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天皇杯サッカー 鹿島が5度目の優勝。川崎は悲願の初タイトルお預け

2017.01.06 Vol.682

 第96回天皇杯サッカーの決勝が1日、大阪府吹田市の市立吹田スタジアムで開催された。天皇杯の決勝が大阪で行われるのは56大会ぶり。

 鹿島アントラーズが延長戦の末、2-1で川崎フロンターレを破り、6大会ぶり5度目の優勝を果たした。鹿島はJリーグ制覇と合わせ、今季2冠を達成。国内3大タイトル最多の19個目の戴冠となった。

 鹿島は前半42分、遠藤の右コーナーキックから山本がヘディングで先制。川崎も後半9分に、ゴール前に走り込んだ小林が右足で決め同点に追いつくと、そのまま試合は延長に。

 鹿島は延長前半4分に途中出場のファブリシオが決勝ゴールをあげる。川崎は後半開始から森本を投入し、最後まで鹿島ゴールに迫ったが、詰めが足りなく、あと1点が届かなかった。

 川崎は天皇杯では初めての決勝進出。初タイトルを目指したがチャンピオンシップ準決勝に続き、またも鹿島の牙城の前に敗れ去った。

 試合は大一番での経験の差が勝敗を分けた格好となった。

 鹿島はリーグ戦終了後も下剋上によるチャンピオンシップ制覇、クラブワールドカップ(W杯)準優勝と強さに加え、短期間のうちにしたたかさにも磨きをかけた。

 前半19分にファウルで倒された小笠原が川崎の中村に激しく詰め寄ったシーンもそう。チームの闘争心をかき立てるとともに、熱くなりがちな選手の多い川崎の弱点を巧みに突いたものだった。

 川崎は5年間チームを率い、優勝争いの常連にまでチームを育て上げた風間監督が今季限りで退任する。その風間監督は「選手たちはたくましくなった。結果は残念だが、それ以上に喜びでも誇りでもある試合になった」とチームをねぎらった。主将の中村は「決めるところ、決められてはいけないところのちょっとの差が、天と地で全然違う結果になる」と勝負の厳しさをかみしめた。

 そして風間監督のもと2013〜2015年に3年連続Jリーグ得点王という偉業を成し遂げた大久保は「一人一人がうまくなりたいと思ってやるようになれば強くなる」と話した。その大久保はFC東京への移籍が4日発表された。

12・31RIZIN RENA完勝 マッハが坂田に引導 ギャビ試合後に大乱闘

2017.01.01 Vol.681

「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND」が12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催された。

 昨年の大晦日に総合格闘技デビューを果たし、9月には山本美憂に勝利を収めるなど、RIZIN女子のエースともいえる活躍を見せるRENAがハンナ・タイソンを3R2分47秒、三日月蹴りでKO勝ちを収めた。

 RENAはタイソンの小気味のいい打撃に手こずりながらも、右ハイキック、膝蹴りで徐々にペースをつかむと、首投げ、自らタックルを仕掛けてテイクダウンを奪うなど力差を見せつける。3Rにはガードの下をかいくぐり三日月蹴りをボディーに決めると、タイソンはうずくまってダウン。悶絶KOで3R2分47秒、勝利を収めた。

 カード決定の経緯から発表会見に至るまでなにかと物議を醸した桜井“マッハ”速人vs坂田亘戦は2R2分37秒、マッハがKO勝ちした。

 入場シーンで実況席に座る小池栄子と2分割の2ショットが映されるなど、どうしても“小池の旦那”というキャラがクローズアップされる坂田。
 その構図を良しとしないマッハは入場から不機嫌な表情を隠さない。

 リングス時代の盟友である高坂剛のもとでのトレーニングで体はきっちり作られていた坂田だったが、総合の実力ではマッハが数段上。マッハはグラウンドでマウントを奪うやパウンドの連打で2R2分34秒、TKOで勝利を収めた。

 試合後マッハは「愛の力、感じさせてもらいました。小池(栄子)さん、どれくらい愛の力が強いのか、僕はわざとずっと殴ったんです。彼からは立ち向かう姿勢が感じられて、リスペクトできるなと思います」と坂田の頑張りを称えた。

 神取忍が直前のケガで欠場。代役の堀田祐美子と戦うこととなったギャビ・ガルシアはゴング早々にロープに飛んだ堀田の動きに攪乱されることなく堀田をつかまえるとヒザ蹴り、パンチでダウンさせるとパウンドの連打で1R41秒、TKO勝ちした。

 試合後に神取が「この敵は私が取ります」とアピールするところに日本の女子プロレス団体スターダムにも参戦経験のあるアルファ・フィーメルが突如乱入。ギャビに対戦を迫るとギャビも「今ここでやってやる」とエキサイト。神取を交え、大乱闘に発展。今後のギャビの対戦相手に注目が集まることとなった。

12・31RIZIN 山本美憂とアーセンともに腕十字で一本負け

2017.01.01 Vol.681

「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND」が12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催された。
 9月大会に続き母子での参戦となった山本美憂と山本アーセンは奇しくもともに腕十字固めで一本負けを喫するという結果となった。

