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全国高校サッカー選手権を見て、サッカーとは愛と恩義のくり返しの文化だったことに気づく!〈徳井健太の菩薩目線 第269回〉

2026.02.20 Vol.web Original

“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第269回目は、全国高校サッカー選手権大会について、独自の梵鐘を鳴らす――。

 新宿区に拠点を置くJFL所属のサッカークラブ「クリアソン新宿」にハマって以来、サッカーの試合をよく見るようになった。年末年始に行われた第104回全国高校サッカー選手権大会もテレビで観戦してしまったし、何だったら関連する事前番組まで見てしまった。すっかりサッカーの虜。45歳を過ぎて、こんなにハマれるものがあるとは想像もしていなかった。

 事前番組では、決勝まで勝ち進んだ茨城県代表、鹿島学園の特集をしていた。なんでも、鹿島学園の選手の多くは大阪から入学してきた子が多く、準々決勝の大阪代表・興国高校との一戦は、特別な思いを抱えながらプレーしていたことが予想された。好きなことを続けるって、とても尊いことですよね。

 番組の中で鹿島学園の選手が、「僕のプレーで子どもたちに勇気を与えることができたら」といった話をしていた。まだ17歳、18歳の高校生が、です。僕はいまだに、「子どもたちに勇気を与える」なんて考えたことがないから、その言葉を聞いてシンプルにすごいなと感心した。しかも、鹿島学園を応援している子どもたちに話を聞くと、「鹿島学園の〇〇選手好きです!」と相思相愛。メッシ選手や三苫選手ではなく、鹿島学園の高校生を応援する――。僕はこの関係性に、自分自身が「子どもたちに勇気を与える」という発想にいたらない理由を覗いたような気がした。

 クリアソン新宿の試合を見るようになってから、イベントなどで選手と接するようになった。その中で、サッカー選手の多くが「サッカー教室」(というイベント)を開催していることを知った。こうした「サッカー教室」は、連綿と受け継がれていて、今、「サッカー教室」に参加している選手たちの中には、自分が子どものときに「サッカー教室」で当時の選手たちと触れ合ったという人も少なくないという。

 サッカーは、サポーターを第一に考えている。少なくても僕にはそう映る。勝利したときの喜びを分かち合うのも、第一にサポーター。サポーターあってのサッカーであって、事細かに説明することは難しいけれど、「ファン」とは質感が明らかに違うのだ。

 例えば、海外を想定すると分かりやすいかもしれない。ストリートでサッカーをしているような、決して裕福とは言えない子どもたちは、道具すらままならない。裸足でボールを蹴ることだって珍しくない。そんな子どもたちが、いつからかサッカークラブに所属するようになる。

 もちろん天賦の才能もあるだろうけど、誰かがサポートしなければ、その子が上手くなることはないし、サッカーを続けられることもない。道具を与えてくれたり、アドバイスをしてくれたり、そうした‟街のサポーター”たちがいるからこそ、路地裏から才能が開花するんじゃないかと思うんです。

 施しを受けた子どもたちが、いつかプロサッカー選手になったとき、その収入の一部を路地裏に還元することだってあるだろう。そのサイクルがあるからこそ、ストリートからサッカーはなくならない。どうして世界各地でサッカーをする子どもたちがいるのかと言えば、丸い球さえあれば誰でもでき、その姿を地域や町が見守るカルチャーがあるからだ。

 極端な例かもしれない。だけど、ここ日本でも、サッカーを通じて地域貢献じゃないけど、地域と子どもたちがクロスするような試みが息づいている。少なくても僕は、その雰囲気をクリアソン新宿から感じ取るし、先の鹿島学園の選手と子どもたちの発言を見ても納得してしまう。持続可能な思いが共有され、還元されていくからこそ、まだ高校生なのに「子どもたちに勇気を与える」といった発言が生まれるし、子どもたちも地元の高校生を全力で応援する――。

