共謀罪の構成要件を厳格化した「テロ等準備罪」を新設する改正組織犯罪処罰法が15日の参院本会議で、成立した。
18日までの今国会の会期を延長せずに成立を目指した与党は14日夜の参院本会議で、法務委員会の採決を省略する「中間報告」を行う動議を提出。野党4党は内閣不信任決議案を提出して徹底抗戦したが、15日未明の衆院本会議で否決された。この影響で参院本会議は日付をまたぐ「徹夜国会」となり、成立は15日午前7時46分にずれ込んだ。
共謀罪の構成要件を厳格化した「テロ等準備罪」を新設する改正組織犯罪処罰法が15日の参院本会議で、成立した。
18日までの今国会の会期を延長せずに成立を目指した与党は14日夜の参院本会議で、法務委員会の採決を省略する「中間報告」を行う動議を提出。野党4党は内閣不信任決議案を提出して徹底抗戦したが、15日未明の衆院本会議で否決された。この影響で参院本会議は日付をまたぐ「徹夜国会」となり、成立は15日午前7時46分にずれ込んだ。
除染費不正疑惑
東京電力福島第1原発事故の除染事業をめぐり、準大手ゼネコン「安藤ハザマ」による除染費の不正取得疑惑が6日に発覚。同社の野村俊明社長は9日、記者会見を開き、1次下請け会社に指示して作成させた改竄領収書を、発注者の福島県田村市といわき市に提出していたことを認めた。領収書上の改竄額は計約8300万円。19日には東京地検特捜部が詐欺容疑などで同社本社を家宅捜索し、強制捜査に乗り出した。
「人づくり改革」担当相
安倍晋三首相は19日、通常国会閉会を受けて官邸で記者会見し、「人づくり改革」を検討する有識者会議「みんなにチャンス! 構想会議」を7月に発足させると表明。担当相には、加藤勝信1億総活躍担当相を充てる方針とみられる。
EU葬
第二次世界大戦後、東西に分断されていたドイツの統一を1990年に実現した同国のヘルムート・コール元首相が16日、独西部ルートウィヒスハーフェンの自宅で死去した。87歳。1982年10月から1998年10月まで連邦首相を務めた。約16年に及ぶ在職期間は戦後の西ドイツ、統一ドイツを通じて最長記録。
EUは20日、コール氏の葬儀を7月1日に行うことを発表。EUが葬儀を主催するのは初めて。
将棋の現役最高齢棋士、加藤一二三・九段が20日、高野智史四段に敗れ、同日付で引退「今日は感想戦はなしで」(20日の対局後)、「幸せな棋士人生をありがとうございました」(20日、自身のツイッターで)
→思うところがありすぎだったんだな…。
森友学園による補助金不正受給疑惑で、家宅捜索を受けた同学園の籠池泰典・前理事長が安倍晋三首相による19日夕の会見が終わった直後に捜索が行われたことについて「捜査手法に強烈な違和感を覚えている」(20日朝、自宅で会見)
→最近鳴りを潜めていましたが、まだまだ過去の人ではないですよ。
第9回AKB48選抜総選挙で20位に入ったNMB48の須藤凜々花が「私、私…。NMB48の須藤凜々花は結婚します」(17日、会場で)。前人未到の3連覇を達成したHKT48の指原莉乃が須藤の突然の結婚発表に「やっぱりステージ上ではアイドルでいてほしかったな」(18日)
→恋愛禁止だけど結婚は禁止じゃなかったということで…。
松野博一文科相「「結果的に調査対象以外の共有フォルダーから、前回確認できなかった文書を確認できたことは大変申し訳なく、私としても真摯に受け止めている」(15日)
→ちゃんと探せ。
ビートたけしが出演する新CMが話題だ。たけしがカメラをにらみつけてゲキを飛ばすもの、もう一つはいろんなバリエーションで転んで見せるというもの。前者では何度も何度も行ったり来たりして歩かされたり、後者では何度も何度も転ばされたうえに「違うパターンはないですか?」と要求されたり。「撮影現場では怪我はなかったと思ったけど、帰りにフィットネスに行って風呂場で自分の姿を見たら青タン赤タンだらけで驚きましたけど、気合が入ればやれちゃうもんだなと思いました」と、たけし。「(転ぶのは)ディレクターがテリー伊藤なもんで、酷いことをさせられた」と、ニヤリ。
CMは、予防医学に基づいた視点で美と健康を研究し、『スカルプD』や「まつ育」などを世に広めてきたアンファーが、設立30周年を機に発表した「予防医学でミライを変えよう。」という企業メッセージを発信するもの。たけしは「ミライを変えろ。」と語りかける。
13日に都内で行われた発表会で、たけしは、CMの感想を聞かれると「嫌な爺だと思いますけどね、文句ばかり言って。今あんまし良くないと思うのは、若い人をおだてるっていうかね、君たちには夢があって未来があるっていう。世の中はそういうわけにはいかない。ちゃんと自分の範囲のなかで一生懸命やることが重要。昔みんなで手をつないで一緒にゴールしてなんていうのがあったけど、現実の世界は全然違ってたよね。それじゃ、みんなオリンピックに出たくたって、ちゃんと予選会がある。なんでも競争社会なんで、みんな戦う意識がないと。みんながどうにか引っ張って行ってくれるなんて思うのは大きな間違い。実力も運も、向きも不向きもあるけど、対応していく気持ちがないとね」
