SearchSearch

安田レイ 初めてのフルバンドスタイルでのワンマン

2019.09.08 Vol.722

 最新シングル「over and over / dazzling tomorrow」が好調なアーティストの安田レイ。2020年に待望のワンマンライブ「Invisible Stars」の開催が決定した。五輪を控え、ウキウキやワクワクが高まっているであろう2020年の東京を、彼女の歌声とバンドの演奏で盛り上げる。

 アーティストとしてさまざまなスタイルでライブのステージを踏んできた彼女だが、このライブは少し特別。というのも、安田がフルバンドスタイルで挑む初めてのワンマンライブだからだ。これまで何度も聴いてきた楽曲も、この日はいつもと違った印象で響きそう。また、彼女や彼女の楽曲の新しい魅力を発見できる一夜になりそうだ。

 ローチケでは、15日までプレリクエスト2次先行を実施中。

世界最高峰のライブバンド、フォールズのジャパンツアーが決定!3月に東名阪

2019.09.07 Vol.Web Original

 英ロックバンドのフォールズ(FOALS)の待望のジャパン・ツアーが決定した。日程は、2020年3月3日が名古屋 CLUB QUATTRO、4日が大阪BIG CAT、5日は東京でSTUDIO COASTの東名阪で行われる。チケットなど詳細は後日発表。
 
 バンドは今夏、今年3月に発売した新作『エヴリシング・ノット・セイヴド・ウィル・ビィ・ロスト・パート1』を携え、夏フェス「サマーソニック」で来日。その際には、圧倒的なライブパフォーマンスでオーディエンスを圧倒した。

 前作と対になる最新作『エヴリシング・ノット・セイヴド・ウィル・ビィ・ロスト・パート2』の日本盤も10月23日に発売する。

GLAY25周年で“HOTEL GLAY”復活

2019.09.07 Vol.722

 今年でデビュー25周年のアニバーサリーイヤーを迎え、ますます精力的に活動するGLAY。25周年の公約として掲げ、全国9カ所17公演、18万人を動員する大型アリーナツアーが11月からスタートする。2009年、2012年に「感謝の意を込めてファンをおもてなしする」というコンセプトのもとで開催され、大好評を博したライブ“HOTEL GLAY”が7年ぶりに復活。「バンドとは、民主主義である。」と宣言し、ファンとともに25周年を歩むGLAYの進化をぜひ会場で体験しよう。

気鋭のジャーナリストとノンフィクション作家がトークイベント 宮下洋一、河合香織が語る「命」は誰のものなのか

2019.09.07 Vol.722

 前著『安楽死を遂げるまで』で世界6カ国にわたる安楽死と自殺ほう助の現場を取材した宮下洋一。その続編となる『安楽死を遂げた日本人』の刊行記念イベントが、下北沢の本屋B&Bで行われた。ノンフィクション作家の河合香織を招き、“生”と“死”という対極のテーマを扱う2人が、「命」の当事者とは誰なのかを語り合った。

 冒頭で司会者が河合の著書『選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子』が第18回新潮ドキュメント賞を受賞したことに触れ、この日は同賞の候補作でもあった宮下との恩讐を超えた対談であることを強調すると、会場は祝福の拍手に包まれた。

 安楽死に対して中立的な立場の宮下は「欧米は個人主義で、死に対しても自分の意志が通りやすい。日本では死が個人のものではなく、むしろ家族のものであるんじゃないか」と死生観の違いを語る。河合は本書を「前作よりさらに個別の事情を取り上げて生きるとは? 死ぬとは?という問題を描いている」と絶賛し「昔から“畳の上で死にたい”といいますが、その言葉には家族や親しい人に見守られて『ありがとう』、『大好きだよ』と言って死んでいくことも含まれている。主人公の女性はある意味そういう思いをスイスで実現していて、死は自分だけでなく家族のものであるというのをすごく感じました」と感想を述べた。

【明日何を観る?】『フリーソロ』

2019.09.06 Vol.722

 身体を支えるロープや安全装置を一切使わずに山や絶壁を登るフリーソロ・クライミングの若きスーパースター、アレックス・オノルドはカリフォルニア州のヨセミテ国立公園にそびえる巨岩エル・キャピタンに挑む!

監督:エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ、ジミー・チン 出演:アレックス・オノルド他/1時間40分/アルバトロス・フィルム配給/新宿ピカデリー他にて公開中 http://freesolo-jp.com

Sexy Zoneの菊池風磨が単独初主演作『HAMLET −ハムレット−』

2019.09.02 Vol.721

 Sexy Zoneの菊池風磨が単独初主演作でハムレットに挑むこととなった。

 ハムレットは言わずと知れたシェイクスピアの不朽の名作。主要な登場人物が最後は全員死んでしまうというシェイクスピア悲劇の最高峰と言われる作品だ。

 最初に戯曲が書かれてから400年余りが経つが世界中で毎年のように上演され、日本でもさまざまなカンパニーがさまざまな解釈で上演し続けている。

 菊池は約4年ぶりの舞台出演で、これまで日本では市村正親、内野聖陽、藤原竜也といった名優たちが演じてきた役に挑むのだが「とにかく驚いた。プレッシャーを感じていることは否めない」としながらも「この機会に全身全霊で向き合いたい。Sexy Zoneの可能性を広げるきっかけになれば」と固い決意を見せている。

 演出は数々の翻訳劇の演出を手掛け、高い評価を得る森新太郎。シェイクスピア作品は今回が4作目だが、ハムレットは初めて。

 共演もオフィーリア役に10代からジャンルを問わず幅広く活動する実力派の南沢奈央、ボローニアス役に大鷹明良、クローディアス役に大谷亮介、ガートルード役に安蘭けいと菊池にとっては心強い布陣となっている。