 僕が、そんな発言にたどり着けないのは、お笑い芸人から何か施しを受けなかったからだと思った。別に恨んでいるわけじゃない。ただ、学生の頃、あれだけ夢中になったお笑いなのに、芸人たちから何かしてもらったことがないのは事実。そして僕自身、芸人になって子どもや学生に何かを与えた試しもない。そりゃ、サッカーとお笑いは違うだろう。けれど、こうしたサイクルが息巻いている文化って強いよねと思う。ないものねだりなのかもしれないけれど。

 お笑いにそんな要素はなくてもいいし、求められていないかもしれない。とは言え、今の時代はお笑いを通じて社会貢献的な視野がないわけでもない。この先、もしかしたら、「あのときイオンモールのイベントで〇〇さんと交わした瞬間があるから、私は芸人になりました」なんて人が増えたり、M-1チャンピオンが「子どもに笑いで夢を与えたい」と言ったりする未来が訪れるのかもしれない。そのとき笑いは、どう僕たちの日常に根差しているのか、それはそれで楽しみなのです。

映画館に行けばまだまだ会える!パンダドキュメンタリー映画『パンダのすごい世界』を、観てきた!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2026.02.18 Vol.web Original

黒田勇樹です。

 先日無事終了した朗読劇「豆知識男VSライフハックガール」なのですが、見逃した方はアーカイブ配信が各公演上演日より2週間視聴可能ですので、ぜひいかがでしょうか?

 この作品は男女2人の朗読劇でして、五輪でフィギュアスケート ペアのりくりゅうペアが金メダルを取って、なんか世間にペアブームが来ているような気もするので。いや関係ないか…。

 では今週も始めます。

THE RAMPAGE 浦川翔平、東京の新“回復”スポット高輪SAUNASを体験してきた〈BUZZらないとイヤー! 第117回〉

2026.02.17 Vol.Web Original

 16人組ダンス&ボーカルグループ THE RAMPAGEのパフォーマーとして活躍する一方で、MA55IVE THE RAMPAGE、EXILE B HAPPYのメンバーとして、またDJ Sho-heyとして、日々バズることについて思いを巡らせている浦川翔平が、BUZZの中心に乗り込んだり、その兆しを探りながらBUZZのワケを探る連載企画「BUZZらないとイヤー!」。THE RAMPAGEの最新ツアー「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2026 “(R)MPG”」の開幕が迫るなかで、リハーサルには自然と力が入り、緊張感も増してきているであろう、今日この頃。翔平さんは高輪ゲートウェイに誕生したばかりの「高輪SAUNAS」で英気を養います。(撮影・蔦野裕)

 

 JR高輪ゲートウェイ駅を中心に線路沿いに広がる新しい街・高輪ゲートウェイシティ。2025年3月に第1期エリアの街びらきが行われてから、まもなく1年になりますが、今も街は横に、上に、何よりもより魅力あふれる施設へと成長し、東京の風景にもなじんできました。

 昨年9月には商業施設「ニュウマン高輪」が開業して、よりにぎわいと親しみのある街へと変ぼう、国内外からも多くの来訪者を集めています。そのなかで、またひとつ注目を集める施設が加わりました。2月9日に「高輪SAUNAS」がオープン。サウナを愛する人たちから熱い視線とリスペクトを集め続ける「渋谷SAUNAS」に続く、株式会社TOYOKEによる「都市での休息と回復」をコンセプトに掲げた新しいサウナ施設です。

 サウナは大好き。少し前になりますが、ツアーの遠征先でもメンバーと連れ立って行くこともあると話していた翔平さん。「久しぶりだ、サウナ!」と、高輪ゲートウェイシティに足を踏み入れました。

 エスカレーターでニュウマン高輪の5階まで上がり、案内に従って明るいフロアを歩きます。「高輪SAUNAS」は建物の北から東側の一角にあって、エントランスの前には、サウナを利用しない人も使えるサウナ併設のカフェ「= CAFE」もあり、この日は、すでに「ととのった」と思われる人たちがドリンク片手に談笑中でした。

「……サウナハットを持ってくればよかったなあ」と、翔平さん。エントランスのショーケースにならぶサウナグッズを見て「しまった!」の表情です。気を取り直して、靴をシューズボックスに入れ、鍵についているQRコードを端末にかざして手続きを済ませて入館です。

 明るかったニュウマン高輪のフロアに比べると、館内は照明が落とされていて落ち着いた雰囲気。「サウナだー!」と翔平さんの足は軽やかですが、気持ちのほうは“ととのい”の方向へとゆっくりと向かっています。

香りも回復には重要な要素!