アンファーは30周年に寄せて、新分野への参入など「マニフェスト30」を発表。たけしもミライに向けたマニフェストを聞かれ、「新しいものを避けない」。
「自分にも弟子がいるけど、寛容にしている。あとは年で決めないこと。80歳でも精神年齢20の人も、その逆もいる」
CMはオンエア中。
小学4年生から6年生を対象にしたフットサル大会「EXILE CUP 2017」が6月24日に開幕した。開幕を飾った関東大会1は、茨城県鹿嶋市・鹿島アントラーズクラブハウス フットサルコートで開催され、スペシャルサポーターを務めるEXILE ÜSAが応援に駆け付けた。
2010年からスタートし今年で8年目を迎えた「EXILE CUP」。関東大会1には52チーム・461人が参加。EXILE ÜSAとともにウォーミングアップで「EXダンス体操」をし、試合の合間には子どもたちとサッカーを楽しんだ。
ジョニー・デップの娘・リリー=ローズ・メロディ・デップが映画初主演を務めた『コンビニ・ウォーズ?バイト JK VS ミニナチ軍団?』が公開される。リリーはやる気のないコンビニバイト店員を、親友を同作の監督の娘、ハーレイ・クイン・スミスが演じる。授業もバイトもやる気のない、でもヨガだけは好きなJK2人が呼び覚ましてしまった“ミニナチス軍団”の世界侵略を止めるべく、地球の命運をかけて壮大なバトルを繰り広げる。公開を記念し、スタンプ風ミニナチくんステッカーを読者2名にプレゼント(係名:「コンビニ・ウォーズ」)。
2013年の「キングオブコント」を制したかもめんたる。コントはもともと演劇的な要素を多く含むものなのだが、コンビ結成当初「劇団イワサキマキオ」という名前で活動していたくらい「お芝居にこだわったネタ」をしていた彼らの芸風は特に演劇に近いにおいを感じさせた。
と思っていたら、案の定というべきか2014年にはナイロン100℃の舞台に俳優として出演。翌年には劇団かもめんたるを結成。なんやかんやで今回で3回目の公演となる。毎回キャストオーディションも行うなど、本気も本気の劇団公演だ。
今回はヨーロッパ企画の石田剛太、ナイロン100℃の長田奈麻、劇団チキンハートの小椋大輔といったところが前回に続き出演。前回は所属劇団で見せる姿は押さえつつも、劇団かもめんたるならではの役者の使い方を見せるなど役者たちの新たな一面を見せてくれた。
作・演出を担当する岩崎う大は「かもめんたるのグロテスクな世界観をより一層煮詰めたような妖しくも面白い演劇。笑いありエログロありなのに、後味爽やかなロングコントをご堪能あれ!」とコメントしているのだが、果たして今回はどんな作品に仕上げるつもりなのか…。
ナチスドイツ支配下のフランスからスイスの国境を目指した子供たちの実話から生まれた奇跡の物語。メガホンをとったのは、『ポネット』の巨匠ジャック・ドワイヨン監督を父に、『スパニッシュ・アパートメント』のセドリック・クラピッシュ監督を夫に持つ気鋭の女性監督ローラ・ドワイヨン。主人公ファニーを演じたのは、1000人近くの子供たちのなかから選ばれたレオニー・スーショー。
1943年フランス。13歳のユダヤ人の少女ファニーは幼い2人の妹とともに協力者たちが密かに運営する児童施設にかくまわれていた。ところがある日、密告者の通報により、子供たちは別の協力者の施設に移らなくてはならなくなる。しかしすぐさまそこにもナチスの手が及ぶ。さらに列車で移動する途中、ドイツ兵の取り締まりによって引率者とはぐれ、9人の子供たちは見知らぬ駅で取り残されてしまう。いつの間にかリーダー役となったファニーはバラバラになりかける子供たちの心を一つにし、幾度もの危機を勇気と知恵で乗り越え、スイス国境を目指すのだが…。
8月11日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテ座ほかにて全国公開。
数々のアクション映画でヒーローを演じてきたトム・クルーズが、暗殺能力もスパイ技術も持ち合わせていない“一般人”役で、ミイラの王女に立ち向かう! 1930年代のクラシックホラー『ミイラ再生』を、アクション・アドベンチャー大作としてリメイクした話題作。
発掘に立ち会ったことから恐怖に巻き込まれる主人公・ニック役にトム。銃撃戦から無重力アクションまで、過酷なアクションスタントのほとんどを自ら演じている。呪われた王女アマネットを演じるのは、『キングスマン』で美しき義足の殺し屋ガゼルを演じ注目を集めたソフィア・ブテラ。物語の鍵を握るジキル博士役にはラッセル・クロウ。
中東の戦闘地帯で古代エジプトの文字が刻まれた石棺が発見された。発掘に立ち会った米軍関係者のニックは、考古学者のジェニーらとともに石棺をイギリスに輸送することに。しかしその途中、アクシデントでロンドン郊外に墜落。石棺は行方不明になってしまう。ついに憎悪を募らせる王女ミイラ・アマネットが目覚め、世界を恐怖で覆い尽くす…!
