アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2016』(SSFF & ASIA)が、今年も盛況のうちに閉幕。13日に行われたアワードセレモニーでは、気になるオフィシャルコンペティションなどが発表。はたして今年、米国アカデミー賞を目指すのは!?
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戦慄の“カエル男”の正体は…妻夫木聡!
映画『ミュージアム』のジャパンプレミアが13日、都内にて行われ、主演の小栗旬をはじめ、尾野真千子、野村周平ら出演俳優と大友啓史監督が登壇した。
同作はカエルのマスクをかぶった連続殺人犯、通称“カエル男”と、それを追う刑事との攻防を描く、人気漫画を原作としたサスペンス。この日まで、カエル男役の俳優が誰かは明かされておらず、ネットなどで話題となっていた。
雨が降る演出で不気味な雰囲気が会場を包むと何人ものカエル男たちのなかから、本物のカエル男として登場したのは妻夫木聡! 1200人の観客からは一斉に驚愕の声が上がり、その反応に妻夫木もニヤリ。その直前に、野村が登場した際に黄色い声が盛大に飛び交ったためか「野村周平のときより歓声が小さかったらどうしようと思った」と会場の笑いをさそった。
イベントでは、劇中の設定にちなみ「最近、起きた“有罪”にしたいこと」のテーマでトーク。小栗が「雨が降っているシーンで監督から絶対に目を開けているよう言われたが、雨が降りすぎて息もできず溺れるかと思った」と明かすと、妻夫木も「監督に、部屋の中でトレーニングしているシーンを撮ると言われてジムに通って体を鍛えたのに、そんなシーンの撮影は無かった」とこぼし、さらに野村も「宙づりになるシーンで、11階ほどの高さの場所でお昼休憩以外の時間、吊るされっぱなしだった」と、次々と監督を“告発”。これには大友監督も「僕が有罪でいいです(笑)」と苦笑い。
映画は11月12日より全国公開。
THL編集部オススメMOVIE『TSUKIJI WONDERLAND』
今年11月に豊洲への移転を予定している東京都中央卸売市場築地市場に初めて1年以上に渡りカメラが入り、一般の人が足を踏み入れることのできない築地の深部まで迫ったドキュメンタリー。知られざる築地の魅力を余すところなく伝える。
監督:遠藤尚太郎/1時間50分/松竹メディア事業部配給/東劇にて先行上映中 10月15日より全国公開 http://tsukiji-wonderland.jp/
THL編集部オススメMOVIE『少女』
読書好きで内向的な女子高生・由紀は親友の敦子がいじめられていても助けることができずにいた。苦しみを由紀に訴えた敦子だが由紀の中の闇を目撃してしまう。そんなとき転入生の紫織にある誘いを受け…。
監督:三島有紀子 出演:本田翼、山本美月他/1時間59分/東映配給/丸の内TOEI他にて公開中 www.shoujo.jp
THL編集部オススメMOVIE『グッドモーニングショー』
朝のワイドショーのメインキャスター澄田真吾。かつては報道番組のエースキャスターだったがある災害現場でのリポートがもとで降板。そのトラウマから現場リポートができなくなっていた。ある日、都内で人質立てこもり事件が発生し…。
監督:君塚良一 出演:中井貴一、長澤まさみ、志田未来他/1時間44分/東宝配給/全国東宝系他にて公開中 http://www.good-morning-show.com/
【第29回東京国際映画祭】コンペや特別作品だけじゃない! TIFFをもっと楽しむ4つのスタイル
“過去”と“未来”を知る
コンペ以外でレアな作品を探すなら、日本未公開となる世界各国の作品に注目するワールド・フォーカス部門や、アジアの優れた作品をさまざまな切り口で紹介するCROSSCUT ASIA部門がオススメ。どちらも一般公開未定の秀作が数多くセレクトされており、この機会に鑑賞しておきたいものばかり。また日本映画クラシックスや、UCLA映画テレビアーカイブ復元映画コレクションでは日ごろなかなか見る機会のないクラシック作品を満喫できる。日本で一般公開されるか分からない新作も、歴史的な名作もこの機会にお見逃しなく!
【第29回東京国際映画祭】監督・行定勲が語る「映画祭から生まれるもの」
国際交流基金アジアセンター×東京国際映画祭 アジア・オムニバス映画製作シリーズ企画〈アジア三面鏡2016:リフレクションズ〉が始動。その第1弾で製作された3作品のうちの1本『鳩 Pigeon』を手掛けたのがアジアでも人気の高い行定勲監督。まさにTIFFが生んだアジアの一本というべき本作の誕生秘話を語ってもらった。
10月25日開幕!東京が映画の街になる【第29回東京国際映画祭】
秋の東京の風物詩、東京国際映画祭がいよいよ10月25日から開幕! 豪華なトップスターから未来の巨匠たちまで国内外の映画人とともに、厳選された映画を堪能する特別な10日間が始まる!
THL編集部オススメMOVIE『淵に立つ』
郊外で小さな工場を営む鈴岡家。夫・利雄と妻・章江、10歳の娘・蛍の3人は平穏な日々を送っていた。ある日、利雄は古い知人で最近まで服役していた八坂草太郎を雇うが…。
監督:深田晃司 出演:浅野忠信、筒井真理子、古舘寛治他/1時間59分/エレファントハウス配給/有楽町スバル座 他にて公開中 http://fuchi-movie.com/
黒沢清監督インタビュー 映画『ダゲレオタイプの女』
日本を代表する映画監督・黒沢清が初の海外作品に挑戦。全編フランス語により、フランスの俳優、スタッフを起用、フランスでロケを行った最新作『ダゲレオタイプの女』製作秘話を語る!
EXILEの橘ケンチとTETSUYAが横須賀盛り上げ大使に就任「横須賀の魅力を世界に発信」「猿島でフェス開催!」
EXILEの橘ケンチとTETSUYAが神奈川・横須賀市の「横須賀盛り上げ大使」に就任することになり、5日、同市の諏訪小学校で行われた就任式に出席した。ケンチは「横須賀は国際都市。いろんな人たちが集まっていて、僕もそのなかで育ちました。横須賀と世界とがつながっていく場所が増えていったらいいなと思います」、TETSUYAは「ステージを組んでフェスみたいのをやってみたいですね。場所は猿島とかだったら最高ですね」と、構想をぶち上げた。
2人とも横須賀育ち。EXILEをはじめとした所属グループでのライブなどで全国を飛び回って多忙を極めるが、その活動と並行して、横須賀市でもさまざまな活動を展開。中学校で生徒にダンスを教えたり、観光PR番組に出演するなど市とタッグを組んで精力的に活動してきた。