 浴室は男女で分かれていて、サウナ室は男性は5室、女性は3室。男性も女性も2種類の水風呂と湯船を完備しています。それに加えて、植物を使ったトリートメントのウィスキングやグループで貸切できるプライベートサウナも備えています。

「サウナ室、いろいろあるんですね」と、翔平さん。この日はオープン前とあって、男性も女性用のサウナ室もお試しできるという男女ミックスの環境で、水着に着替えましたが、普段は男女とも裸での利用です。

 男性エリアのサウナ室は、深い水風呂を囲むように、螺旋を描くユニークな構造の《Arc(アーク)》、壁面から拡散されるエッセンシャルオイルの香りに包まれる機構を持つ《Valo(バロ)》、高輪の街並みを眺められる《Paorama(パノラマ)》、ネイティブ・アメリカンの儀式で用いるスウェットロッジをモチーフにしたインスタレーションサウナ室《Hamon(ハモン)》と、それぞれサイズもデザインも特徴も違います。

 深い水風呂と相対するように位置しているのが《Sound(サウンド)》。最大40名を収容する一番大きなサイズのサウナ室で、劇場の様にベンチがすり鉢型に設置されています。ハイレゾ対応の高音質なサウンドシステムが入っていて、アウフグースなどのプログラムに対応しています。

「アウフグース……? 初めてです、たぶん」と、翔平さん。

ネオジャポニズム!映画『どうしようもない10人』が、どうしようもなかった(褒めてる)件【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2026.02.11 Vol.web Original

 黒田勇樹です。

 今年一発目の作品、朗読劇「豆知識男VSライフハックガール」が8日に無事終わりました。

 今回も出演者の皆さん、スタッフの皆さん、関係者の皆さん、そして足を運んでくださった皆さんのお陰でいい作品になりました。

 次回作についてはまた改めて。

 では今週も始めましょう。

2月どうもです🏹🍫〈Girls² 小田柚葉の柚葉24じ 第106回〉

2026.02.10 Vol.web Original

こんにちは!柚葉です🍋🩵
2月どもどもって感じで✋🏻

世の中は、テスト期間だったり、受験だったり、中にはもう春休み入ったよぉって方もいらっしゃるのかな?!

皆さんいつもお疲れ様です😊
よく頑張ってますね!!!!!

毎年今くらいの時期になると、「受験で緊張やばいです」みたいな受験関係のコメント?が多く届くのですよ!
私はめちゃくちゃ勉強して受験みたいな経験をしてこなかったので、あまり下手なことは言えませんが、、、、
ひとつのことに一直線に頑張っていれば、私は絶対に叶うと思ってます。信じてます。

目標とか夢があるってまじで素敵なことで、自分が興味の湧くものに出会えるのもそう簡単なことではないっていうか笑

⬆️これ大人になって特に感じること笑
だから、やってきた自分だけを信じていればいいんです!!

