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「TOKYO TOWER HIGHBALL GARDEN ROOFTOP ジンギスカン」好評開催中!

2016.03.28 Vol.663

季節の変わり目、花粉もいっぱい飛んでいるみたいだけど、みんなは大丈夫? 僕はあったかい季節が大好きだから、お花見を楽しんだり、外でいっぱい遊んだりしているよ。

 お花見もそうだけど、暖かくなったら、お弁当やBBQなど屋外で食べるのが僕の楽しみのひとつなんだ。そんな僕も大好きなのが、現在東京タワーで開催中の、マザー牧場名物のジンギスカンが楽しめる「TOKYO TOWER HIGHBALL GARDEN ROOFTOP ジンギスカン」。

 お弁当やBBQもいいけど、準備と手間がかかるのがちょっと…という人でも手軽に楽しめるのがいいんだ。食材やBBQの道具、そのほか重たい飲み物や、コップやお皿などこまごましたものを用意するのって意外と大変だよね。でも「TOKYO TOWER HIGHBALL GARDEN ROOFTOP ジンギスカン」では、会社や学校帰りに手ぶらで来て、食べ放題・飲み放題でジンギスカンが楽しめるんだから、とっても便利だと思わない?

 ライトアップされた東京タワーを真上に臨み、4本の塔脚の内側に位置する、フットタウンの屋上スペースは、東京タワーの鉄骨の迫力と美しさ、ライトアップの優美さを間近に体感できる、知る人ぞ知る穴場スポット。そんな穴場スポットで、マザー牧場創業以来の伝統のラム肉のほか、牛肉、豚肉、各種野菜も120分間食べ放題。飲み放題ドリンクも、新登場の「ビームハイボール」はもちろん、生ビール、赤ワイン、ソフトドリンク等を取り揃え、最強メニューでみんなを待っているよ。

 ライトアップされた東京タワーの真下という最高のシチュエーションを最大限に生かした超穴場スポットで、美味しいジンギスカンをぜひ堪能してね!

「TOKYO TOWER HIGHBALL GARDEN ROOFTOP ジンギスカン」
【開催期間】9月11日(日)まで ※雨天中止
【営業時間】17〜22時30分(L.O.22時) ※4月29〜5月1日、5月3〜5日、5月7〜8日は12時〜
【開催場所】東京タワーフットタウン屋上
【料金】マザー牧場ジンギスカン 120分食べ放題&飲み放題 男性:4500円、女性4000円、未成年(中学生以上):3000円、小学生2000円、4〜6歳:1000円
【席予約・問い合わせ】TEL:070-2823-4803(16〜21時)

小池百合子のMOTTAINAI 莫大なCM代も不要。トランプ氏の大胆な広報戦略はすごい。

2016.03.28 Vol.663

 わが国でアメリカ大統領選挙がこれほど関心の的になることがあったでしょうか。モーニングショーから昼の情報系番組、そして夜のニュースと、朝から晩までトランプ候補のオンパレードです。放映時間を広告費に換算すると、何十億、何百億円に相当するでしょう。

 アメリカ大統領選挙には莫大なお金がかかるとされます。4年前のオバマ陣営が約20億ドル、ロムニー陣営もその半分程度、9億ドルを投じたといいます。ほとんどの費用はテレビCM代に化けます。候補者の政策を訴えるというよりは、相手候補を徹底的になじるエゲツないCMが多いのが特徴です。候補者本人は紳士淑女ぶりを訴えながらも、CMは本音を晒しだしているのです。

 今回、トランプ氏は「メキシコの不法移民阻止のために国境に壁を築く。費用はメキシコもちさ」「イスラム教徒の入国を禁じる」と激烈な言葉を発してはアメリカはもとより、世界のメディアが報じています。結局、トランプ氏は莫大なCM代を払わずに済む。自費で選挙戦を展開している大金持ちのトランプ氏は「莫大な費用を人からかき集めている」と他候補を攻撃し、国民のルサンチマンを晴らしながら大統領選の階段を登りつめようとしているのです。ある意味、天才的といえましょう。

