SearchSearch

山﨑賢人、吉沢亮らが“4000人の味方”に感動!大沢たかお「これぞ『キングダム』の真骨頂」最新作プレミア

2023.07.04 Vol.web original

 映画『キングダム 運命の炎』ワールドプレミアが4日、都内にて行われ、山﨑賢人、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名ら豪華キャストと佐藤信介監督が登壇。約4000人の観客を前に、一同が作品への熱い思いを語った。

 紀元前・中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政を壮大なスケールで描く大ヒット漫画「キングダム」(原泰久/集英社)の実写映画第3弾。

 大歓声に包まれ、豪華キャスト陣も感動の面持ち。山﨑は「『1』から考えるとどんどん作品として大きくなっていると感じて感動しています。今作では百人隊の隊長になりました、信です!」、吉沢も「『1』『2』も素晴らしい作品でしたが、今作は間違いなく最高傑作だと思っています」と胸を張った。

 今作より参戦する趙の副長・万極(まんごく)役の山田裕貴は、4000人近い観客を前に「一つの軍勢を相手にするとこれくらい圧倒されるんだなと。皆さんが味方でよかった(笑)」と笑わせつつ「ここに立てることは原作ファンの身としてもうれしい」と感激しきり。

 山﨑が「ここ4~5年、信と一緒に生きてきた。自分の人生と重ね合わせて信を演じている」と作品や役どころへの思い入れを語れば、天下の大将軍・王騎役の大沢たかおも「これがいよいよ『キングダム』の始まりかなと思える、『1』『2』をはるかに超えた別の次元に行った」と言い「これぞ『キングダム』の真骨頂」とゆるぎない自信。「思えば『1』のときは10代だった」と振り返る河了貂(かりょうてん)役の橋本環奈も「ハードルを上げても大丈夫という超大作ができた」と目を輝かせた。

 作品の深みを熱く語るキャストたちも。呂不韋(りょふい)役の佐藤浩市は「いつの世も、どんな国でも人種でも、戦争を起こす奴らの気持ちなんてサッパリ分からない。くそくらえです。だけど現実に武器を持って戦わなければならない人たちの気持ちは、みんなに伝わる。この映画はエンターテインメント作品、活劇ではあるけど、そこが根底にあることは分かってもらえると思う」と語り、山田も「敵の心も見逃さずに拾ってくれる作品」。馮忌(ふうき)役の片岡愛之助は「僕は敵対していましたけど、すっかり信の気持ちになって見ていました(笑)」と笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は山﨑賢人、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、岡山天音、三浦貴大、髙嶋政宏、要潤、山田裕貴、片岡愛之助、佐藤浩市、大沢たかお、佐藤信介監督。

『キングダム 運命の炎』は7月28日より公開。

玉森裕太「その人に合う優しさを心がけてます」メンバーから悩み相談は「されたことない」

2023.07.04 Vol.web original

 

 映画『マイ・エレメント』 の日本版お披露目イベントが4日、都内にて行われ、声優を務めた川口春奈、玉森裕太、MEGUMIが舞台挨拶に登壇。一同が演じたキャラクターにまつわるトークで盛り上がった。

 火・水・土・風のエレメントたちが暮らす世界を描く、ディズニー&ピクサーの最新作。

 日本語吹き替え版声優として、ディズニー&ピクサー作品への初参加に感激する3人。熱くなりやすくて家族思いの“火”の女の子・主人公のエンバーを演じる川口が「まさか私がピクサーの世界に仲間入りできるとは…」と振り返ると、涙もろくて心優しい“水”の青年・ウェイドを演じる玉森も「自分も、ディズニー&ピクサーの一ファンなので、まず、オレ大丈夫か、務まるのか?というプレッシャーと不安がありましたけど、全力で魂を込めて声を入れさせていただきました」。

