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巧みな脚本と物語の裏に隠されたテーマが実は結構ヘビー? MONO『ハテノウタ』

2017.03.12 Vol.686

 MONOの作品を一言で言うと、現実にはあり得ない非日常の設定の中で繰り広げられる、軽妙かつ絶妙な会話劇といったところか。

 作・演出の土田英生の描く台詞とそのやり取りは、どのような設定においてもニヤリとさせられ、クセになる。そしてその作品を熟知したメンバーたちが具現化した舞台はMONO“ならでは”としか言いようのない、とても中毒性の高いものになっている。

 今回はボーカリストの浦嶋りんこをゲストに呼ぶなど、これまでの会話劇に音楽劇の要素をプラスした新境地ともいえる作品。

 ある薬の普及で100歳間近になっても若いままの人々がいた。服用の度合いによって老け方が違うため見た目はバラバラなのだが、みな同じ年というなんとも不可思議な風景。みんなは集まって歌い、そして懐かしい思い出話で盛り上がる。しかし未来のことを語る奴はいない。それはみな今年中に死ななければいけない運命にあるからだった…。

「死を前にした元気な人間」「元気なのに未来を考えられない」??この大いなる矛盾が生み出すシチュエーションはおかしいことはおかしいのだが、むしろほろっとさせられる。

 作品中にちょっとした社会問題を潜ませるのが土田のやり方だけに、今回もいろいろ考えさせられそうな予感。

編集部オススメMOVIE『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』

2017.03.12 Vol.686

 県立福井中央高校に入学した友永ひかりは中学からの同級生・孝介を応援したいためだけにチアダンス部へ入部。ところがひかりを待ち受けていたのは顧問の女教師・早乙女による「目標は全米大会制覇!おでこ出し絶対!恋愛禁止!」というスパルタ始動だった!

さようなら、お台場「ガンダム」…。 でも秋には新たな「ガンダム」が登場

2017.03.12 Vol.686

 お台場の商業施設「ダイバーシティ?東京プラザ」の敷地内に立つガンダムの立像の撤去作業が進んでいる。立像撤去後は、新たに「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」の立像が建てられ、この秋に公開の予定。それにともない新立像を中心とした「TOKYO ガンダムプロジェクト 2017」が始動するという。

 ガンダムの立像は2009年夏に、臨海副都心エリア・潮風公園に初お披露目され52日間で約415万人を動員、大きな反響を呼んだ。その後、静岡で開催されたホビーフェアに移されたが、2012年春に再び臨海副都心エリアの大地を踏む事となり、お台場のシンボルとして東京観光の人気スポットとなり現在に至る。

 5日、同所で行われた「実物大ガンダム立像クロージングセレモニー」には、作品や立像のファンが集結。セレモニーには「機動戦士ガンダム」総監督・富野由悠季氏も登壇し任期満了のガンダム立像を労った。

 現在ダイバーシティー東京内で営業中の「ガンダムフロント東京」は4月5日で閉館。この夏に、ガンダムシリーズのプラモデル「ガンプラ」を軸とした新施設「THE GUNDAM BASE TOKYO」がオープン予定。

第40回日本アカデミー賞 授賞式 『シン・ゴジラ』が“特撮”初の最優秀作品賞

2017.03.12 Vol.686

 第40回日本アカデミー賞の優秀賞発表会見が16日、都内で行われ、本年度の各部門最優秀作品賞が発表された。

 最優秀作品賞と最優秀監督賞という大賞をWで獲得したのは昨年、日本を席巻したヒット作『シン・ゴジラ』。この2賞に加え撮影賞、照明賞、美術賞、録音賞、編集賞で最優秀賞を受賞し、7冠に輝いた。同作は『新世紀エヴァンゲリオン』の庵野秀明が総監督、『ガメラ』シリーズなどで特撮監督を務めて生きた樋口真嗣が監督を務め、長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ、市川実日子ら豪華キャストが顔を揃えたスペクタクル大作。実はこの日、スケジュールの都合で庵野総監督は授賞式を欠席。樋口監督は「いるべき人間がいなくてすみません」と苦笑しつつ「60年前に怪獣映画を作った大先輩からバトンを受け継ぎ、それに恥ずかしくないものを、と本気で向き合って作った」と結果に胸を張った。

 日本アカデミー賞の歴史において、特撮怪獣映画が最優秀作品賞を受賞するのは、これが初。ステージ上に集まった樋口監督とキャスト、スタッフたちも喜びつつも驚きの表情を隠せない様子。樋口監督も受賞の喜びを語る前に、開口一番「皆さん怒っていませんか、大丈夫ですか」と会場の雰囲気を伺い、笑いを誘っていた。続けて「過酷な状況のなか映画を作っている皆さんに、いつかこんな時が来るよと声を大にして伝えたい」と、力強いメッセージ。授賞式後の囲みでは「自分たちが一番、怪獣映画を作っているという意識が無かったと思う。たまたま事件が怪獣という形をとっていたというだけで、一般の映画と変わらぬつもりだった」と語った。

 俳優賞では、主演男優賞に佐藤浩市、主演女優賞に宮沢りえとベテランの実力派が並び、アニメーション作品賞最優秀賞には『君の名は。』など大作系を押しのけ『この世界の片隅に』が受賞。『君の名は。』は『怒り』や『64ーロクヨンー前編』といった骨太な実写ドラマを退けて最優秀脚本賞に輝いた。

日本映画の特撮、アニメは“ジャンル”を越える! 〈第40回日本アカデミー賞 授賞式〉リポート

2017.03.12 Vol.686

その年に公開された優れた日本映画を表彰する日本アカデミー賞の、記念すべき40回目の授賞式が3日、都内にて開催。今年、対象となるのは2015年12月16日〜2016年12月15日の間に東京地区で劇場公開された新作映画。異例の大ヒットを遂げた作品がいくつも誕生するなか、どの作品がどの賞に輝くのかという点にも大きな注目が集まった。授賞式の見どころと賞の結果をリポート!