 パレスチナ人の友人はトランプ支持者です。中東問題でトランプ氏が「自分は中立」と発言したからだとか。ホワイトハウスはイスラエルのアメリカ支部だと言われるほど、アメリカとイスラエルの関係は極めて密接ですが、このトランプ発言はまさに画期的です。

 アメリカ国内のユダヤ系人口700万人を、すでにイスラム人口が上回ったとの説もあります。グローバル企業やメディアでのユダヤ系の影響力もトランプ氏からすれば「So What!」(それがどうかしましたか)なのでしょうか。

 同盟国日本としてもこの選挙から目が離せません。(自民党衆議院議員)

大谷ノブ彦 カタリマス! 最終回 好きなことを貫けばいい。 

2016.03.28 Vol.663

『キキマス!』が24日で最終回を迎えました。このコラムが世に出る28日には、ニッポン放送では新しいお昼の番組が始まってますね。僕もようやく終わったんだっていう実感を感じてるころかもしれない。でも、他の仕事をどんどん入れてますから、浸ってる余裕もないかもしれないけど。

 2年間『キキマス!』をやってきたなかで、本当にいろいろ経験させてもらって、勉強もさせてもらいました。振り返ることはまだできないですけど、自分が人に興味を持つようになったことは感じますね。そして人間がすごく好きになった。番組に来てくれた人はもちろん、それ以外の場所で会う人。とにかく、会う人みんなが。これって自分にとって、とても大きなことです。

 自分が何をしたいのか、自分はラジオで何ができるのかっていうことも分かった気がしています。お昼のラジオっていう新しい場所にやってきて、時間とか関係なく自分らしくやろうって気持ちを持ちつつも、どうしたら良くなるのかを考えながらいろんな意見を聴きながら試行錯誤もして。「お昼の番組だからこういう曲をかけたほうがいい」「大谷さんがパーソナリティーなんだからロックばかりの選曲でいいんだよ」「もっと発信すべき」「いや、リスナーに寄り添うべきだ」。どの意見も番組を良くしたいという想いから発されてるんだけど、見事にバラバラでした。それでも「人の言うことを聞いてみよう」って考えていたところもあるから、いろいろやってみて、また他の意見をって繰り返して。それでたどり着いたんですよね、パーソナリティーが好きなことを貫けばいい、それがラジオだって。パーソナリティーが楽しんでいるってことがそのまま伝わるのがラジオなんだって。ポップミュージックやアイドルの理屈とは違うんだと思います。僕がラジオが好きだったのも、そういう理由だったのになって。改めて、それを確認させてもらいました。

 それに気づいたから、最後の2カ月はすごく良くなっていったと思います。グルメを語るはずのコーナーのテーマがゴリラになったり、歌謡曲になったり。音楽やスポーツについて、とことん語ったり。本当に好きなようにやらせてもらいました。選曲もさせてもらいましたしね。……もう、後の祭りだけど、選曲は、もっと積極的にやるべきだったかなあ。曲の素晴らしさを伝えるってことでは、俺が一番だって自信があるからさ。だから、そのエネルギー、すごく残ってるんですよ。どなたか、早いうちに、僕を捕まえて。 

 またこういう機会があったなら面白いことができる気がしています。いい話、お待ちしていますよ〜!

黒谷友香「友香の素」vol.161 チューリップも伸び悩み?

2016.03.28 Vol.663

 春はお花見が楽しみな季節。私は先日、京都の長岡天満宮に梅を見に行ってきました。御祭神の菅原道真公は梅をこよなく愛していたそうで、紅梅白梅約200本の梅が植えられています。お天気にも恵まれて、良いお花見ができました。梅に続いて次のお楽しみは桜ですね! 今年も友達とお花見に行く予定です。

