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まだまだアツく!見逃し厳禁の夏映画 後半戦『ミンナのウタ』『春に散る』他

2023.08.22 Vol.755

『ミンナのウタ』

 Jホラーの巨匠・清水崇監督が人気ダンス&ボーカルグループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」を全員本人役で主演に迎えて描く最恐ホラー!

 ラジオ番組でパーソナリティーを務める小森隼が見つけた、1本の古いカセットテープを発端に、GENERATIONSのメンバーが次々と不可解な出来事に見舞われていく恐怖と謎を描く。

 GENERATIONSの白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友が本人役ということで、レッスンやライブ風景といったメンバーたちの日常を垣間見る描写も満載。そんなリアルな日常に忍び寄る“さな”の恐怖が、いっそう不安と戦慄をかきたてていく…。

 共演は、グループのマネジャー凛役の早見あかり、探偵・権田役のマキタスポーツ。

 大ヒットホラー映画『呪怨』シリーズを手掛け、ハリウッドで自らリメイクした『THE JUON/呪怨』が、日本人監督として初めて全米興行収入1位を獲得。近年では『犬鳴村』話題の「恐怖の村シリーズ」を手がけた、Jホラーの巨匠・清水崇監督がGENERATIONSとともに挑む新感覚の注目ホラーだ。

STORY:人気ラジオ番組のパーソナリティを務める、GENERATIONSの小森隼はラジオ局の倉庫で「ミンナノウタ」と書かれた一本のカセットテープを発見。その後、収録中に不穏なノイズと共に「カセットテープ、届き…ま…した…?」 という声を耳にした彼は、数日後にライブを控える中、突然姿を消してしまう。マネージャーの凛は、事態を早急且つ秘密裏に解決するため、元刑事の探偵・権田に捜査を依頼。メンバー全員に聞き取り調査を進めるが…。

監督:清水崇 出演:GENERATIONS(白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友)他/松竹配給/公開中 https://movies.shochiku.co.jp/minnanouta/

マグロってどこからくるの?サカナブックスで『おさかな学』鈴木允さんトークイベント

2023.08.21 Vol.Web Original

 新宿区愛住町の魚に特化した本屋「SAKANA BOOKS(サカナブックス)」にて20日、『いただきます!からはじめる おさかな学』(リトルモア)刊行記念イベント「夏休み!おさかな自由研究をしよう~君はこの夏、マグロ博士になる!?~」が開催された。

マルチバースの大冒険から感情揺さぶるミステリーまでおすすめ新作DVD 2本

2023.08.21 Vol.755

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

 マルチバースとカンフーで世界を救う、全人類未体験のアクション・エンターテインメント! 本年度、第95回アカデミー賞作品賞を含む最多7部門(作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞/ミシェル・ヨー、助演男優賞/キー・ホイ・クァン、助演女優賞/ジェイミー・リー・カーティス、編集賞)を受賞した超話題作。『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』や『グリーン・デスティニー』など国際的に活躍する香港映画界を代表する女優ミシェル・ヨーが、なぜか突然カンフーで世界を救うことになる“オバさん”を熱演!さらにその夫役には『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』や『グーニーズ』で、天才子役として一世を風靡したキー・ホイ・クァン。本作で本格俳優復帰を果たしたことも話題を呼んだ。

STORY:経営するコインランドリーの税金問題、父親の介護に反抗期の娘、優しいだけで頼りにならない夫と、盛りだくさんのトラブルを抱えたエヴリン。そんな中、夫に乗り移った“別の宇宙の夫”から、「全宇宙にカオスをもたらす強大な悪を倒せるのは君だけだ」と世界の命運を託される。まさかと驚くエヴリンだが、悪の手先に襲われマルチバースにジャンプ!カンフーの達人の“別の宇宙のエヴリン”の力を得て、今、闘いが幕を開ける!

「本当の息苦しさも知らない癖に」主人公の心の声が突き刺さる『ハンチバック』

2023.08.20 Vol.755

 遺伝性の筋疾患により、右肺を押し潰すように背骨が極度に湾曲した主人公の井沢釈華。両親が遺したグループホームの十畳ほどの部屋で、コタツ記事ライターとして風俗体験記を書いてはバイト代を寄付し、SNSで〈妊娠と中絶がしてみたい〉などと呟く日々。ある日、ヘルパーの男に個人アカウントを特定され……。

 自身も先天性ミオパチーを患う著者のデビュー作。 “<head>” で始まる出だしから一気に読ませ、自らを〈ハンチバック(せむし)の怪物〉と称す主人公の

〈息苦しい世の中になった、というヤフコメ民や文化人の嘆きを目にするたび私は「本当の息苦しさも知らない癖に」と思う〉

〈私は紙の本を憎んでいた。目が見えること、本が持てること、ページがめくれること、読書姿勢が保てること、書店へ自由に買いに行けること、——5つの健常性を満たすことを要求する読書文化のマチズモを憎んでいた〉