 先に登場した美憂はアメリカのKOTC王者アンディ・ウインと対戦。課題とされた打撃への対策も抜かりなく、得意のタックルでテイクダウンを奪ったものの、もうひとつの課題だった“上になってからの攻撃”で決めきれず、逆に下からの腕十字で右腕をとらえられる。ラウンド終盤でタップせずしのぐ美憂だったが、レフェリーがストップ。1R4分41秒、腕十字固めで敗れ、総合格闘技2連敗となった。

12・31RIZIN 川尻がクロンに敗れる

2017.01.01 Vol.681

「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND」が12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催された。
ワンマッチで行われた川尻達也vsクロン・グレイシー戦は2R2分4秒、クロンがリアネイキッドチョークで勝利を収めた。

 川尻は1Rからクリンチアッパー、ボディーブロー、クロンが組みついてはボディーへのヒザで押し込む。打撃で分が悪いとみたクロンは組みついてグラウンドに引き込むと下から川尻をコントロール。ロープ際で腕十字を決めるが、体がエプロンに出てしまい決めきれず、川尻が脱出。しかしクロンはすぐにバックをキープし、スリーパー。川尻も残り時間をしのぎ切り、ゴングに救われる。

 2Rもクロンはすぐにグラウンドに引き込むが、川尻はしのぎ、離れるとキックから踏みつけへ。しかしその足をつかまれクロンにバックを奪われる。クロンの腕を取りなんとか防御する川尻だったが、クロンががっちりスリーパーに捕らえる。最後はこらえる川尻の口から一筋の血が流れ落ち、無念のタップという壮絶な結末となった。

 試合後、クロンは「川尻選手はビッグネームだし、パンチも強いし、経験値も豊富だし、絶対にギブアップもしないし、相手として不足はないと思っていた」と話した。

 一方の川尻は「クロンはリングで向き合った時に不気味でした。ヘビみたいだった。引き込んできたのは想定内。相手を押さえ込んでコツコツいってもいいがそれだと今までの俺と何も変わらないと思ったし、とにかくクロンという最高のグレイシー相手に自分を変えて挑んだ結果がこうなりました。俺よりクロンのほうが強かった。踏みつけに組みついてきたところを、足を抜いてサッカーボールキックする練習はしていたのだが、足が抜けなかった。無理にあんなことする必要はないのかもしれないけど、それでも自分を変えたかったし、みんなの期待にこたえたかったし、みんなの笑顔見たかったけど、結局たくさんの人にお世話になって日本に帰ってこれて、なんの力にもなれなった。どうすればいいのか、もうこれ以上、期待されることもないだろうし、期待を裏切るのも怖いかなっていう気持ちは今もある。試合前は、勝って、みんなに伝えたいこともあったし、4月の横浜も出るつもりだったけど…。もちろん試合はしたいしRIZINを盛り上げたいけど、俺じゃ力不足?というのもある」などと口にした。

12・31RIZIN無差別級トーナメント ミルコが3連続KOで優勝

2017.01.01 Vol.681

「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND」が12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催された。

 無差別級トーナメントの決勝はミルコ・クロコップvsアミール・アリアックバリで争われ、1R2分2秒、KOでミルコが勝利を収め、トーナメントを制した。

 ミルコはこの日行われた準決勝でバルトと対戦。バルトが2回戦の高阪剛戦同様、巨体を利した突っ張りでミルコをコーナーに押し込む。しかしミルコが強烈な左ひざをバルトのどてっ腹にぶちこむとバルトは悶絶して体を離し、逃亡。追いかけたミルコがダウンしたバルトに鉄槌とパウンドの連打を浴びせ、1R49秒でKO勝ち。ほぼノーダメージで決勝に進出した。

 一方のアリアックバリは準決勝でワレンティン・モルダフスキーと対戦。組みついてテイクダウンはさせるものの、極めることができずモルダフスキーの反撃を許す展開に。結局フルラウンドを戦い、2-1の判定で辛くも決勝に勝ち上がった。

RIZINトーナメント2回戦でミルコ完勝 北岡がクルックシャンクに逆転勝利

2016.12.30 Vol.681

「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND」が29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催された。
 無差別級トーナメントの2回戦ではミルコ・クロコップ、バルト、アミール・アリアックバリ、ワレンティン・モルダフスキーが勝利を収め、31日に行われるFinal Roundへ駒を進めた。準決勝はアリアックバリvsモルダフスキー、ミルコvsバルトで行われ、勝者がメーンで決勝を戦う。

 ミルコはこの日のメーンで昨年のグランプリ覇者キング・モーと対戦。1Rにローキックをモーにキャッチされテイクダウンを許すなど冷やりとさせられたが、ローを減らすなど即座に対処。強烈な左ハイで徐々にペースをつかむと2R、パンチからのモーのタックルを切ると体勢を入れ替え、コーナーに詰め左ボディーを3連打。崩れ落ちたモーにパウンドの連打を浴びせ、TKO勝ちした。

 

松坂、充希、太鳳、柳楽が新CMで競馬の楽しさをアピール!