コア受けな漫才も世帯受けな漫才もどちらも大事、「漫才万歳」! 『M-1グランプリ』万歳!〈徳井健太の菩薩目線 第268回〉

2026.02.10 Vol.web Original

“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第268回目は、‟ある思いやり”について、独自の梵鐘を鳴らす――。

 末の風物詩になったこと、そして街の景色を変えてしまうほどの一大イベントになったのだなと胸が熱くなる。

 その日、僕はライブを観に行くために、大江戸線の六本木駅へと向かっていた。大江戸線は地中深くにホームがあるため、エスカレーターに乗ろうものなら、その先が見えないくらいずんずんと地下に潜っていく。六本木駅に到着して地上を目指すために、再度果てしないエスカレーターに乗っていると、交差する下りのエスカレーターに乗っていた40代ほどの男性が中座、もっと言うと、かなりしゃがみ込むような状態で僕の方へ近づいてきた。しかも、その顔はどこか嬉しそうな感じが漂っていた。

 無数の人がエスカレーターを利用する中、その男性だけがしゃがんでいるわけだから、どうしたって目立つ。違和感を通り越して、不審。「まさか盗撮でもしているのか? こんなにたくさんの人がいるのに堂々と?」。すれ違う瞬間まで、その男性が降りてくる様子を目で追いながら、僕はよからぬことを想像していた。

 だけど、周りは一切とがめる雰囲気はない。それどころか、スマホを取り出し、その男性……ではなく、その背後をなにやら撮影している。何だろうと思って、視線を男性から後方へ移すと、しゃがんでいた男性の後ろには、『M-1グランプリ』2025のテーマである「漫才万歳」という大きな広告がドカンと掲げられていた。エスカレーターを上がってくる人の多くが、目に飛び込んでくるその看板を撮影するためにスマホを取り出し、思い思いに撮影していたのだ。なるほど。しゃがんでいた男性は、自分が広告に被らないようにかがむことで、撮影者に気を配っていたというわけだ。あの笑みも、気を遣うことに対する何とも言えないこそばゆさみたいなものだと思うと合点がいった。僕は誤解をしていたことを申し訳なく思うと同時に、素敵な人とすれ違うことができて、妙な高揚感を覚えた。

 しゃがんでいた人は、広告に気を配れるくらい周りが見えている人だから、きっと「しゃがむ」ことで、「盗撮や痴漢の疑いをかけられるような不審な動き」になっているだろうことは理解しているはず。リスキーな反応をされるかもしれないと分かっていながら、それでもこの時期だけに現れる『M-1グランプリ』の広告を優先し、自分はフレームの外に消える――、一時的にこの世界からいなくなる判断ができるなんて、きっと優しい人に違いない。

 些細な善意は意味がないと言われがちだし、自分が褒められるわけでもないのに、誰かのために行動に移せる。無数の人が昇降するエスカレーターの中にあって、ただ一人周りに気を遣っていた、あの男性に幸あれ。そして、こんな瞬間をもたらすほどに、『M-1グランプリ』は道行く人、一人ひとりにとって無視できないものになったんだなと思った。

 もしかしたら、『M-1グランプリ』はお笑いそのものよりも大きな光を放つものになってしまっているのかもしれない。例えば、テレビで放送されるお笑い番組やバラエティ番組。最近では、世帯視聴率以上にコア視聴率が重視されることが珍しくないけれど、僕個人はどちらも大事だと思っている。とりわけ、世帯視聴率に対するこだわりが強い。自分自身にコア層のファンが少ないということもあるから、コアよりも世帯を意識してしまうんだろうけど、家族や友人と集まったときに、‟なんとなく知っている”‟なんとなく見る”といった存在があったほうがヘルシーだと思うんです。

 つい先日も居酒屋でこんなシーンに遭遇した。隣で話していた60代くらいのおじさんグループの一人が、「魚みたいな名前の漫才やるコンビ……あれって何っていうんだっけ? ホラ、俺たちと同じくらいの年で」と記憶をたどっていた。ひとしきり該当しそうなコンビ名を挙げたところで、ある一人が「錦鯉?」というと、「それだ!」と声を大にして笑っていた。お笑いファンにとっては、「錦鯉」は当たり前の存在でも、世間一般ともなればそんなものだったりする。だけど、それくらいの認知の人たちを笑かすのが芸人の仕事だし、腕の見せ所でもある。幅広い世帯に対してアプローチしていくことも、やっぱり忘れちゃいけないよねって。

