ラジオ番組『JAPAN MOVE UP』の公開収録イベントが今回は岡山に出張。『JAPAN MOVE UP~OKAYAMA MOVE UP×ベクトル大学』として7日、岡山市民文化会館で開催。東京での公開収録に続き、またまた豪華なスペシャルゲストが登場!
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岩田剛典 自然体で「イメージ変える」
国民的ダンス&ボーカルグループのEXILE、そしてその遺伝子を受け継ぐ三代目J Soul Brothersのメンバーとして精力的に活動する、岩田剛典が新しい挑戦をしている。16日スタートの連続ドラマ『ディア・シスター』(フジテレビ系、木曜午後10時〜)にレギュラー出演。プロスケートボーダーになるという夢を追う青年を演じる。放送スタートを控え、本人は「イメージを変える作品になると思う」と、意気込む。
岩田は今年、オーディションを経て、EXILEに新メンバーとして加入。EXILEそして三代目のメンバーを兼任して、エンターテインメントの道を突き進んでいる。そこへ、新たに演技という要素が加わったかたちだ。これまでも、劇団EXILEの舞台、ドラマ、映画などへも出演しており、演技経験もあるが、注目を集める連続ドラマへのレギュラー出演は初めて。撮影現場で話を聞くと、「まだ、完成したものを見ていないのでなんともいえない」と照れたが、「応援していただいているみなさんが僕に抱いているイメージが変わると思う」と、コメントを寄せた。
ドラマは、石原さとみと松下奈緒が初共演、2人が性格が正反対の姉妹を演じる話題の作品。岩田は、プロスケーターを目指しつつ、石原演じる自由で天真爛漫な妹・美咲に長い間片思いし続けているという役どころだ。
話が決まったときには、EXILE、三代目のメンバー面々が「ヤバイ!」「すごいチャンスだね」と、彼ららしいボキャブラリーを通じて、背中を押してくれたという。
この「すごいチャンス」に岩田はどう臨むのか? 本人に聞いた。インタビューはこちら。
岩田剛典が意気込み「自分と重なる役。チャーミングに演じたい」
ドラマ『ディア・シスター』の製作発表が8日、都内で行われ、石原さとみ、松下奈緒ら主要キャストが出席、劇中のキャラクターを彷ふつとさせる装いと笑いがこぼれるトークで、“ラブコメ”ムードで会場を包み込んだ。岩田は「年齢だったり、キャラクターだったり、自分と重なる役。チャーミングに演じたい」と、意気込みを語った。
会見では、石原と松下が演じるデコボコ姉妹を軸にストーリーが展開することから、それぞれのキャストの実際の兄弟姉妹関係から特徴を読み取ってアドバイスをするという試みが行われたが、松下を除くすべての出演者が妹や弟であることが判明。松下は「私だけ長女なんですよね……。なんか、納得」とコメント。妹役を演じる石原はもちろん、母親役の片平なぎさも実際の家族構成では妹だそうで、松下は、親子というよりも「3姉妹みたいなところがある」と話していた。
実生活で兄を持つ弟である岩田は、まっすぐ、駆け引きをしないといった特徴を持つ“たけの子男子”の判定。岩田は「ひとつの事にのめり込んだら、それ以外のことや周りが見えなくなる。合ってますね」と、コメント。ちなみに、劇中で兄役を演じる田辺誠一も同じ“たけの子男子”の判定だった。
撮影を重ねるなかで、現場の雰囲気もどんどん良くなっている様子。石原は「スイッチを入れなくても、淡々とその役柄に近づいていくというか、芝居に入りやすくなっている感覚があります。気を付けているのは、妹としての顔、キャバクラ嬢としての顔、1人でいる時の顔とか、いろんな表情を見せていけたらいいなと思っています」。初回では互いに厳しすぎる言葉をぶつけ合う松下との息もぴったりなようで「今、松下さんと話す時間が大事なんです。どんどん仲良くなっちゃってますよね」。松下は「自分自身が長女ということもあって怒りすぎてしまわないようにと思っています。特に1話はすごいんですよ……。怖いヒステリックなお姉ちゃんにならないよう気を付けたいと思っています」と話した。
和やか、かつ良い緊張感のある現場で岩田は、演技の他にも筋トレにも励んでいるそう。「意外と脱ぐシーンが多いんです。前室(スタジオの控えスペース)でみなさんすいません…」と、人懐っこい笑顔で恐縮していた。
「琥珀美容法」誕生秘話
山野幹夫さん(ヤマノビューティーメイト社長)
1999年、30歳のときに社長に就任。
「もともと独立志向が強かったのと、イベントをやって人を喜ばせるといったことをやりたくて、そういうことを勉強するなら広告代理店だろうということで広告代理店に入って4年ほど働いたんですが、ここでは自分の思うようなことはできないな、と思って海外に行きました。当時、海外ではエステが日常的なものになっていて、日本でやったら、もっと日本の女性を幸せに、美しくできるんじゃないかということで、ヤマノビューティーメイトという会社に入りました。早く自分がトップでやりたかったので30歳で社長になりました」
昨年『琥珀美肌術』という本も出版されました。
「美容を通じて人を幸せにするという理念を持っているんです。女性が美しくなって幸せになれば、周りの男性も幸せになります。ということは、イコール世界が幸せになるということなんです。祖母が60年くらい前になりますが、泥を使ってエステとか化粧品を開発しました。山野というブランド、また我々の仕事は、世界にないものを、我々にしかできない独創・開発で人を幸せにしていくことなのだろうということを、祖母の姿を見て思っていました」
そしてこの琥珀美容法が生まれたエピソードを披露。この話を聞くと、挑戦することの大事さがよく分かる!!