 映画を見た感想を聞かれた玉森は「ストーリーはもちろんなんですけど、大きいスクリーンで見たときに映像もすごく美しくて。感無量という言葉って本当にあるんだなというくらい最後、拍手をしていました」と大興奮。一方で、自分の声について聞かれると「自分の声ってなかなか聞きなれないというのもいまだにあるんですけど…一生懸命やらせていただいたので大丈夫だろう、と(笑)」と照れ笑い。

 お互いのキャラクターの魅力について聞かれると、玉森は「エンバーは熱くなりやすいんだけどすごく一生懸命な女の子。素直じゃないところも、そっと手を差し伸べたくなる」と言い、川口は「ウェイドは水のように柔軟性があって、なかなか素直になれないエンバーをありのままに包み込む優しさと懐の大きさを持っている」と、すっかり気に入っている様子。

 自身は迷ったらすぐ周りに相談するという川口は「私はあまり相談されないですね。聞いて聞いて、のタイプ。本当にたくさんの方に支えられて生きているなというのを感じます」。

 一方の玉森は「人によって優しさってちょっとずつ違う。見守ることが優しさなのか、しっかり話を聞くのか、いろいろあると思うんですけど。自分の中で、その人に合った優しさを心がけてはいますけど、できているかは分からない(笑)」と苦笑しつつ、メンバーから相談されることは?と聞かれると「されたことないですね」と即答し、笑いをさそっていた。

 映画『マイ・エレメント』 は8月4日より公開。

玉森裕太 虹色の階段から登場「二度三度と見ていただきたい」ディズニー&ピクサー初参加

2023.07.04 Vol.web original

 

 映画『マイ・エレメント』 の日本版お披露目イベントが4日、都内にて行われ、声優を務めた川口春奈、玉森裕太、MEGUMIが作品の世界観にちなんだ虹色に彩られたカーペットセレモニーに登場した。

 火・水・土・風のエレメントたちが暮らす世界を描く、ディズニー&ピクサーの最新作。

 日本語吹き替え版声優として、ディズニー&ピクサー作品に初参加した3人。

 アツくなりやすくて家族思いの“火”の女の子・主人公のエンバーを演じる川口春奈は「私は声優が今回初めてで、その初めてがピクサー、そしてこの『マイ・エレメント』 ということで本当に幸せ」と笑顔を見せ「どんな方にも勇気を一歩踏み出す勇気をくれる作品」と胸を張った。

 涙もろくて心優しい“水”の青年・ウェイドを演じる玉森裕太は「映像もストーリーも本当に素敵なので一度でなく二度三度と皆さまに見ていただきたいです」、 “風”のエレメント・ゲイル役のMEGUMIは「私には息子がおりまして、子育ての中でピクサー作品は必ずそばにいてくれました」とディズニー&ピクサー作品への思い入れを語りつつ「本当にワクワクするかわいい世界観のなかに今の時代考える必要のあることが込められている作品」と語っていた。

 映画『マイ・エレメント』 は8月4日より公開。

80代の藤竜也「一口すすると生きててよかったと思う」毎朝自分で豆腐の味噌汁作り

2023.07.03 Vol.web original

 

 映画『⾼野⾖腐店の春』完成報告イベントが3日、都内にて行われ、主演・藤竜也と三原光尋監督が登壇。現在81歳の藤の健康ぶりに三原監督が脱帽した。

 尾道の昔ながらの⼩さな⾖腐店で、すれ違う⽗と娘の⼼温まる愛情を描く物語。

 コロナの時期に、まだ本作を撮るあてもないまま藤にシナリオを送ったところ、2日後に速達で快諾の返事が来て思わず涙したと明かした監督。快諾の理由を聞かれると藤は「もしかしたら85~6歳まで待たないといけないかもしれないけど、また三原さんとやりたいなと。基本的に好きなんです、こういう話」と、にこやかに3回目の三原組を振り返った。

 すると三原監督は「実は僕らスタッフが尾道にロケハンに行ったとき藤さんも同行してくれたんです。主演男優がロケハン同行してくれたのは僕、初めてで(笑)。1日2万歩近く歩くんです。僕らでもヘトヘトになるんです」と感嘆し「スタッフの一員のように一緒に歩いて確認してくれて。すごいうれしかったですね。僕らも藤さんが一緒にいることを忘れるくらいでした(笑)」と振り返った。