 あの日、「漫才万歳」の広告を撮影していた人たちは、普段はそんなにお笑いに関心がないかもしれない。だけど、『M-1グランプリ』というスーパーコンテンツのおかげで、世帯もコアも融和した。しゃがんだ男性は、めちゃくちゃお笑いが好きで、『M-1グランプリ』のすごさを理解しているコアなお笑いファンのような気がした。その男性とすれ違うように写真を取っていた人たちは、世帯的な視点でお笑いを楽しんでいる人……だとしたら、交差する世界はなんて美しいんだろう。健全な社会に立ち会えた気がして、僕の足取りはスッと軽くなった。

とっっっても面白かった映画『ランニングマン』を全く楽しむことが出来なかった理由を徹底解説!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2026.02.04 Vol.web Original

 黒田勇樹です。

 三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュースvol.21
朗読劇「豆知識男VSライフハックガール」が絶賛上演中です。

 素敵な感想も寄せられていて、手応えを感じる日々となっております。

 公演は選挙の投票日の8日まで。ぜひこちらにもお越しください。

 では始めましょう。

THE RAMPAGE 浦川翔平、ガトーショコラで新しいチョコレート世界の扉を開く〈BUZZらないとイヤー! 第116回〉

2026.02.03 Vol.Web Original

16人組ダンス&ボーカルグループ THE RAMPAGEのパフォーマーとして活躍する一方で、MA55IVE THE RAMPAGE、EXILE B HAPPYのメンバーとして、またDJ Sho-heyとして、日々バズることについて思いを巡らせている浦川翔平が、BUZZの中心に乗り込んだり、その兆しを探りながらBUZZのワケを探る連載企画「BUZZらないとイヤー!」。2026年も動きまくると決めた翔平さん。初動は、ガトーショコラ専門店「Minimal The Baking 代々木上原」でチョコレートとガトーショコラの新しい扉を開きます。

 

「わあっ、ガトーショコラって、おもしろいですね」

 店内に翔平さんの声が響きます。カウンターに座って、こだわりのガトーショコラを一口、そして氷の揺れるグラスを口に運んでゴクリ。翔平さんの手は全然止まりません。

 翔平さんが訪ねた「Minimal The Baking 代々木上原」は、厳選した良質なカカオ豆を使って職人がひとつひとつ手仕事でチョコレートの製造を行う“Bean to Bar Chocolate”ブランドとして知られる「Minimal」が新しい挑戦として始めたガトーショコラの専門店。代々木上原駅からは歩いて数分というロケーションですが、路地裏にあって気をつけないと見逃してしまいそうな隠れ家的なお店です。「こっちだよってついて来たんですけど、どこに連れていかれるのかと思いました」と笑います。

隠れ家のようなお店の中は北欧っぽいほっこり空間……やっぱり半袖の翔平さん

 

 お店を構えてから7年。最初は王道のガトーショコラ2種を店頭に並べてスタートしたそうですが、「新しいチョコレートの魅力を伝えたい」という思いとともにチャレンジを続けてきました。

 使っているカカオ豆、レシピ、火入れや発酵などの製法の違いで異なる風合いを出し、季節限定の商品も加えながら、いつでも3系統全6種類、そして他のケーキを加えた7種を店頭に並べています。

「いらっしゃるのは20代から30代の方、女性が多いですね。旬の食材などを使った限定商品を目的に何度もいらっしゃる方も多いです」と、店長の力武さん。「ここのところ寒いので平日はゆっくりですが、週末には列ができます。バレンタインデーも近いので、そろそろ1年でも忙しい時期になりますね」と続けます。

「いろいろな種類があるんですね。ガトーショコラは大好物ですけど、この焼き菓子風の《ベイクド》のイメージでした。これは白くて苺が乗ってるし、こっちの《生》というのに乗ってるのはジャムかな」と、翔平さんも興味津々です。

ガトーショコラにアガる翔平さんですが、その瓶は……?

