夢」、寺沢武一原作「コブラ」、浦沢直樹原作「MONSTER」など日本の人気漫画やアニメのハリウッド実写化の話は、これまでに何度も報じられては立ち消えになっていった。「機動戦士ガンダム」の実写長編映画も同じ道を歩むのかな…と思っていたら、なんとNetflixが配給に名乗りを上げていることを、ハリウッドの最新情報をいち早く届けることで有名な、業界人も御用達のアメリカの人気エンターテインメントサイト「Deadline」が独占で報じている。

 レジェンダリー・ピクチャーズ(『マインクラフト/ザ・ムービー』『DUNE/デューン』シリーズ)と日本のバンダイナムコが共同製作するハリウッド実写版『ガンダム』は、ジム・ミックルが監督と脚本を担当する。

 ミックルは製作費6万ドルという超低予算のホラー映画『ネズミゾンビ』(06)で監督デビューを飾り、その後ヴァンパイア・ホラー『ステイク・ランド 戦いの旅路』(10)や、若かりし頃のジュリア・ガーナー主演のカニバリズム・ホラー『肉』(13)、マイケル・C・ホール主演のクライムスリラー『コールド・バレット 凍てついた七月』(14)といったジャンル映画の佳作を連発し、DCコミックをベースにしたNetflixのファンタジー・アドベンチャー・ドラマ「スイート・トゥース:鹿の角を持つ少年」で監督・企画・脚本・製作総指揮を務め、大成功を収めた(同作は現在シーズン3まで製作されている)。ミックルはパートナーのリンダ・モランと共に『ガンダム』のプロデュースも務める。ストーリーはベールに包まれたままだ。

 気になるキャストだが、現在発表されている主演は旬な俳優2人、シドニー・スウィーニーとノア・センティネオ。スウィーニーは、センセーショナルなティーンドラマ・シリーズ「ユーフォリア/EUPHORIA」(19)でブレイクし、世界興行収入2.2億ドルの大ヒットを記録したラヴコメディ『恋するプリテンダー』(23)や、北米スマッシュヒットのホラー映画『IMMACULATE 聖なる胎動』(24)の主演を経て、アマンダ・サイフリッドと共に主演を務めたサイコロジカルスリラー『The Housemaid(原題)』(25)が世界興収3億ドルを突破する大ヒットを記録中(続編の製作も決定)。ハリウッドを代表する人気女優の1人で、インスタグラムのフォロワー数は2604万人だ。

 ノア・センティネオは、Netflixのドラマ「好きだった君へ」シリーズや、クライムドラマ「ザ・リクルート」シリーズで主演を務め、アレックス・ガーランドが共同監督を務め現在日本公開中の戦争映画『ウォーフェア 戦地最前線』(25)にも出演。今年10月に北米公開されるカプコンの人気ゲームをベースにした『ストリート・ファイター(原題)』(26)で主人公ケン・マスターズを演じている。最新主演作はヤルマリ・ヘランダー(『SISU/シス 不死身の男』)がメガホンを取る、あのランボーの前日譚『John Rambo(原題)』(27)で、現在タイで撮影中。インスタグラムのフォロワー数は1336万人だ。

 レジェンダリー・ピクチャーズは2021年にもNetflixと組んで『ガンダム』のハリウッド実写映画版の企画開発を進め、この時はジョーダン・ヴォート=ロバーツ(『キングコング:髑髏島の巨神』)が監督を務める予定だったが、結局製作は実現しなかった。

 NetflixとレジェンダリーはDeadlineの今回の報道に対しコメントを発表していないが、もし『ガンダム』実写映画版をNetflixが配給することが確定したら、このプロジェクト自体大きく前進するのではないかと予想される。続報を待ちたい。
(文・小林真里)

1 2>>>