 そうそう、お花見でもう一つお楽しみがありました! 去年の秋に植えたチューリップです。347個の球根を友達2人で植えました。それがちらほらと顔を出し始めたのですが、今年のチューリップはちょっと様子が違います。よく見てみると…土から10センチくらいしか顔を出してないのに、つぼみがそこにあるのです! チューリップって茎が長〜いのが特徴。その長〜い茎の先につぼみがあるのが毎年の光景でした。それが、高さ10センチのところにふっくらとした立派なつぼみを付けていて、それが今にも咲き出すような感じなのです。「イヤイヤ、まだ咲くのは早いよ、咲くのはもう少し茎を伸ばしてからだよね?」っと慌てて他の場所に植えてあるチューリップを見に走りました。が、こっちでもあっちでも高さ10センチにつぼみを付けている! 一体全体どういうことなの、チューリップ〜?! 去年の秋から色とりどりに咲き誇る背の高いチューリップガーデンを想像して楽しみにしてたのよ。それが背が低くてグランドカバーにぴったりな芝桜のように、地面から10センチでもうお花。マジですか〜〜?!

 どうしてそうなったかを調べてみると、チューリップの球根は、低温に合わないと花茎が長く伸びないんですって。そういえば、冬物衣料の売れ行きが伸び悩んで服飾業界は大変だな〜なんて思ってたな。そこまで寒くなかったもんね。でもまさか、チューリップの花茎まで伸び悩むとは…。トホホだけど、今年の短いのもポコポコっとしてて可愛いからいっか(笑)。

格闘家イケメンファイル Vol.45 ZSTの剛腕 藤原 敬典(ふじわらけいすけ)

2016.03.27 Vol.663

 小柄ながらガッチリとした体。そして整った顔。ZSTのイケメンといったら忘れてはならない藤原敬典が満を持して登場。格闘技を始めたきっかけもなかなかのイケメンだ。

「美術系の専門学校に通っていた時にキックボクシングジムに入りました。高校生の時にテレビでK-1を見て、武蔵選手がかっこいいなと思ったことはありましたが、自分で格闘技をやろうとは思っていませんでしたし、キックボクシングも単なる趣味程度の気持ちでした。実際正義感が強く、その強さゆえいろいろなことを見過ごすことができなかったので、危険な事に巻き込まれるかも知れないと思って(笑)。身を守るというのもありますし、家族や大事な人を何かあった時に守れないといけないと。でもやっていくうちに、これって実戦で使えるのかなと思うようになり、練習試合に出るようになった。1度出ると自分のダメなところが分かり、それを修正して出ると、またダメなところが分かり…というのを繰り返しているうちに、だんだん試合に出る回数が増え、プロへという流れになりました。総合格闘技にいったのは、よりリアルを求めたから。キックボクシングも魅力的ですが、組んだり、ブレイクがあったり、転ばされても立つまで待ってくれたりするので、実際に何かあった時には対応できないんじゃないかと。実際に何かを守らなきゃいけない時は、誰もブレイクなんて言ってくれないので、寝技とかも想定しないといけないと思ったんです。それで実戦の強さというものを求めた時に、よりリアルなのは総合かなと(笑)」

 趣味程度のつもりで始めた格闘技も第一線のプロとして活躍し続けること約10年。そこにはひたむきな努力があった。

「20過ぎてから始めたので、最初からスタートが遅いという自覚はありました。ですから小さなころからやってきた選手と同じことをやっても対等にならないという思いもあり、もともと好きだった武蔵選手のように、サウスポーとオーソドックスの両方ができるように練習をしました。もちろん今も両方使えますし、そんな感じでいろいろ工夫することで、キャリアの差を埋めようという試みもしています。ストレートにいってもダメなので、人と違うことをやって強みにしようということですね」

 キャリアの短さを工夫と挑戦でカバー。その陰にいるのは、なんとニャンコ?!