 ウッディで温かみのある店内には8席のカフェスペースがあり、ガトーショコラの食べ比べができます。力武さんやスタッフが厳選したコーヒーや紅茶などとのペアリングも体験できます。

 食べ比べやペアリングは、食べやすいサイズにカットしたガトーショコラ3~4種をお好みやおすすめのドリンクと一緒に味わいます。「こういう時はどうやって選んだらいいんだろう……お任せしたほうがいいのかな」と翔平さんは力武さんの様子を伺います。

「お好きなものを選んでいただければ……」と力武さんはニヤリ。というのも、翔平さんの視線がカウンターに並んでいたクラフトビールの缶に注がれているのに気づいたようで……?

 翔平さんは「食べたいガトーショコラを選んでペアリングするんでしょうけど……飲みたいお酒に合わせるって考え方もありですか?……あそこの瓶が気になって。それとビールも。で、ラストはコーヒーでしめたい」

着物をアップサイクル〈黒谷友香の友香の素。vol.389〉

2026.02.01 Vol.Web Original

 皆さん、こんにちは! お元気ですか?

 写真は1月に発売された雑誌「クロワッサン」(1158号)のロケオフショットです。私が着ているのは、母から譲り受けた着物。私のサイズに合わせる為に、切り継ぎという手法で着物に手を加え、アップサイクルをしました。胸元や上前などに黒地の布があるのがわかりますか?この部分が切り継ぎの場所。職人さんの手描きの露芝文様が描かれています。全く別の印象の生地を切り継ぎし、素敵な着物として生まれ変わりました。こうして、母の着物を受け継げたことは、本当に嬉しいです。これからも大切にしたいと思います。

 撮影の際、スタッフの方々と一緒に、いくつかの帯からこの帯を選びましたが、本当に帯によって印象がガラリと変わるんです。そこがまたお洒落を愉しむポイントの一つですよね!今回この帯にして良かったですし、とても勉強にもなりました。皆さんも、もし箪笥の肥やしになっている着物があったら、アップサイクルしてみてはいかがでしょうか?

主催に才能やカリスマ性、責任感と話題性があれば、お笑いでも音楽でも福袋的ライブは成功するはず〈徳井健太の菩薩目線 第267回〉

2026.01.30 Vol.web Original

“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第267回目は、シークレットライブについて、独自の梵鐘を鳴らす――。

 前回の『菩薩目線』で、ライブはもっと福袋的な見せ方があっていいと触れました。例えば、「ライブハウスの店長オススメのバンド3組」とか、そのライブハウスにゆかりのある有名アーティスト〇〇がオススメする「今、見るべきバンド3組」とか。その際、演者の名前はあえて出さない。「この人がオススメするんだから面白そう」というお客さんの興味、その一点突破に思いをかける。

 昨今、ハズレを引きたくない人が増えているから、こうしたシークレットライブは悪手になるかもしれない。だけど、音楽ファンを信用するという意味においては、やってみる価値はあるのではないかと思うんです。というのも、お笑いの世界では、昨年8月に似たようなことを実際にやっているから。

 きっかけは、はんにゃの金田と小薮さんの口論だった。といっても、酒の席で金田が一方的に「東京の方がすごい」とまくし立てた結果、小藪さんが「だったら白黒つけようやないか」と腰を上げただけなんだけど。その一部始終は、YouTubeチャンネル『ざっくりYouTUBE』で確認できるので、まだご覧になっていない方は時系列を追ってみると面白いと思います。

 ベロベロとはいえ、「大阪すごいですけど、東京の方がすべてにおいて上なんで」などと言ってのける、金田のよく分からない根拠はどこから来るのか分からないけど、こうして去る8月、『東京芸人vs大阪芸人 どっちがおもろいか見てるお客さんの投票で決める!!』と題したライブが、ルミネtheヨシモトで行われることになったのだ。

