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生ライブと配信ライブで観客とREUNION「ポルノグラフィティ」

2020.11.10 Vol.735

 ロックバンドのポルノグラフィティがグループ史上初となる配信ライブ「ポルノグラフィティ CYBERロマンスポルノ’20 〜REUNION〜」を開催する。ライブタイトルのREUNION(再会)には、ライブと、オーディエンスとの再会を意味しているという。
 2019年にデビュー20周年を記念して開催したアニバーサリーライブから約1年3カ月ぶりに開催されるライブ。新型コロナウイルスの影響でさまざまなバンドやグループがライブやコンサートを中止・延期せざるを得ない状況のなかで、自身にできること、音楽でしかできないこと、そして今しかできないことを模索し、ライブの開催に行きついたという。

 初めての配信ライブとなるが「観客がいて初めてLIVEは完成する」というポルノグラフィティのライブ信条は変わらず、ファンクラブ会員を対象にした会場でのライブと配信ライブを並行して行うハイブリッドスタイルで展開する。

 ポルノグラフィティは、ライブに向けた特設サイトで公開した動画で「演奏しているのが楽しい、歌っているのが楽しい、みんなでわいわいやっているのが楽しいという根本みたいなことはしっかり届けたい。その暁に、満員のお客さんを入れてライブができるというのを夢見て、一致団結じゃないけど、進んでいけたらと思う」と、熱いコメントを寄せている。ライブの“再開”で、音楽やライブ・コンサートという大切なものとの再会を味わいたい。

藤原さくら 最新作を携え「大好きな中野サンプラザ」で歌う

2020.11.10 Vol.735

 シンガーソングライターの藤原さくらが、2021年の年明け早々に「Sakura Fujiwara Live 2021 SUPERMARKET」を開催する。リリースされたばかりの最新アルバム『SUPERMARKET』を携えて行われるライブ。最新作は「Twilight」「Ami」「Waver」「Monster」といった先行配信シングルを軸に、自身の音楽的思考を形にしたもので、藤原さくらの現在が詰め込んだ作品に仕上がっている。

 ライブ開催にあたり、自身のオフィシャルサイトに「新しいアルバムと、前より新しいわたしと、お久しぶりの皆が笑顔で集まって楽しい時間が過ごせたらいいなと思っています!我慢してたものほどおいしかったりするものです」とコメントを寄せている。
 会場チケットはローチケにてプレイガイド独占販売。

 新年のスタートは藤原さくらのライブで!

【演劇・ミュージカルに復活の兆し】新宿梁山泊『唐版・犬狼都市』

2020.11.10 Vol.735

 新宿梁山泊は今年6月に花園神社特設テントで『唐版・犬狼都市』の上演を予定していたのだが、新型コロナウイルスの影響で、延期に。その公演が本多劇場グループテント企画として、11月14日から下北沢駅前の線路街 空地に特設紫テントを立てて上演することとなった。

 本作は澁澤龍彦の「犬狼都市」に想を得て描かれた唐十郎の珠玉の名作。東京の大田区の地下にあるという犬の町「犬田区」を舞台とした物語。そこに生息するしがない人間のドラマが展開される。

 新宿梁山泊の役者陣に加え、小劇場界で活躍する宮原奨伍、オレノグラフィティ、実力派俳優・松田洋治ら豪華な客演陣を迎えて送る。

 同作は状況劇場で1979年に初演。場所は新宿西口公園に建てられた状況劇場の紅テントだった。当時の状況劇場の客は新宿という街が生み出す猥雑な空気につかりながら唐の作る幻惑の世界の一員となっていた。

 開発されてしまった下北沢という街にはかつての新宿のような空気は望むべくもないが、その中で新宿梁山泊はどのような世界を見せてくれるのか…。

 新型コロナによる感染症対策として、テント演劇の定番である桟敷をなくして全席指定席のみとし、客席数も通常よりも大幅に減らし、また入場時に検温、50分に1回はテント全面で換気するなど、万全の対策を取っての公演となる。

アーティスト集団「Sound Horizon」がデビュー15周年記念イベントを開催

2020.11.09 Vol.735

 サウンドクリエイターRevoが主宰するアーティスト集団Sound Horizonがメジャーデビュー15周年を記念して「Sound Horizon Around 15周年記念祭」を開催。新作『絵馬に願いを!』パート、トークセッションが中心のサンホララボパート、そして過去リリースした楽曲で構成されるライブの三部構成。

【明日は何を観る?】『十二単衣を着た悪魔』

2020.11.06 Vol.735

 就職試験に落ち続けているフリーター雷は京大合格した弟に対して卑屈になっていた。ある日「源氏物語」の世界を模したイベント設営のアルバイトからの帰り激しい雷雨に見舞われ気を失う。目が覚めた時そこは「源氏物語」の世界だった!!