「キャット観察が趣味なんです(笑)。あいつらの動きとかすごくて、いろいろ参考になる。家でスコティッシュフォールドを1匹飼っているのですが、猫じゃらしをやりながら、利き手とかあるのかな…とか、どの角度が一番見ずらいのかな…とか観察して、格闘技の参考にしようと(笑)。猫の動きを観察して、いかにバレずに相手に触れるかというのを考えています。動きや錯覚を利用し、相手が気づかないうちにパンチを当てられたらすごくないですか(笑)」

 猫の話になるとデレデレの藤原。4月17日には新宿FACEで試合を行う。

「相手は1個上の階級の現ZSTフェザー級チャンピオンの加藤惇選手。僕はバンタム級ですが、チャンピオンが僕の階級まで落としてワンマッチを行います。これまで対戦したことはありませんが、背が高く、手足も長い。ヘタウマ系打撃って言われてますが、それはつまり素直にこなくて、すごくタイミングがとりづらいという事。実際対戦した人に聞くと、ジャブが見えない、タイミングが分からないと言う人が多い。当てるのがうまいので、みんなタックルでテイクダウンしようとするけど、体の力が強くて倒れない。そうこうしているうちに疲れてやられるパターンが多い。でも自分はいつものように分かりやすい試合をするだけ。近づいて殴る。基本的に試合中にタックルにいったことはありませんし、打撃しかできないので、ただそれだけ。だから単純で面白いんです。いかに打撃を当てるか。それ一点なので、結構緊張感もありますが、その緊張感も楽しんで下さい。最近では強くて生きのいい若い選手がたくさん出てきましたが、おじさんも負けないぞという熱いものをお見せします!」

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第44回 マイナスを気にするのではなく長所を伸ばしてプラスにすること

2016.03.25 Vol.665

 卒業のシーズンを迎え、たくさんの方々が一つの節目を迎えたと思います。自分も学生時代のことを思い出すと懐かしい気持ちになりますが、あのころはまだDANCEもやっていなかったですし、夢は大工さんになることでした。そこからいろいろな経験や出会いと別れを繰り返しながら今の自分がいます。あの時の自分からは想像もできないくらい変化や進化もしてきましたが、たくさんの点と点を線にして、線と線を面にして、面と面が立方体になり多角面な自分を作っていこうと今も日々努力しています。

 そんな面の一つでもあります、僕の個人活動の『EXILEパフォーマンス研究所』は引き続き“DANCE is SPORTS”をテーマに活動させていただいていますが、最近パラリンピアンのアスリートの方に会って対談したり、試合を観に行ったりしています。先日リオパラリンピックの水泳の選考試合を観てきました、選手の皆さんそれぞれ障がいはあるのですが、僕が観ていて思ったのは不自由なことをマイナスにせず、むしろ自分の身体の使える部分を120パーセント以上で使えるように努力してプラスにしているんだなぁと感じさせられました。

 今の僕は手術後で、左肩が動かず踊れない状況なのですが、だったら動くところを思いっきり強化して今まで以上に動くようにしてしまえばいいんだ!と強く思わせていただきましたし、自分はまだまだ気合が足りないなぁと感じました。なので最近は左肩のリハビリとその他の部位の筋トレな毎日をストイックに送っています。

 やはりアスリートの皆さんはストイックですし、その競技に向かう真っ直ぐさは勉強になることばかりです。今年はオリンピック、パラリンピックイヤーということもあり、リオを目指す選手はもちろんですが、リオが終わった後の2020年東京オリンピック、パラリンピックに向かって、すべてのアスリートの皆さんが気合が入っていて盛り上がっているようにいつも感じます。引き続きこういった活動も含めパフォーマンスの向上に努めたいと思っておりますのでよろしくお願い致します。

 さて先日『Eダンスアカデミー』のシーズン3のキッズのみんなが卒業を迎えました。ちょうど1年前のこのコラムを読み返していたら、キッズのみんなのことを書いていました。初めて出会ったころは基礎もままならない状況で教えるのも大変でしたが、一つひとつ階段を登ってNHKホールという大舞台で堂々とお客さんを楽しませるDANCEができるまでになったことを本当にうれしく思います。僕たちがやっているストリートDANCEが教育番組になること自体に時代の変化も感じますし、まだまだやれることがあるんだなぁと思わせていただいています。そんな『Eダンスアカデミー』が4月8日からシーズン4に突入することが決定しました。新しい新入生と共に内容もさらに進化させて、もっとたくさんの方々がDANCEを通じて楽しんで頂ける番組作りを目指していこうと思いますので、シーズン4もどうぞよろしくお願い致します。