 このライブは、先鋒戦から大将戦まで――つまり、東京から5組、大阪から5組が登場し、対戦するというものだった。しかも、東京からは「くまだまさしさんが参戦する」「大阪からは天竺鼠が参戦する」という情報以外はシークレット。当日、残りの8組は誰が登場するのかまったく分からないままチケットが売り出されたにもかかわらず、飛ぶ鳥を落とす勢いで完売。この背景には、YouTubeで小薮さん、そして金田が定期的に「東京VS大阪」を煽っていたことも大きいけど、何にしてもやり方次第でシークレットライブは、話題性や購買力を向上させることができる――。物語に加え、小藪さんと金田というブランド力があるからこそ、秘匿性が話題性へと裏返ったのだ。

「一体、誰が登場するんだろう?」。そんなワクワクが渦巻いている中に登場したのが、我々、平成ノブシコブシである。金田から直接オファーがあって、僕らは受けることにしたものの、実は僕たちですら誰が東京代表として選ばれているのか、そして小薮さんが誰を大阪代表にしているかも知らなかった。だからなのか、僕らも妙な緊張感を抱えながらルミネに向かったし、何とも言えない高揚感を覚えながら出番を待っていた。

 幕が開けると、大阪代表はチュートリアル、笑い飯、NONSTYLE、ちゃらんぽらん富好、天竺鼠。瀬下にいたっては、このライブが本格的な復帰の場というサプライズ。対して、東京代表は僕たち平成ノブシコブシ、ザ・パンチ、インポッシブル、くまだまさし、品川さんと脇田さんの即席コンビ・シナガワッキー。どう考えても弱すぎます。僕だって、こんなこと言いたくない。でも、小藪大阪最強打線に対して、我々金田東京軍の線の細さったらない。金田、そりゃないって。東京代表の芸人は、みんな、「たぶらかされた」と思ったに違いない。

 大将戦は、シナガワッキー VSチュートリアルだった。M-1王者であるチュートリアルさんに、即席コンビが立ち向かうって……。竹やりを持たされた品川さんと脇田さんのことを思うと、僕らは袖で、無能な指揮官をうつろな目で見つめるしかなかった。金田ぁ、金田よ。

 金田はひどく反省していた。でも、結果的に金田の小薮さんに対する根拠のない一言がなければ、この興行は実現しなかったわけで、その一点だけでも金田はスーパーファインプレーをしたと思う。当日、誰が登場するかも分からないのに、たくさんのお客さんが来て、「面白い」と言ってくれたのは、金田の野心があったからじゃないか。

 それに、このフォーマットはいろいろなことができそうじゃないか。小薮さんがオススメする大阪若手5組VS金田がオススメする東京若手5組の「東西若手死闘編」とか。あるいは、「テレビ向きじゃないけど見て損のない東西芸人地下闘技場編」とか。そういった可能性があることを示したという意味で、僕は『東京芸人vs大阪芸人 どっちがおもろいか見てるお客さんの投票で決める!!』はとても素晴らしいライブだったと思うし、その第一回目に登場することができてうれしかった。

 それなのに、金田はそこまで考えていないから困った。しかも、ひどくダメージを負ったようで、「もうやりたくない」らしい。自分で始めた物語を、自分で終わらすスピードが早すぎるだろ。お前の無鉄砲の発言が奇跡みたいなライブを作ったんだから、そんな簡単にやめるなんて言うなよ。何も考えずにやってみたらいい。東京芸人の監督がはんにゃ・金田ってところを含めて面白いんだぜ。だから、次回はもうちょっと策を練ろうな。

精子が歌って踊る『スペルマゲドン 精なる大冒険』はイカれた保健体育映画だった!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2026.01.28 Vol.web Original

 黒田勇樹です。

 三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュースvol.21
朗読劇「豆知識男VSライフハックガール」が昨日(27日)から始まりました。

 いい感じに仕上がってます。

 日替わりのメンバーでの朗読劇。仕事が終わってからでも間に合う時間から開演ですので、ご興味のある方はぜひ。

 では今週も始めましょう。

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