今週のオススメMOVIE 2014.10.13〜
『荒野はつらいよ アリゾナより愛をこめて』
西部開拓時代。アルバートは銃を撃ったことも無い地味でさえない羊飼いの青年。ある日、町にやってきた美女・アンナと恋に落ちるが…。
監督・主演:セス・マクファーレン 出演:シャーリーズ・セロン他/1時間56分/シンカ、パルコ配給/TOHOシネマズシャンテ他にて公開中 http://kouya-tsuraiyo.jp/ R15+
©Universal Pictures
『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』
幸せな日々を送っていた17歳のミア。ところが事故により家族を一瞬にして失い自分は昏睡状態となる。生と死の間でさまようミアが選ぶ決断とは…。
監督:R・J・カトラー 出演:クロエ・グレース・モレッツ他/1時間47分/ワーナー・ブラザース映画配給/新宿バルト9 他にて公開中 http://wwws.warnerbros.co.jp/ifistay/
©2014 Warner Bros. Ent. and Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights Reserved.
『ザ・テノール 真実の物語』
天才オペラ歌手、ベー・チェチョルは甲状腺ガンのため声帯の神経を切断。歌声を失ってしまう。そんな彼の前に一人の日本人音楽プロデューサーが現れる。
監督:キム・サンマン 出演:ユ・ジテ、伊勢谷友介他/2時間1分/「ザ・テノール 真実の物語」プロジェクト配給/新宿ピカデリー他にて公開中 http://the-tenor.com/
©2014 BY MORE IN GROUP & SOCIAL CAPITAL PRODUCTION & VOICE FACTORY. ALL RIGHTS RESERVED.
『ふしぎな岬の物語』
とある岬の先端で静かにたたずむ・岬カフェ。店主の悦子がいれるコーヒーが、訪れる人を和ませていた。常連客と喜び悲しみを分かち合う日々。しかしそんな日々にも終わりが訪れ…。
監督:成島出 出演:吉永小百合、阿部寛他/1時間57分/東映配給/丸の内TOEI他にて公開中 http://www.misaki-cafe.jp/
©2014「ふしぎな岬の物語」製作委員会
『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ』
セクシーアイドルたちの誘惑に抗い、アドリブで対応しながらキスを1時間我慢できればミッションクリア!
監督:佐久間宣行 出演:川島省吾他/1時間57分/東宝映像事業部配給/10月17日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズ他にて公開 http://www.god-tongue.com
©2014「キス我慢選手権 THE MOVIE2」製作委員会
『誰よりも狙われた男』
ドイツ・ハンブルグ。諜報機関でテロ対策チームを率いるギュンターは密入国したイスラム過激派の容疑者・イッサに目を付ける。
監督:アントン・コービン 出演:フィリップ・シーモア・ホフマン他/2時間2分/プレシディオ配給/10月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて公開 http://www.nerawareta-otoko.jp/
©A Most Wanted Man Limited / Amusement Park Film GmbH ©Kerry Brown
『愛しのゴースト』
地獄のような戦場から仲間とともに生還したマーク。愛妻・ナークの元へ戻るが、マークの仲間たちが村人の話からナークが幽霊だと信じ込み…。
監督:バンジョン・ピサンタナクーン 出演:マリオ・マウラー他/1時間53分/キネマ旬報DD配給/10月18日よりヒューマントラストシネマ渋谷他にて公開 http://love-ghost.com/
©2013 Gmm Tai Hub Co.,Ltd. All Rights Reserved.