 これから新しく新入生や新社会人になる皆様、環境の変化などで戸惑うことだったり、壁にぶち当たることもあるかと思いますが、そんな時に僕たちの音楽やDANCEが皆さんの支えになったり背中を少しでも押すことができるように、軸をブラさず真剣にエンターテインメントと向き合っていきたいと思いますので、一緒に夢に向かって頑張っていきましょう。

“肉食男子を好む女性は肉食女子”という事実【脱こじらせへの道】第19回

2016.03.25 Vol.663

 こんにちは、田口です。

 最近ここでお金の話ばかりしていて、「田口、お金大好きなんじゃね?」と思われる方もおられるかと思いますが、みんなお金好きですよね。プロ野球の選手もそうじゃないですか!
 と、ちょっと時事ネタにも触れつつ…。

 今回は「肉食男子と草食男子、どっちが好き?」というアンケートをもとに、女性の性欲について触れてみようと思います。

 まず結果を見てみましょう。
 性欲があふれかえってますね。

 草食男子のブームはもう終わってます。流行っていたときは確かに興味を持つ女性は多かったと思いますが、今はそれほどでもない。
 世間一般にはもう流行っていないので、この数字もGIRL’S CHのユーザーだから特別に高いということはないんじゃないかと思います。

 しかしブームは終わっていますが、男性の草食化は確かに進んでいます。同時に女性の肉食化も進んでいます。
 ここで注意したいのは、「肉食だから草食が好き」ということではないということ。自然界の食物連鎖はそうなってますが、「肉食女子」「草食男子」という呼び方はあくまでキャラクターをたとえたもの。
 相性としては草食と草食、肉食と肉食のほうがあってますよね。

 つまり肉食男子を好む女性は肉食女子のはずなんですが、そういう人は自分が肉食女子だということは認めたがらない傾向があるように思います。
 もちろん、昨今の肉食女子ブームや、女性向けメディアで性に積極的な女性が多く登場していたり、肉食女子を自認する人も増えてきています。ですが、このアンケート結果と照らし合わせると、もっとまわりに肉食女子が多くてもいいと思いませんか?
 それはなぜか? 肉食イコール、性欲旺盛なイメージや男性に対して飢えているイメージがつきまとうのを、女性が避けているからだと思うんです。

 ではなぜ女性は、自身の性欲を認めることから逃げたり、ときに「恥ずかしい」と思ったりするのでしょうか?
 それは、多くの女性は男性のほうから積極的に来てほしいと思っているから。
 そして、そうあるべきと思っているから。

 日本の文化は、男性が外で稼ぎ、女性が家庭を守る文化として、長年定着してきました。
 それに対して最近は、男女雇用機会均等法であったり、一億総活躍社会であったり、男女ともに社会で活躍しようという考えが広まっています。

 男女雇用機会均等法が実施されたことにより、仕事で活躍する女性の給与は引き上がったかもしれませんが、それは一部の男性の給与から削られた分があてられていますよね。
 だから、男女ともにある程度同じように活躍できる社会であるはずなのに、長く日本に根付く「男性が外で稼ぐべきだ」という考えから、男性の負担がどんどん増えていきます。

 そうした結果が、女子会と称してラグジュアリーな余暇を楽しんだり、美魔女のように給与を自身の美容のために使えるブームが生まれたのかもしれません。

 男性ばかりにリスクを負わせてはいけない。
 かわいそうですよ、男性。

 女性って、給料が上がっても、そのお金の使い道がランチに3000円とかネイルに3万円といったように儲けたお金で自分に投資していることが多くないですか?
 でも男性との付き合いの中では今までのままということが多かったり。自分に投資している人ほどおごらせたがる傾向ってありません?
「自分に投資してその分美しい女性としてデートしてあげてるんだから、男はおごってくれて当然」そんな思考。
 ワリカンにすればいいじゃないですか。
 自分に投資するのも、メイクしたり着飾ったりするのも、誰も女性に強制していないはずなんです。