 映画にちなみ、好きな豆腐の食べ方を聞かれると、三原監督は「ごま油と塩で食べます。よく水を切って、ちょっと熱したごま油をかけて食べるのが好きですね」。藤は「ちょっと変わったところで、木綿でも絹でもいいんですけど、1丁用意して、もやしを乗せて、ごま油としょうゆをかけて突き崩して食べるんです。若い時分にウインドサーフィンに凝ってまして、ハワイのマウイで、遊びですけどトレーニングしてたときに向こうのベジタリアンの人かな、健康志向の若者たちがそうして食べてたのでマネしたんです」と明かした。

 今年スクリーンデビュー60周年を迎える藤⻯也。「60年経っても(現場に)入るときは1年生。逃げたくなるような気持ちになることもあります」と今なお初心を大切にしている様子。

「最近、飯を作るのが趣味で」という藤。「毎朝、豆腐の味噌汁を作ります。一口すするとホッとして、生きていてよかったと思う。この映画もそう感じていただけるのでは」と語った。

 この日はゲストとしてお豆腐親善大使を務める女優・加藤紀⼦も駆け付け“豆腐愛”とともに映画を絶賛していた。

映画『⾼野⾖腐店の春』は8月18日より公開。

お豆腐親善大使の加藤紀子「なぜ豆腐が1丁350円するのか」冷奴の“食べごろ”も伝授

2023.07.03 Vol.web original

 映画『⾼野⾖腐店の春』完成報告イベントが3日、都内にて行われ、主演・藤竜也と三原光尋監督が登壇。ゲストとしてお豆腐親善大使を務める女優・加藤紀⼦も駆け付け“豆腐愛”とともに映画を絶賛した。

 尾道の昔ながらの⼩さな⾖腐店で、すれ違う⽗と娘の⼼温まる愛情を描く物語。

 お豆腐マイスターの資格を持ち、お豆腐親善大使を務める加藤。この日、三原監督が報道陣にふるまった監督の手作り豆腐を「私も頂きました。お豆腐って、作られている場所と水とか、作る人の味が如実に出る。たった1丁にものすごいドラマがあって。食べる側はとりあえずお豆腐があったらいいなという思いで買いがちですけど、1丁に込める思いとか、なぜ1丁が350円になってしまうのか…といったことを考えていくと私の中でもうロマンしかなくて…」と熱弁し、三原監督も「シナリオを手伝っていただきたかった!」と苦笑。

 さらに加藤は「冷奴のときお豆腐を冷蔵庫からすぐ出して食べる人も多いですが、本当は17度ほど、ほっぺにあててちょっとヒヤッとするくらいがいいと言われています」とトリビアも披露し「今、お豆腐屋さんは全国で5000軒以下になってきているなか、豆腐に寄り添っていただける作品を作っていただいて、豆腐親善大使としても豆腐ファンとしてもうれしい」と三原監督に感謝。

 豆腐のような映画を作りたかったという監督に、加藤も「余韻のある映画で、おいしい豆腐を頂いたときのよう。見終わった後に、ごちそうさまと言いたくなるような温かで優しい映画でした。“ありがとうふ”と言いたいです」と上手くまとめたが「なんならどうして出してくれなかったのかな、と(笑)」とボソリ。

 三原監督も「続編のときはぜひお願いします」とすっかり意気投合した様子だった。

映画『⾼野⾖腐店の春』は8月18日より公開。

⼭⽥杏奈は「何にも屈しない存在を地に足をつけて演じてくれる」『山女』福永監督が絶賛

2023.07.01 Vol.web original

 