〈生きれば生きるほど私の身体はいびつに壊れていく〉

という心の声が突き刺さる。第128回文學界新人賞、第169回芥川賞受賞。

“アニソンの神” 梶浦由記、初の全曲詩集に「こんなに言葉って人が出てしまうんだな」

2023.07.29 Vol.Web Original

 音楽プロデューサーの梶浦由記が29日、都内で活動30周年記念歌詞集 『空色の椅子』(飛鳥新社)出版記念イベントを行い、囲み取材に応じた。

MA55IVE THE RAMPAGE、約1年ぶりの沖縄アリーナでスペシャルなライブ 話題の新曲「夢は夢のまま」も初披露

2023.07.28 Vol.Web Original

 

 ヒップホップユニットのMA55IVE THE RAMPAGE(以下、MA55IVE)が26日、沖縄アリーナで開催された「国連を支える世界こども未来会議 in OKINAWA」でスペシャルなライブを行った。MA55IVEは、16人組ダンス&ボーカルグループのTHE RAMPAGEのパフォーマーによるユニット。

 ほぼ1日かけて行われたイベントで、MA55IVEが登場したのはそのフィナーレ。招待された観客、午前中から始まったワークショップから残った小学生とその保護者が客席から見つめ、普段のステージから見える風景とは異なったと思われるも、額に汗をキラキラと光らせて、新曲「夢は夢のまま」を含む全5曲を披露。気合の入ったパフォーマンスに客席から熱い視線と拍手が送られた。

 照明が落ち、沖縄アリーナの象徴ともいえる天井から吊り下げられた「メガビジョン」四面にMA55IVEのロゴが浮かびあがるなか、5人はマイクを手に登場し、「playboi」でセットをスタート。鈴木昂秀、浦川翔平、LIKIYA、神谷健太、そして山本彰吾とメンバーが順に言葉をストレートにぶつけながら自分自身の物語を語る野心がポジティブに詰まった楽曲でアピール。子どもたちはがらりと雰囲気を替えたアリーナでパフォーマンスする5人にくぎ付けだった。

 そのまま、山本が客席に盛り上がっていこうと呼びかけると、ファンにとっては彼らの代表曲となった「RIDE OR DIE」の合図。山本の呼びかけにかぶせるように破壊力のあるイントロが会場を震わせると、客席でも腕を上下に動かしてレスポンス。5人のパフォーマンスはそれに呼応するかのように熱くなった。バスケットコートの上を移動する様子はまるで肩で風を切るようで、客席との体感距離がぐっと狭まった。

 その感覚は次の楽曲でさらにタイトに。「No.1」は、「MA55IVE to the top」とトップを手に入れると高らかに宣言するとともに、その想いを何度も自身に言い聞かせるかのように「ワン」や「ナンバーワン」を連呼する曲。徐々にメンバーの額に汗が光り始めた。

EXILE「台湾、僕たちと遊ぼう!」6人編成で台北最大のフェスを盛り上げる

2023.07.23 Vol.Web Original

 EXILEが22日、台湾の南港展覧館で開催された台北最大級のフェス『2023 SUPER SLIPPA 12』に出演した。出演は、AKIRA、TAKAHIRO、橘ケンチ、TETSUYA、NESMITH、SHOKICHIの6人の編成で、40分にわたって、「BE THE ONE」「VICTORY」「NEVER SAY GOODBYE」「Choo Choo Train」など全10曲をパフォーマンスした。 本記事はそのオフィシャルリポート。

 大勢の観客で埋め尽くされた南港展覧館。メインステージの大スクリーンにEXILEのメンバー6人の映像が次々と映し出され、彼らの登場が告げられると、台湾ではAKIRAが「国民的お兄さん」として親しまれていることもあり、大きな歓声と拍手が沸き起こった。

 観客の熱いまなざしがステージに注がれる中、赤いジャケットに黒のパンツという衣装を身にまとったメンバーが登場。1曲目は「BE THE ONE」を披露した。冒頭からテンポよく刻むリズムに合わせ、台北のダンススクール EXPG STUDIO TAIPEIの生徒で編成されたサポートダンサーチームとともに、EXILEのメンバーによるキレのあるダンスが繰り広げられる。そして、TAKAHIROとSHOKICHIとNESMITHが、ポジティブなメッセージの込められた歌詞を深みのある伸びやかな歌声で歌い上げていった。

 続けて、メンバーが「『SUPER SLIPPA』、Are you ready?」と会場を煽ると、2曲目は「BE THE ONE」ででき上がった熱気を帯びた空気を引き継ぐかのように、暑い夏にぴったりな「VICTORY」をパフォーマンス。楽曲の中盤では観客に手拍子を求める場面も見られ、会場の一体感が増していった。