 すいません、ちょっと熱くなってしまいました。

 まあそういう女性の気持ちが現れているのが、このアンケート結果だと思います。
 女性は男性には肉食であってほしいと思っている。
 これは、女性はいつまでも受け身の楽な姿勢でありたいという願いの現れです。
 それは長く続く日本の慣習からくる考え方なので仕方ないかもしれません。
 だって30年前にこういうアンケートを取ったら、答える人自体いなかったと思います。
 女性から性欲を発露していくということはなかったと思いますから、選ぶことすら考えられなかったでしょう。

 でも肉食男子が好きなあなたは肉食女子なんです。そこは認めたうえで、そういう振る舞いをしないといけないんじゃないかと思います。
 このコラムでも最近何度も言っていますが、選択すること・権利を得ることとリスクを背負うことは、セットなんです。

 ちなみにデンマークでは5歳から家で性教育が始まっているので、みんなセックスに関する知識をちゃんと持っていて、きちんと話せるようです。
 一方、日本では小中学校では保健体育の授業はしますが、セックスのことを教えてはいけないらしいです。

 ベースがこうだと、海外のように女性が明るくセックスのことを語ろうよ、というのは難しいのかな?とも思うんですが、雇用といった社会進出についてはどんどん前に進んでいるのに、性に関しては旧態依然なままというのは「虐げられた性」ということになりませんか?

 世間の流れに合わせるなら「女性の性」ももっと開かれてもいいのではないでしょうか。

大谷ノブ彦 カタリマス!(裏)第70回 さあ、最終回。最後の曲は何にしよう?

2016.03.24 Vol.663

『キキマス!』の放送も24日で終わり。最終回ですよ。先週から、このコーナーは最後、みたいなのが続いていています。今週も最後というフレーズも何度も出てきましたけど、僕自身はまだ終わるという実感がまったくないんですよね。後から来るのかな、来週の月曜13時とかに。どんどん仕事を入れちゃってるから実感する余裕もないのかもしれないですけど。自分自身でもそうだし、マネジャーもどんどん仕事を入れてくるんです。一つの番組が終了するという寂しさ、それを感じないように無意識でやってるのかなあ。マネジャーもそういう配慮なんだろうか…。

 22日の放送は、マキタスポーツさんは最後までいてくれて、大地さんは中継が終わって駆けつけてくれました。もちろん東島アナウンサーもいてね、にぎやかなエンディングになりました。大地さんはこの番組でいろんな経験させてもらったって言ってたけど、僕も同じ。マキタさんは僕とこんなに話が合うとは思ってなかったって話してたけど、僕もそうなんだよなあ。本当、いろんな経験させてもらったと思ってます。いろんな人からいろんなことをいわれて、やってみて、考えて。それを繰り返して、自分だからできることが見えてきたと思います。この2カ月ぐらいはそれを貫いてきたから、それが聞いていただけた方々に少しでも伝わっていたらいいなって思います。

 最終回も、自分がいいと思うこと、おもしろいと思うことを貫かせてもらおうと思っています。選曲もそう、紹介したい曲がまだまだいっぱいあるからね。現時点ではどの曲をっていうのは決めてないけど、その場で決めることになると思う。

 今の気分だったらaikoさんの『キラキラ』かな。彼女はずっと恋愛大喜利をやってきて、今もそれを続けているっていう、すごい才能を持っている人。超個人的なことを歌っていて、使っているコードも不思議というか変なのに、すごいたくさんの人に支持されているんだよね。そういう超個人的なことが一番キラキラしている、みんなが聴きたがってる。つまりさ、大衆性を帯びているんだなって思うんです。それがさ、自分がラジオパーソナリティとしてやっていくことかなって思うからね。

 さて、本当の最後の曲。何になるんだろう。

大谷ノブ彦 カタリマス!(裏) 第69回「手放すことで何かを得る」って、あるね。

2016.03.17 Vol.662

 番組を聞いてくださっている方はもうご存知だと思いますが、『キキマス!』、終わります!来週の24日の木曜日の放送が最後です。21日はホリデースペシャルがあるから、あと4回。ああ、終わっちゃうなんて……。