 公開中の映画『山女』の舞台挨拶が1日、都内にて行われ、主演・⼭⽥杏奈、共演・⼆ノ宮隆太郎と福永壮志監督が登壇。難役を演じきった山田を監督と共演者がたたえた。

 柳⽥國男の名著「遠野物語」に着想を得て、18世紀末の東北の寒村を舞台に、⼈々に蔑まれながらもたくましく⽣きる17歳の凛の⽣き様を描いたオリジナルストーリー。

 閉鎖的な村社会で差別されながらも生き抜こうとする主人公・凛を演じきった山田は「人生に翻弄されながらもたくましく生きていて、強い人だなと感じました。私だったらあそこまでの環境に置かれたらあきらめてしまうかも。私もこうありたいなと思いました」。

 そんな山田に、福永監督は「演技力はもちろんなんですけど、ご自身が持ってらっしゃる、何事にも屈しない感じ。マイペースでひょうひょうとされていて。もともとの明るさや目の輝きが、どんなことがあっても変わらない気がして。そういう希望を感じられる方でないと、見ていて辛くなるのでは、と。山田さんなら何にも屈しない存在を地に足をつけて演じてくれるのではと思いました」と熱い称賛。

 撮影エピソードを振り返った一同。山田は、共演の⼆ノ宮の「馬のさばき方がお上手だなと思った」とほめていたが、福永監督から「僕の記憶ではそんなに上手くはなかった」と苦笑され、「私の記憶違いだったかも(笑)」と頭をかいて前言撤回し、会場の笑いをさそう一幕も。

 ⼆ノ宮は「凛になると本当にかっこいい。でもカットがかかるとこんな感じで(笑)。本当にこの方はどうなっているんだろうと思いました」と憑依的な山田の演技を絶賛した。
 
 最後に、自信と同じ世代にこの映画をどうアピールするかと聞かれた山田は「私たちの世代は、いろいろなものを達観して見ているというか、冷めた目で引いて見てしまう人が多い世代でもあると思うんですが、凛もそういうところはあるけど、そんな彼女が自分の幸せのために進んでいくストーリーは、現代の若い人にも届くと思います」と語っていた。

桐谷美玲、第一子長男が「昨日、映画館デビューしました」子育てでは「毎日アンパンマンに助けられる」

2023.07.01 Vol.web original

 

 公開中の映画『それいけ!アンパンマン ロボリィとぽかぽかプレゼント』の舞台挨拶が1日、都内にて行われ、声優の戸田恵子、中尾隆聖らキャスト陣と主題歌を歌うドリーミングが登壇。ゲスト声優の桐谷が、アンパンマンの存在が子育ての頼もしい味方となっていると語った。

 人気シリーズ劇場版最新作。なんでも作れるロボットの女の子・ロボリィがたった一つだけ作れない“大切なもの”を見つける大冒険にでかける物語。

 館内には今日が映画館デビューというちびっこたちも多数。桐谷は「アンパンマン(の映画)って、劇場がまっくらにならないので、怖さがないと思います。みんなで一緒に歌ったり、楽しもうという雰囲気があるので、映画館デビューにはピッタリだと思います」と太鼓判。

 さらに、2020年に出産した第一子の映画デビューについて聞かれると「昨日、行ってきました。映画館デビューしました。めちゃくちゃ楽しんでくれて。やっぱり暗くならないので、ノリノリでアンパンチとかしてました(笑)」。

 ロボリィの声が桐谷の声であることに気づいた様子だったかと聞かれると「そこはあまりつながってなかった気がする」と言いつつ「でも夜、寝かしつけていたときに“ママってロボリィなの?”って聞かれました」と明かした。

「私も子供のころからアンパンマンを見て育ってきて、自分が母になってアンパンマンに助けられながら子育てしています」と言う桐谷。アンパンマンの“手助け”について聞かれると「毎日ですね。最近は、ご飯を食べるのにアンパンマンのふりかけをかけないと食べません。お風呂に入るのもアンパンマンのバスボムがあるとスムースに入りますし、本当に助けられています」と感謝。