 ここで、TAKAHIROがステージからはけると、すぐさまAKIRA、橘ケンチ、TETSUYA、NESMITH、SHOKICHIのEXILE THE SECONDメンバーが「YEAH!! YEAH!! YEAH!!」「SUPER FLY」「ASOBO!」を披露。特に「ASOBO!」では〈こんばんは台湾 Baby 僕たちと遊ぼう!〉と歌詞がアレンジされていたり、SHOKICHIが終盤で情熱的なブルースハープを奏でたりと、SUPER STAGEならではのパフォーマンスを展開。多彩なダンサブルナンバーを3曲続けてパフォーマンスし、ライブは佳境を迎えた。

神田伯山、講談界への貢献度は「絶大」夢は「エロ講談 “大石主税の初夜” 残さないと」

2023.07.23 Vol.Web Original

 新宿末廣亭にて21日、講談師・神田伯山の新刊『講談放浪記』(講談社)発売記念記者会見が行われた。2020年に真打に昇進し、六代目神田伯山を襲名した伯山は “今、最もチケットが取れない” 人気講談師。伯山襲名後初の書籍となる『講談放浪記』は、文芸誌「群像」にて2021年~1年間にわたった同名連載を大幅に加筆してまとめたもの。

Jr.EXILE集結の『BATTLE OF TOKYO』のwebtoon連載開始 『BATTLE OF TOKYO 覚醒のルプス』

2023.07.21 Vol.Web Original

 

 Jr.EXILE世代のグループによる総合エンタテインメント・プロジェクト『BATTLE OF TOKYO』のwebtoon『BATTLE OF TOKYO 覚醒のルプス』の週間連載が26日からLINEマンガでスタートする。初回は8話までを一挙配信される予定だ。

 壮大な『BATTLE OF TOKYO』の物語につながっていく完全書き下ろしの新作ストーリー。THE RAMPAGEを架空都市「超東京」でキャラクター化した「ROWDY SHOGUN」が誕生するまでを描いた熱い男たちの物語で、超東京の六本木を舞台にした壮絶なバトルアクションだ。超東京の地下深くにある世間から隔絶された違法の格闘技場に突じょ現れた若きファイター「ルプス」は、強敵を次々に撃破して勝ち上がっていく。次々とライバルたちが現れて……。

 脚本は大ヒットアニメ『PSYCHO-PASS』シリーズや『バイオハザード:デスアイランド』を手掛けた深見真が担当。またwebtoon史上初、モーションキャプチャを活用した迫力あるバトルカットなどにも注目だ。

『BATTLE OF TOKYO』は、LDHが新たに創造する次世代総合エンタテインメントプロジェクト。架空の未来都市「超東京」を舞台に、GENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZらJr.EXILE世代のメンバーが集結し、一人ひとりが自ら創造したキャラクターがバトルを繰り広げていく。

『BATTLE OF TOKYO 覚醒のルプス』は、LINEマンガ、ebookjapanにて7月26日連載開始。以後毎週水曜日更新予定。

もっふもふで人気!世界最古の猫「マヌルネコ」初のビジュアル図鑑『マヌルネコ 15の秘密』

2023.07.19 Vol.Web Original

 ネコ科の動物で最も古い約600万年前から存在し、 “世界最古の猫” といわれる「マヌルネコ」。

劇団鹿殺しの世界最小衣装のお芝居「ザ・ショルダーパッズ」が上演スタート。「本多劇場でやることに意味がある」

2023.07.14 Vol.Web Original

 劇団鹿殺しの2023本公演「ザ・ショルダーパッズ この身ひとつで」が7月13日に東京・下北沢の本多劇場で開幕した。

 この「ショルダーパッズ」というのは市販の肩パッド2枚を縫い合わせた世界最小の舞台衣装のこと。座長の菜月チョビによると「ザ・ショルダーパッズはこの最小限の果てに、演劇の創造性と観客の想像力を最大限に高めようとする夢のような試み。男性の衣装は2枚の肩パットのみで、シンプルな肉体と、想像力の翼のみを武器に、演者と観客、双方の世界を無限に解放することに挑戦します」とのこと。

 鹿殺しは2000年に大阪で結成され、2005年には劇団員全員で上京。東久留米の一軒家にメンバー全員で共同生活をしながら、演劇活動を行っていた。劇場での公演はもちろん、ライブハウスでのパフォーマンスや路上パフォーマンスで徐々に認知度を高め、2012年に紀伊國屋ホールに初進出を果たすなど劇団としても大きく成長。昨年、活動20周年を迎えたのだが、この20年というのは現在活動中の劇団の中では相当長い部類に入る。

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