 終わるっていうことになってからかな、番組が良くなってきた気がしています。わがまま言って本当に好き勝手にやらせてもらってるからかな、反応がすごいの。聞いてくれる人たちとの距離がぐっと詰まったような気がしてます。こういうのやりたかったんだよねって毎日思ってます。

 番組が始まって2年。いろんな経験をさせてもらいました。本当にいろんな方にお話を伺えたし、たくさんのあこがれの方にもゲストに来ていただきました。それに、リスナーのみなさんにもいじられた…。今週、森脇健児さんとアスリートの話をしてるとき、感じたことがあったんですよ。応援される人、みっともないところも見せられる人がいいなって。リオ五輪を目指すようなアスリートも、プロ野球の選手もみんなそう。

 ずっと好きな野球の選手に、ドラ山本、山本和範選手がいます。もう引退されてるんですが、この方がね、まさに、応援される人、みっともないところも見せられる人だったと思うんです。ドラフト5位で近鉄に入って、なかなか結果を出せずに戦力外通告。バッティングセンターでバイトしてたら、南海に誘われて入って、すごい活躍してオールスターまで出ちゃう。2億円プレイヤーにもなっちゃうんだよね。でもまた、自由契約に。古巣の近鉄に戻るんだけど、またオールスターに出て、福岡ドームで決勝ホームランを打つんだよ……。インタビューが、もう、ぐっときちゃう。……落ち込むと、その動画を見てますね、僕。

 ラジオをやるようになってリスナーにいじられるようになって、それがテレビにも広がって……そういうのって、プライドを捨てられたというか、みっともないところも前よりは見せられるようになったのかなって思います。何かを手放すことで、何か得る。そういうのって、あるなって思ってます。

『キキマス!』もきっと同じなんですよ。終わることになってから、デス馬券と言われ続けてきたのに競馬が3連勝。デスじゃなくなっちゃってます。予想のやり方はまったく変わってないのになあ…。念願のビバリーにも出られたしね。

【鈴木寛の「2020年への篤行録」】第30回 「大学生読書ゼロ時代」の入試改革

2016.03.14 Vol.662

 本稿の締め切り直後、東京大学の入試前期日程の合格発表を迎えました。後期日程の入試は今回から廃止されましたが、新たに始まった推薦入試の合格者と合わせ、約3,000人の新入生が決まります。皆様、おめでとうございます。

 そんな大学入試シーズンど真ん中の時期に、気になるニュースが流れていました。全国大学生活協同組合連合会が毎年行っている生活実態調査において、1日の読書時間が「ゼロ」と回答した大学生の数が過去最高となる45%を超えたというのです。

 本を読まない大学生は以前から一定数存在します。同調査では30%台で推移していました。しかし2013年調査で初めて40%台に達し、今回一気に5%も増加したのです。一方、スマートフォンの利用時間は平均155分といいますから、メディア環境の影響は大きいのではないでしょうか。少なくとも一定割合の学生が、本を読まずにスマホに流れていることは容易に想像できます。

 彼らは子供時代からもともと「本嫌い」だったのでしょうか。そんなことは決してありません。文部科学省や様々な民間機関の調査では、小・中学生の時点では本を読んでおり、その成果を裏付けたのがOECD(経済協力開発機構)のPISA調査。日本の15歳は、2012年に加盟国34カ国中、読解力リテラシーは1位でした(総合1位)。ところが高校生になると、本を読まない学生が半数近くに増えてきます。

 本を読まなければ、当然、文章を書く力は身につきません。ベネッセが2013年に大学に行ったアンケートで「文章を書く基本的なスキルが身についていない学生がいるか」を尋ねたところ、「半分以上」と答えた大学が37.2%、「3割くらい」と答えた大学39.8%に上ったそうです。書く力は大学で論文の提出で必要ですし、社会に出てもビジネス用の文書作成が要求されます。