 アンパンマン役の戸田恵子も「最近はゲスト声優さんも“小さなときから見ていました”と言う方ばかり。確実に35歳、歳を重ねたということですね」と苦笑しつつ映画、テレビ35周年、絵本『あんぱんまん』誕生50周年というアニバーサリーイヤーを感慨深げに振り返っていた。

 この日の登壇者は戸田恵子、中尾隆聖、ドリーミング、桐谷美玲、トレンディエンジェル(斎藤司、たかし)、アンパンマン、ばいきんまん。

竹野内豊「現代劇で忍者役ってどういうことだ?と」伊藤沙莉から「サンドイッチマン姿も似合う」と太鼓判

2023.06.30 Vol.web original

 映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』の初日舞台挨拶が30日、都内にて行われ、主演の伊藤沙莉と共演の竹野内豊、北村有起哉、久保史緒里と監督の内田英治、片山慎三が登壇。伊藤の恋人役を演じた竹野内がプライベートでの“縁”を明かした。

 新宿・歌舞伎町を舞台に、伊藤が演じる探偵・マリコが、FBIから行方不明になった地球外生命体の捜索を依頼されたことから巻き起こる騒動を描く。

 マリコの恋人で、自称忍者のMASAYAを演じた竹野内。「役作りとか、忍者の練習は当日ぶっつけ本番で…。忍者役は初めてだったので。最初、お話をいただいたとき“現代劇で忍者ってどういうことだ”って、分からなかったんですけど…とても楽しませていただきました(笑)」と笑顔。

 恋人役の伊藤について聞かれると「伊藤さんが現場の空気を和ませてくださって。とてもニュートラルな方なので、何も構えることなく自然と溶け込んでいくことができました」と座長ぶりに太鼓判。すると伊藤は「最初、竹野内さんがいらっしゃった初日はサンドイッチマンの姿で。似合うのが不思議でしたね(笑)。何でも似合うんだな、と。衝撃的でした」と振り返り、会場の笑いをさそった。

 さらに伊藤沙莉がDa-iCEの工藤大輝と映画の主題歌「ハイボールブギ」を踊る動画の話題になると、竹野内は「ちょっとプライベートの話になるんですけど。僕の姪っ子が子供のころにダンスを習っていて。伊藤さんと一緒のダンススクールに通っていたという話を聞いて。このキレは子供のころからやっているからなんだな、と思いましたね」と伊藤のキレキレダンスをほめていた。

 この日の登壇者は伊藤沙莉、竹野内豊、北村有起哉、久保史緒里(乃木坂46)、内田英治監督、片山慎三監督。

『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』は公開中。

北村有起哉「歌舞伎町のホストの宣伝カーはどこから来てどこへ帰っていくのか」

2023.06.30 Vol.web original

 

 映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』の初日舞台挨拶が30日、都内にて行われ、主演の伊藤沙莉と共演の竹野内豊、北村有起哉、久保史緒里と監督の内田英治、片山慎三が登壇。伊藤が演じた探偵マリコに依頼したいことを聞かれた北村がふと抱いたという疑問を明かし、会場を笑わせた。

 新宿・歌舞伎町を舞台に、伊藤が演じる探偵・マリコが、FBIから行方不明になった地球外生命体の捜索を依頼されたことから巻き起こる騒動を描く。

「マリコに依頼したいことや話を聞いてもらうとしたら?」と質問された一同。伊藤と10年来の付き合いという内田監督が「この映画界で自分が進むべき道を教えてほしい」と言えば、久保も「私も今後アイドルとしてどうしたら…」と悩み相談状態に。

 一方、北村は「歌舞伎町のホストの宣伝カー。あのトラックはどこから来てどこへ帰っていくのかなとふと思ったことがあるんです。マリコに、トム・クルーズみたいに荷台に張り付いて尾行してほしい。ゾウの墓場みたいに、ホストのトラックがダーッと止まっているのかもしれない」とひょうひょうと話し、会場も笑いが止まらず。