『泣く男』
殺し屋のゴンは任務遂行中に誤って幼い少女を撃ち殺してしまう。新たな暗殺指令を与えられたゴンはそれを最後の任務と決め故郷・ソウルへ向かう。
監督:イ・ジョンボム 出演:チャン・ドンゴン他/1時間56分/CJ Entertainment Japan配給/10月18日より新宿バルト9他にて公開 http://nakuotoko.jp/ R15+
©2014 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved
格闘家イケメンファイル Vol.10 微笑みスナイパー 久保優太
その穏やかな微笑みから物静かな印象の久保優太。しかし、いざ試合となったらめちゃくちゃ強いというギャップに女性ファンが急増中!?
「そんなにいつも笑っているイメージですか? 確かに記者会見とかでも、格闘家っぽいマイクパフォーマンスはやりません。試合前にあまりバチバチやって変なプレッシャーを感じると、日々のトレーニングに支障をきたすんじゃないかと思って。そもそもリングに上がらないとスイッチも入りませんし。だって、普段生活していて人を殴りたいって思ったら危ないでしょ(笑)」
17歳でプロデビューするなど、天才肌の格闘技エリートのイメージが強いが…。
「全然、そんなことありません。小学校2年生の時にテレビのK−1の試合でピーター・アーツ選手を見て、テコンドーを始めたんですけど、めちゃくちゃ弱かった。格闘技のスゴさにあこがれ、自分もその舞台に立ちたいと思っていましたが、ビビリだったんです(笑)。怖かったからディフェンスを一生懸命覚えた。だから今でも防御が得意です(笑)。そんな感じでしたが、とにかく何でも1番がよかった。道場に行くのも1番、練習するのも1番。とにかく誰よりも1番努力をしようと思ってやっていました」
11月3日には、K-1 WORLD GP 2014〜 −65kg初代王座決定トーナメント〜に出場する。
「1回戦はアルメニアのラズ・セルキシアン選手と対戦しますが、僕はトーナメントでは常に優勝することを考えているので、1回戦の相手について、あまり気にしたことはないです。もちろん、1回戦も大事ですし、気が抜ける相手は1人もいませんが、正直誰が相手でも特に何も思わない。1日3試合って相当ハードで、決勝戦になると、骨折した状態でやるような状況になることもある。だから精神力がめちゃくちゃ必要なんです。でも守って試合をしてしまうと、精神的にも引いた試合になってしまう。そこは自分のメンタルをコントロールして、見てくれている人に感動を与えるような試合をしないといけない。格闘家として生きさせてもらっているので、守りに入らずいい試合をすることが大事だと思っています」
自分に自信を持つ久保だが、その裏には絶対的な信念があった。
「実はいろいろあって、1年半ぐらい試合ができない時代があったんです。正直すごく辛かったし、苦労もした時期ではありました。しかし、そんな時でも常に試合前にする練習をしていた。とにかく先が見えなくてもモチベーションを下げずに、ブレない自分でいようと思っていました。そうした中で、自分を信じて支えてくれたトレーナーさんや、助けてくれた方々に感謝の気持ちも生まれたし、今試合ができる喜びを感じることができている。その時の気持ちを忘れずに、ブレない心で試合にのぞめば、いい結果が出ると信じています」
次回の試合とその先に求めるもの。
「とりあえず、次の試合は優勝します。過去トーナメントで、決勝に進出しなかったことがないので、最低でも決勝に残り、最低でも優勝で来るように頑張るだけです。僕は常に自分の限界を超えることを意識している。これまでも試合の時は誰よりも練習してきました。そうするとおのずと気持ちの戦いになった時に、自分に有利に傾くことがあるんです。今後の夢は、自分が格闘技で夢を与えてもらったので、同じように若い人たちに夢と目標を与えられる選手になりたい。僕がピーターアーツ選手に夢をもらったように、自分が目標にされ、あこがれられるような選手を目指したい。まだまだですけど(笑)」
ベイビーレイズが初めての食レポ!川越シェフが太鼓判
スキマスイッチも嫉妬!映画『ラブセッション/LOVE SESSION』

東京国際映画祭、今年のミューズは中谷美紀!