2016.12.27 Vol.681

 2017年JRA新CM発表会が27日、都内で行われ、CMに出演する松坂桃李、高畑充希、土屋太鳳、柳楽優弥、CMソングを担当した木村カエラも出席した。

 大活躍する若手俳優たちが揃った。初共演のメンバーも多く、土屋が松坂の印象を「競馬場のような開放感があるところにぴったりな人」と話すと、松坂は「初めて言われた」と照れ笑い。高畑は柳楽を「ずっと(出演作品を)見ていたんで、目ヂカラでその辺の人を殺しそうだっていうのがあったんですけど、お会いしたら柔らかい方でホッとしましたね」。それに対して柳楽は「ありがとうございます。(高畑には)パワーを感じた」と感謝していた。

 出演者全員撮影で初めて競馬場を体験。松坂は「ちょっとしたアミューズメントパーク! 競馬以外の楽しいものがあって、公園やピクニック気分」、土屋も「お祭りの雰囲気」とテンションは高め。柳楽は「フードコートなど施設が充実していて、デートで来たら超楽しいだろうなと思いました」と気にった様子だった。

 新CMは、「HOT HOLIDAYS!」がキャッチコピーの下、初めての競馬場で過ごす楽しい休日の様子を収めた内容。それぞれの出演者の驚きや笑顔や興奮の表情が見られる。木村の歌うCMソング『HOLIDAYS』には、4人でコーラスで参加。それぞれレコーディングを楽しんだといい、カエラはノリノリで歌う柳楽の映像を見て「ふざけすぎていると思った。笑っちゃった」と喜んでいた。

 CMは、2017年1月1日からオンエア。

年末年始に、笑顔になれるオススメ5本!『M-1グランプリ2015完全版 漫才頂上決戦 5年分の笑撃〜地獄からの生還…再び〜』

2016.12.27 Vol.681

 昨年12月、5年ぶりに復活した漫才頂上決戦『M-1グランプリ2015』、待望のDVD化! 本大会はプロ・アマ問わず、結成15年以内のコンビがエントリーする漫才グランプリ。“とにかく面白い漫才”を基準に勝敗を決め、勝ち残り戦の頂点に輝いたコンビには、M-1王者の名誉と賞金1000万円が与えられる。DVDには、決勝大会の模様はもちろん、特典映像として敗者復活戦や「M-1リターンズ」、アマチュアセレクションの他、2015年王者トレンディエンジェルの撮り下ろしインタビューも収録。

山本美憂とアーセンが練習公開 アーセン「絶対勝てる」と美憂の勝利を断言

2016.12.26 Vol.681

「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND」(12月29、31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でともに大晦日に出場する、山本美憂と山本アーセンが26日、都内で練習を公開した。

 1R3分で、まずはシャドーボクシングを1R、続いて2人でグラウンドのスパーリングを行った。

 ともにシャドーでは時折タックルのフェイントを織り交ぜながら軽快な動きを見せ、グラウンドではアーセンが下になって美憂が上のポジションでの動きをチェック。アーセンは下から関節を決める動きを見せるなど対所英男対策に抜かりはないよう。また「前回は上からの攻撃に反省点があった」という美憂もそれを踏まえた慎重な動きを見せた。

 練習後、アーセンは母・美憂の動きについて「別人です。やることも考え方も違う。今回は間違いなく勝てる」と太鼓判を押した。

 美憂は「2戦目なのでまだ緊張すると思う。その覚悟でリングに上がりますが、前みたいにワケが分からないという状態には多分ならないんじゃないかなって思います」と話した。

別所哲也 快適な睡眠環境で 良質な睡眠が“オン”!

2016.12.26 Vol.681

俳優としてドラマ、映画、舞台と幅広く活躍しながら、平日は早朝のラジオ番組のナビゲーター、夜はBSの報道番組のメインキャスターを務めるなど、ハードスケジュールをこなす別所哲也。一方で、自ら立ち上げたショートフィルムの国際映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア』の代表を務め、日本の映像表現の最前線を見守り続けている。そんな情熱とパワーの秘密は、別所ならではの“オンとオフ”の考え方にあった!

【冬休み映画2016-2017】映画館に入りびたり! この冬イチオシ特集上映

2016.12.26 Vol.681

『溝口健二&増村保造映画祭 変貌する女たち』

 溝口健二、増村保造という昭和を代表する巨匠の映画を、女優に焦点を当て42本を厳選、一挙上映する大レトロスペクティブ。師弟関係にもあった2人は、ともに徹底した美学を持って女性を描きつづけた巨匠として、国内外で多くの映画人にも影響を与えた存在。京マチ子、香川京子、田中絹代、若尾文子…昭和の映画黄金期を彩った女優たちの美をスクリーンで堪能するまたとない機会。

【期間】開催中?2017年1月26日【場所】角川シネマ新宿【URL】 http://cinemakadokawa.jp/mizoguchi-masumuraeigasai/

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