 読書力は文章力と表裏一体なわけですが、私が大学入試改革で、マークシート偏重を改め、記述式をもっと増やしていこうと取り組んでいるのは、「文章力を入試で問うようになれば、生徒も学校も予備校も本気で文章力を身につけようと意識が変わる。本に向き合う気持ちも自ずとわく」と考えるからです。

 ところが、不思議なことに一部の新聞メディアは、大学入試改革で記述式を導入することに「改革ありきの迷走は止めよ」だとか「見切り発車が混乱を招く」などと、ずいぶん批判的です。もう10年余りも教育行政や学校現場では、学力(この場合は文章力や読解力)向上に試行錯誤しているのに、本を読まない大学生が半数近くいる現実を変えることこそ待ったなしではないでしょうか。

 NHK放送文化研究所が先日発表した調査で、平日に新聞を読んでいる20代男性は8%、女性は3%などと若年層の新聞離れが顕著に示されました。若者たちの読書力・文章力を底上げすることは、新聞社の皆さんと“利害”が一致するはずですが……。(文部科学大臣補佐官、東大・慶応大教授)

国家と安全保障を考える(その12)/連載コラム「長島昭久のリアリズム」

2016.03.14 Vol.662

 2009年、オバマ大統領は、就任早々「アメリカ合衆国は、太平洋国家である」と高らかに宣言しました。20世紀初頭、西部開拓をほぼ完了した米国は太平洋を超えてさらに西進を開始、ついにフィリピンを占領し大陸アジアに迫りました。以来、米国は、必然的に西太平洋においてアジアの覇権国家と衝突することになりました。1920-40年代には大日本帝国と、大戦後1990年までソヴィエト連邦と、そして21世紀には中華人民共和国と地政戦略的なせめぎ合いを演じています。そのバランス・オヴ・パワーの最前線は、今も昔も「第一列島線」(日本列島から台湾、フィリピン、ボルネオに至る)と「第二列島線」(小笠原諸島からテニアン、グアム、パプアニューギニアに至る)です。

 大日本帝国の「絶対国防圏」は第二列島線に沿って設定されていましたし、朝鮮戦争の引き金を引いたといわれる「アチソン・ライン」は第一列島線に沿って画されました。そして、今、中国は、第一列島線の内側を「内海化」(つまり聖域化)しようとして南シナ海に巨大な人口島を造成し急ピッチに軍事要塞化を進め、その海軍艦艇や長距離爆撃機等の活動範囲は第二列島線まで到達する勢いを見せています。

 もちろん、米国も日本も国際社会も、手を拱いてそれを傍観しているわけではありません。米国は、クリントン国務長官(当時:現在、大統領予備選に出馬)が提唱した「アジア・リバランス」(アジアにおけるパワー・バランスの再均衡を目指す)政策を鋭意実行に移しています。その軍事的な核心は、いかにして中国が築き上げている「接近拒否」能力(自国領域への相手国兵力の接近を拒否する能力:例えば、潜水艦や空母、弾道・巡航ミサイル等)を相殺するための対抗手段を確立し得るかです。米太平洋軍では、陸海空海兵隊の統合機動展開能力の開発と同盟国や友好国との連携の更新に全力を挙げています。

 日本も、米国の主導するリバランス政策を補完・支援するため、集団的自衛権の限定行使を含む戦後最大の安全保障法制の改革に着手し、日米防衛協力の指針(ガイドライン)を18年ぶりにアップデートしました。同時に、経済分野では環太平洋経済連携協定(TPP)の推進に日米が中心的な役割を果たしています。さらには、南シナ海における法の支配を確立するため、日米豪が中心となりASEAN諸国を巻き込んだ国際協調の促進が図られています。これら一連の動きは、中国の目覚ましい軍事的、経済的台頭に対するパワー・バランスの確保を通じて地域秩序の安定化を図ることにその主眼を置いています。

 次回はいよいよ今シリーズの最終回。今後のアジア太平洋地域の平和と安定をどう維持発展させて行くべきか、我が国の安全保障戦略の要諦について考えます。(衆議院議員 長島昭久)

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