旅行者目線で見た新たな「東京」の魅力『地球の歩き方 東京 2021〜2022』

2020.11.02 Vol.734

 海外旅行ガイドブックの定番といえば『地球の歩き方』。今年で創刊41年目にしてシリーズ初の国内版「東京 2021〜2022」が話題を呼んでいる。別冊MAPを含めて500ページ超のボリュームに、東京都の基本情報や祝祭日、気候といったものから安全情報、習慣とマナーに至るまで事細かに紹介。巻頭特集では伝統工芸のものづくり体験、最強パワースポット、おすすめ東京みやげ、文豪の愛した名店、商店街、銭湯、東京発祥グルメなど、旅の定番から意外な穴場までひと通り網羅している。

 駅名は違うが徒歩で乗り換え可能な駅、駅名は同じでも乗り換えが遠い駅、お得なきっぷ一覧、駅近コインロッカー情報、観光費用の目安など、知っているようで知らない豆知識も豊富。伝統文化に親しみたい人には歌舞伎や寄席、大相撲の楽しみ方なども解説されている。個人的には老舗だけでなくラーメンやレトロ喫茶、オーセンティックバーなど、幅広く東京らしい店が載っているところがうれしい。

 住んでいると気づきにくい東京の魅力。旅行者目線で見るだけで新しい「東京」が見えてくる。

どんどん舞台に活気が戻ってくる予感 劇団鹿殺し『ザ・ショルダーパッズ』

2020.11.01 Vol.734

 新型コロナウイルスの感染拡大防止による劇場の休館で3月の東京公演が中止となってしまった鹿殺しが劇場に帰ってくる。

 3月の大阪公演はなんとか実施したものの、他の劇団同様、そこから長く沈黙せざるを得なかった彼らだったが、8月には劇団活動の「再起動」を宣言。11月に劇団公演を実施することを発表した。

 今回の「ザ・ショルダーパッズ」は男性の衣装は2枚の肩パットのみで行われる。このスタイルは2004年の劇団公演を皮切りに、ライブハウスでの音楽劇、PLAY PARK2012、福岡演劇フェスティバルなどさまざまな公演・会場で上演されてきたもので、劇団鹿殺しの伝統表現の一つの集大成といえるもの。シンプルな肉体と、想像力の翼のみを武器に演者と観客、双方の世界を無限に解放することに挑戦していく。

 今回は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」と江戸川乱歩の「少年探偵団」の2作品をそれぞれ上演。この名作を丸尾丸一郎が戯曲化し、菜月チョビによる「ザ・ショルダーパッズ」ならではの演出で作品世界を美しく立体化するという。

【宮崎・日南】離島「南郷大島ミュージアム」で自然とアートの融合を体験

2020.10.31 Vol.web original

 宮崎の日向難に浮かぶ無人島「大島」で島全体を博物館に見立て、地元にゆかりのある芸術家や南郷町の人々を中心としたアートプロジェクト「南郷大島ミュージアム」が開催されている。このプロジェクトは、第35回国民文化祭・芸文祭みやざき大会の「さきがけプログラム」だ。

 会場は「人と自然とアートの融合を体験する」をテーマに大島を7つのエリアに分け、宮崎出身のアーティストが大島の美しい景観にマッチする芸術作品を島内に演出した「アート基地」、地元の大人たちが童心にかえって本気で制作した「秘密基地群」や、地元南郷地区の5つの小・中学校の児童・生徒が、地域の大人たちの協力のもと制作し展示した「飫肥石アート作品展」の他「学習会、ウォーキング会、島の図書館」「あけぼの号アートシップ」「南郷大島古写真館」「かつお一本釣りギャラリー」といったさまざまなアート企画が用意されている。

村上春樹に親近感!?売り切れ続出「文學界」ジャズ特集をジャズ喫茶で語る

2020.10.31 Vol.Web Original

 1933年創刊の老舗文芸誌「文學界」11月号(文藝春秋)が、文芸誌初のジャズ特集として145ページの総力特集「JAZZ×文学」を組み、発売から2日で重版されて話題を呼んでいる。発売直後の10日には、四谷のジャズ喫茶「いーぐる」にてオンライントークセッション 「ジャズ×文芸」が行われ、今号に寄稿したジャズ評論家・編集者の村井康司、「いーぐる」店主の後藤雅洋、音楽評論家の柳樂光隆の3人が語り合った。ジャズを知らなくても楽しめるジャズ談義の一部をお届けする。

魂のぶつかり合い、ヒートアップする戦いに心揺さぶられて……

2020.10.31 Vol.734

話題の映画や気になる海外ドラマ、チェックしておきたかったあの音楽に、話題のコミックス――。TSUTAYAのレンタルなら気軽にたっぷり楽しめます。さて今月のおすすめは……?

東京ドームシティで「中村佑介」展覧会 過去最大規模の300点以上を展示

2020.10.31 Vol.734

 東京ドームシティ「Gallery AaMo(ギャラリーアーモ)」で「中村佑介展 BEST of YUSUKE NAKAMURA」を開催。これまで携わったほぼすべての仕事が一堂に会し、過去最大規模の300点以上を展示。期間中、入館者特典として中村佑介が描き下ろしたアマビエの「オリジナルマスクケース」をプレゼント。

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