いろんな声を広い空の下で堪能したい「Augusta Camp 2019」

2019.09.01 Vol.721

 オフィスオーガスタが主催の恒例のイベント。オフィスオーガスタといえば、山崎まさよしを筆頭に、杏子、元ちとせ、スキマスイッチ、秦基博、さかいゆう、竹原ピストルら個性的な歌声と実力を兼ね備えたアーティストたちがたくさん所属している。そんなアーティストが一堂に介するイベントは、とても濃密で、温かい。ライブパフォーマンスでは手を振って大いに盛り上がるのだが、それと同時に心が穏やかになっていくという不思議な感覚になるフェスだ。

 昨年20回目のアニバーサリーを迎え、新しい20年に向かい歩きだす今年のテーマは「個」。個性豊かなアーティストたちが、個々のステージをセルフプロデュースし、自分らしく、自分ならではの新しい表現で音楽を届ける。

 会場には、椅子指定席だけではなく、クッション付きの後方ひな壇指定席 、レジャーシート付きの後方フリーエリアを設けるという新しい試みも。恒例のアーティスト考案メニューを味わえる“オーガスタ食堂”も登場する。

電子音楽とデジタルアートの祭典「MUTEK.JP」12月開催!会場は渋谷の新名所

2019.08.30 Vol.Web Original

 電子音楽とデジタルアートの祭典「MUTEK.JP(ミューテック・ジェーピー)」が12月11~15日に開催される。10月オープンのLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)など渋谷の新しいランドマークを会場に、ライブやカンファレンスなどさまざまなプログラムが展開される。

偉人たちの驚愕泥酔エピソード27連発!『人生で大切なことは泥酔に学んだ』

2019.08.30 Vol.721

 見た瞬間に「これは仕方がない」と自分に言い聞かせて本書を手に取った。「泥酔」に覚えがある人間には避けて通れないタイトルだったからだ。

 本書は作家、政治家、スポーツ選手、俳優から歴史上の人物まで27人の泥酔エピソードを紹介している。ツケで呑み食いしまくった揚げ句「菊池寛の処に行ってくる」と言い残し、その場に檀一雄を置き去りにした太宰治から始まり、登場人物たちは真剣で素振りするわ、プラットホームから落ちるわ、二階から飛び降りるわ、ビール壜で殴るわ、全裸になるわ、大砲を誤射するわ。それでも金があれば呑む、なくてももちろん呑む、朝から呑む、休みの日も呑む、電車に乗れないといっては呑む。

 コンセプトは“偉人の泥酔ぶりから、処世術を学ぼう”とあるけれど、人のことは言えないがなぜこんな思いをしてまで酒を呑むのだろうか。

 ところどころ著者の泥酔エピソードも挟み込まれ、日々正体をなくし、眼鏡をなくし、スマートフォンをなくしていることがわかる。

 ちなみに筆者は一度だけ著者と酒席を共にしたが、いつの間にかテーブルに頭をゴンゴン打ちつけている愛すべき好男子であった。お互いかなり酔っていたため、なにを話したかは覚えていないが。

【明日何を観る?】『引っ越し大名!』

2019.08.29 Vol.721

『引っ越し大名!』

 姫路藩書庫番の片桐春之介は書庫にこもりっきりで人と話すのが苦手な引きこもり侍。あるとき藩主・松平直矩が幕府から国替え(引っ越し)を言い渡される。国替えとは全藩士とその家族全員で移動するという“超難関プロジェクト”。その総責任者・引っ越し奉行に任命されたのはなんと春之介だった!

監督:犬童一心 出演:星野源、高橋一生、高畑充希他/2時間/松竹配給/8月30日(金)より全国公開 http://hikkoshi-movie.jp/

この夏は「自然」とともに。「今森光彦展 写真と切り絵の里山物語」

2019.08.28 Vol.721

 人と自然がともに生きる“里山”。その中で生み出される豊かな営みを見つめ続けてきた写真家・今森光彦の展覧会。

 世界各地をめぐり生きものの生態を追求し高い評価を得ている一方、琵琶湖を臨む田園風景の中にアトリエを構え、四季折々に移り変わる田んぼや里山に集まる生き物を撮り続けている今森。写真家であると同時に、蝶や鳥、植物をモチーフとした、精緻で生き生きとした作品を作る切り絵作家としても知られており、写真でもとらえてきた植物や昆虫の姿を、たった一本のハサミから生み出している。

 本展では里山に暮らす今森のライフスタイルの紹介を織り交ぜながら、臨場感あふれる写真と精緻で表現力にあふれた切り絵で、里山の魅力に迫る。展示は3部構成。第1章「里山物語」では湖西(琵琶湖の西方)を中心に撮影された美しく迫力あふれる里山の写真作品を紹介。第2章「里山の庭とくらし」では、今年3月に刊行された写真集『オーレリアンの庭』から、アトリエがある生きものが集まる庭で撮影された写真を、四季を追って展開。作家の自然に寄り添うライフスタイルや日々の活動についても紹介する。第3章「里山のアトリエ」ではモノクロやカラーなど、最新作を含む切り絵作品を展示。

今森光彦展 写真と切り絵の里山物語
【会場・会期】松屋銀座 8F イベントスクエア 8月28日(水)〜9月4日(水)
【時間】10〜20時(最終日は17時閉場)
【休】会期中無休
【料金】一般1000円、高校生700円、中学生500円、小学生300円
【問い合わせ】03-3567-1211
【交通】地下鉄 銀座駅 A12番出口直結
【URL】 http://www.matsuya.com

Copyrighted Image