今回は読者3組6名に本作を鑑賞できるムビチケをプレゼント。映画は7月28日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国公開。
民間からも心配の声
2020年東京オリンピックでは神奈川県の江の島でセーリング競技が開催される。
江の島は1964年の東京オリンピックでもセーリング競技が開催された、いわば「ヨットの聖地」ともいえる場所。
今回の東京オリンピック・パラリンピックは2011年の東日本大震災から復興した姿を世界に示すこともひとつのテーマとなっている。その観点から「オールジャパン」という言葉のもと開催地の東京ばかりでなく日本全体でオリンピック・パラリンピックに取り組もうという動きになっている。
実際、宮城県ではサッカーの予選、福島県では野球・ソフトボールの予選が行われ、東京近隣では埼玉県ではゴルフやバスケット、千葉県ではフェンシングやテコンドー、神奈川県ではセーリング競技などが開催される。
しかし現在、その開催費用の分担を巡り、さまざまな問題が持ち上がっている。
当初、仮設施設の整備費は組織委員会が負担することになっていた。それがその後の試算で費用が大きく膨らんだことから組織委がギブアップ。昨年末に都や開催自治体にも負担を要請することとなった。
これに異議を唱えたのが自治体側。メディアを通じて各知事の意見が飛び交う中、5月9日に千葉、埼玉、神奈川の3県知事が首相官邸を訪問。安倍晋三首相に対し早期解決への協力を直談判した。
一方、小池百合子東京都知事は当初の予定通り11日に安倍首相と会談し、費用負担問題で都外の競技会場の仮設整備費を都が全額負担すると表明。これで一件落着かと思いきや、今度は大会運営費の分担問題が浮上。
24日には丸川珠代五輪担当相が仮設施設費以外の大会運営費を都外に競技会場のある7道県4政令市が400億円を負担することで都や大会組織委員会と大筋合意した旨を表明したが、神奈川県の黒岩知事は「大会運営費は東京都か大会組織委員会が持つべきだ」と反論。
結局31日に開かれた関係自治体等連絡協議会で費用負担の大枠を合意した。ただし、焦点となっていた都外自治体の負担については、会場への輸送や警備などを担うとした「立候補ファイル」などに沿って費用を分担するとの原則を確認したが、具体的な負担金額などについては先送りした。
大会運営費というのは開催時にかかる警備の経費や周辺事業者への補償といったものが含まれる。
江の島の場合だと民間のヨットの移動費用や漁業補償を巡る問題が浮上する。
江の島が「ヨットの聖地」というのは前に書いた。と同時に江の島はシラスの名産地でもある。
シラスは衝撃や水質の変化に弱く、繁殖が難しい繊細な面があり、適切な環境や水質の保全が必要な食材。
通常の競技だと五輪の前年に“プレ大会”が開催されることが多いのだが、セーリングの場合は自然を相手にするという競技の性質上、選手が競技会場を経験したいということで早い段階で“プレプレ大会”といった形で大会が開催される。
江の島では来年の2018年9月にはプレプレ大会、2019年にはプレ大会が開催されるのだが、夏季はシラス漁の最盛期。大会開催中はもちろん漁はできないし、大会に先駆け定置網も撤去せねばならず、その補償額はかなりの額に上ると予想されるが、これについての細かい数字はまだ提示されてはいない。
31日の連絡協議会で取りあえずの結果は出たが漁業関係者にとっても不安は残るところだろう。
この状況をなんとか打開できないかという声は民間からも上がっている。そんななか「?シラスを食べて自分も江の島も元気に・美しく!?江の島SHIRASU2020」というプロジェクトが発足。現在クラウドファンディングの「Makuake」で賛同者を募っている。
ラグビーの「リポビタンDチャレンジカップ2017日本代表対アイルランド代表」(24日、味の素スタジアム)の開催に合わせ同日、隣接する味の素スタジアム西競技場で「東京ラグビーファンゾーン2017」が開催された。
これは「ラグビーワールドカップ2019」に向けて日本代表戦をみんなの力で盛り上げようという目的で行われたもの。
会場はブース、芝生、ステージの3つのエリアでさまざまな企画が催され、芝生で行われた「人文字でラグビーボールを作ろう」という企画には炎天下のなか831人が参加。その後はそのまま解放された芝生エリアでラグビーボールを使ってのラグビー体験。大人も子どもも慣れない楕円のボールの扱いに四苦八苦しながらも、芝生でラグビーをするという貴重な時間を過ごしていた。
ブースエリアでは的に向かってパスを投げる「パスターゲット」などラグビーを体感する企画はもちろん、「ウィルチェアーラグビー」「ボッチャ」「ベガーボール」といった障がい者スポーツを紹介・体験するエリアも用意され、多くの人が実際にプレー。またW杯開催都市もブースを展開し、来る2019年に向けての機運を高めた。