編集部オススメMOVIE『哭声/コクソン』

2017.03.12 Vol.686

 平和な村に得体の知れないよそ者がやってくる。この男についての謎めいた噂が広がるにつれ村人が自分の家族を残虐に殺す事件が多発。殺人を犯した者は同様の湿疹があった。ある日、村の警官ジョングは自分の娘に殺人犯と同じ湿疹があることに気づき…。

監督:ナ・ホンジン 出演:クァク・ドウォン、ファン・ジョンミン、國村隼他/2時間36分/クロックワークス配給/シネマート新宿他にて公開中  http://kokuson.com/

今週の一言<2017.2.24〜2017.3.9 NEWS HEADLINE>

2017.03.11 Vol.686

 北朝鮮のリ・ドンイル元国連次席大使が金正男氏の死因について
「殺害されたのではなく心臓麻痺」(2日、会見で)
→なぜそう言える?

 石原慎太郎元東京都知事「果たし合いに向かう侍のような心境」(3日、会見を前に)、そして豊洲問題について「皆で決めたこと」「混迷、迷走の責任は今の都知事にある」(3日、会見で)
→寝言はなんとかの典型…。

 小池百合子都知事が石原氏の会見を受け
「石原さんらしくないなあという印象だけが残ったのではないか」(3日、都庁で)
→らしいっちゃらしいですよ。

 ジョージ・W・ブッシュ元米大統領
「私は、メディアは民主主義にとって不可欠だと考える。私のような人々に説明責任を果たさせていくため、メディアは必要だと思う」(27日、NBCテレビの番組「トゥデイ」で)
→ブッシュがまとも!!

KEY WORD で見るニュース<2017.2.24〜2017.3.9 NEWS HEADLINE>

2017.03.11 Vol.686

高高度防衛ミサイル(THAAD)
 米軍がミサイル防衛の一環として開発した迎撃ミサイル。米韓両軍は7日、THAADの韓国配備を開始したと発表。4月にも実戦運用に入る。THAADは北朝鮮のミサイルに対処するものだが、中国とロシアが反発している。中国ではTHAAD配備の用地を提供したロッテへの“報復”の動きが広がり、ロシアのスルツキー下院外交委員長は「わが国に対する直接的な脅威になる」と批判した。

宅配便
 宅配便最大手のヤマト運輸が9月末までに、個人が送る荷物を含めた配送運賃を全面的に値上げする検討に入ったことが7日、分かった。全面値上げは消費税増税時を除くと27年ぶり。ネット通販の拡大による荷物の増加を背景に、ドライバーらの人手不足は深刻化。繁忙期を中心とする外部業者への配達委託も常態化し、費用が業績を圧迫していた。同社は宅配サービスの品質維持に向け、コストに見合った値上げが不可欠だと判断した。

性犯罪厳罰化法案
 政府は7日、性犯罪を厳罰化する刑法改正案を閣議決定。強姦罪の被害者に男性を含め、法定刑の下限を懲役3年から5年に引き上げ。起訴するのに被害者の告訴が必要となる「親告罪」の規定を削除する。今国会に提出し、成立すれば、性犯罪に関する刑法の大幅改正は明治時代の制定以来となる。

中国国防費
 中国財政省当局者は2017年度の国防予算が前年度実績比7%増の1兆443億9700万元(約17兆2000億円)に上ることを明らかにした。中国の国防費が1兆元を超えるのは初めて。米国に次ぐ世界第2位の規模で、日本の平成29年度予算案の防衛費5兆1251億円の約3.3倍にあたる。

3期9年
 自民党は5日、第84回党大会を都内で開き、総裁任期を連続2期6年から連続3期9年に延長する党則改正を了承した。これで安倍晋三首相(党総裁)に3選の道が開かれた。自民党の石破茂前地方創生担当相は「(党総裁選は)前回も無投票だった。次回も無投票というのは党内のいろんな意見を生かすことにならない」と述べ、総裁選出馬への意欲を改めて示した。

編集部オススメMOVIE『モアナと伝説の海』

2017.03.11 Vol.686

 海が大好きな16歳の少女モアナは、幼いころに海と“ある出会い”をし、愛する人々を救うべく運命づけられる。モアナは世界を闇から守るため神秘の大海原へ、壮大な冒険に旅立つ。

監督:ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ 声の出演:アウリィ・カルバーリョ他/1時間56分/ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給/TOHOシネマズ日劇他にて公開中  http://Disney.jp/Moana

どうなる?チア代表派遣問題

2017.03.10 Vol.686

 2018年に初開催されるチアリーディングの世界大学選手権日本代表をめぐり、国内に存在する2つの競技団体で窓口が一本化できず派遣が暗礁に乗り上げている問題で、スポーツ庁の鈴木大地長官が現状でスポーツ庁が直接的に協議へ関与することは困難との立場を示しつつ「(2つの団体には)前向きな解決に向けた話し合いの場が必要だ」との見解を述べた。

高知入団のラミレス来日

2017.03.10 Vol.686

 野球の独立リーグ、四国アイランドリーグplus、高知入りした米大リーグ元レッドソックスのマニー・ラミレス外野手(44)が7日、ジュリアナ夫人(37)とともに、米フロリダ州から来日した。

 乗り継ぎの成田空港で会見したラミレスは「ボストン時代に日本の野球を知って興味があった。この年齢でも十分、プレーできるところを見せたい」などと語った。

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