 さらに竹野内も「ツチノコを探してもらいたいですね。動物が好きなので、一度でいいから、存在するなら見てみたいな、と。マリコならきっと見つけてくれるのでは」と言い、マリコ役の伊藤も「見つけると思いますよ!」。すかさず北村が「歌舞伎町にいるかもしれないですしね。第2弾(続編)でね」。

「新宿が大好きで、中学生くらいから新宿の魅力に取りつかれた1人」という北村。「この映画は新宿のディープでカオスな、闇鍋のような映画」とアピールしていた。

 この日の登壇者は伊藤沙莉、竹野内豊、北村有起哉、久保史緒里(乃木坂46)、内田英治監督、片山慎三監督。

『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』は公開中。

伊藤沙莉、自身が演じた探偵に依頼するなら「SNSで攻撃する人たちを見つけ出して“何がつらい?”って聞いてほしい」

2023.06.30 Vol.web original

 

 映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』の初日舞台挨拶が30日、都内にて行われ、主演の伊藤沙莉と共演の竹野内豊らキャストと監督の内田英治、片山慎三が登壇。探偵役を演じた伊藤がSNSで攻撃する人たちを「見つけ出してほしい」理由を明かした。

 新宿・歌舞伎町を舞台に、伊藤が演じる探偵・マリコが、FBIから行方不明になった地球外生命体の捜索を依頼されたことから巻き起こる騒動を描く。

 早くも海外映画祭で注目を集めている本作。伊藤は「ずっと内田監督と海外映画祭に一緒に行こうみたいな話から始まったのに、私は一つも海外映画祭に行けていない」と“留守番”続きに苦笑しつつ高評価を喜んだ。

 本作では、新宿歌舞伎町の女探偵マリコを演じた伊藤。「マリコにどんな依頼や話を聞いてほしい?」と質問されると、伊藤は「SNSでちょっととがった言葉を投げちゃう人がたまにいらっしゃるじゃないですか。そういう攻撃する人たちを見つけだして、気持ちをほぐしてほしい。その人たちと飲んだりして、何がつらい?って。どうしたい?って。そしたら優しい世界になると思うから」と回答。

 そんな伊藤は「私はよく舞台挨拶で“エゴサーチするのでツイートしてください”って言うんですけど、けっこう尋常じゃなくて。はけた後くらいにすぐ見始めるんですね。(ツイート)1発目の人から“キター、キター”って見ているので、ぜひ広めていただければ」とアピールし、会場の驚きと笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は伊藤沙莉、竹野内豊、北村有起哉、久保史緒里(乃木坂46)、内田英治監督、片山慎三監督。

『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』は公開中。

「第31回レインボー・リール東京 〜東京国際レズビアン&ゲイ映画祭〜」ラインアップ発表

2023.06.28 Vol.web original

 

「第31回レインボー・リール東京 〜東京国際レズビアン&ゲイ映画祭〜」(7月15日開幕)の上映プログラムが決定。海外映画祭で高い評価を得た韓国映画『孔雀』など21作品が上映される。
 LGBTQ+などのセクシュアル・マイノリティをテーマとした秀作映画が国内外から集結する映画祭。今年はスパイラルホール(青山)とユーロライブ(渋谷)の2会場で、計6日間にわたり、全11プログラム21作品を上映する。21作品のうち11作品が日本初上映(ジャパン・プレミア)となる。

 オープニング作品は、釜山国際映画祭やサンフランシスコ国際映画祭で高い評価を得た韓国映画『孔雀』。家族や故郷の人々と絶縁しているトランスジェンダー女性の物語。

 日本作品では、精力的にゲイ映像作品を続々と制作しているちくわフィルムの長編映画第3弾『幸運の犬』などを上映。

 メディーやドキュメンタリー、ショートフィルムなど、多岐にわたる充実の上映ラインナップとなっている。

「第31回レインボー・リール東京 〜東京国際レズビアン&ゲイ映画祭〜」は7月15日から17日まで青山・スパイラルホールにて、7月21日から23日までは渋谷・ユーロライブにて開催。

Copyrighted Image