10月23日から開幕となる第27回東京国際映画祭ラインアップ発表会が30日、都内にて行われ、今年の“フェスティバル・ミューズ”を務める中谷美紀らが登壇した。
中谷は「映画を愛する者、日本、そして東京を愛する者としてフェスティバル・ミューズの役割をしっかり務めたいと思います」と意気込みを語った。また会見では、今年のコンペティション部門に唯一出品する日本映画となる『紙の月』の吉田大八監督も登壇。「コンペに出品することになりましたが、勝負事は嫌いじゃないので、より映画祭が楽しめそうです」と意欲を見せた。
今年のコンペ部門の審査委員長には『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン監督。他『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督、『サンブンノイチ』の品川ヒロシ監督らが審査員を務める。さらに、今年新設された特別賞〈SAMURAI〉賞は、北野武監督とティム・バートン監督が受賞することが発表された。
映画だけでなく音楽イベントやグルメイベントなど多彩な“お祭りごと”を用意するという今年の東京国際映画祭。10月23日から31日まで、六本木ヒルズ他にて開催される。
今週のオススメMOVIE 2014.9.29〜
『アンナプルナ南壁 7,400mの男たち』
“死の山”アンナプルナで動けなくなった登山家を救うため世界各国の登山家12人が救出活動に向かった実話を追ったドキュメンタリー。
監督:パブロ・イラブ、ミゲルチョ・モリナ 出演:イナキ・オチョア・デ・オルツァ他/1時間21分/ドマ配給/ヒューマントラストシネマ有楽町他にて公開中 http://7400-movie.com/
©2012 Arena Comunicacion SL.
『記憶探偵と鍵のかかった少女』
他人の記憶に潜入するという特殊能力を持つ記憶探偵、ジョン・ワシントン。ある日16歳の少女アナの記憶を探る依頼を受けるが彼女の記憶はあまりにも衝撃的なものだった。
監督:ホルヘ・ドラド 出演:マーク・ストロング他/1時間39分/アスミック・エース配給/新宿ピカデリー他にて公開中 http://kiokutantei.asmik-ace.co.jp/
©2013 OMBRA FILMS, S.L. − ANTENA 3 FILMS, S.L.U. − MINDSCAPE PRODUCTIONS, S.L. − THE SAFRAN COMPANY – OMBRA FILMS, LLC.
『ジャージー・ボーイズ』
ニュージャージー州の貧しい地区に生まれた4人の若者。彼らには音楽と夢があった。やがて彼らはザ・フォー・シーズンズとして一世を風靡するが…。
監督:クリント・イーストウッド 出演:ジョン・ロイド・ヤング他/2時間14分/ワーナー・ブラザース映画配給/新宿ピカデリー他にて公開中 Jerseyboys.jp
©2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC ENTERTAINMENT
『幻肢』
事故に遭い当日の記憶と恋人・遥の存在を忘れてしまった雅人は、ある最新治療を受ける。しかし治療を続けるうちに遥の幻影が見えるようになり…。
監督:藤井道人 出演:吉木遼、谷村美月他/1時間32分/ディーライツ配給/新宿K’s cinema他にて公開
©2014映画「幻肢」製作委員会
『不機嫌なママにメルシィ!』
エレガントなママにあこがれ女の子っぽく育ったギヨーム。男らしくさせたいパパに無理やり男子校に入れられるがトラブルばかり。そんな人生に疑問を感じた彼は本当の自分を探す旅に出る。
監督・主演:ギョーム・ガリエンヌ/1時間27分/セテラ・インターナショナル 配給/新宿武蔵野館他にて公開中 http://www.cetera.co.jp/merci/
©2013 LGM FILMS, RECTANGLE PRODUCTIONS, DON’T BE SHY PRODUCTIONS, GAUMONT, FRANCE 3 CINEMA, NEXUS FACTORY AND UFILM
『マザー』
人気漫画家・楳図かずおのもとに彼の生い立ちを書籍化する依頼が来る。担当編集者・さくらは創作の原点に亡き母・イチエが関わっていると知り楳図の生まれ故郷の山村を訪ねるが…。
監督:楳図かずお 出演:片岡愛之助他/1時間23分/松竹メディア事業部 配給/新宿ピカデリー他にて公開中 http://mother-movie.jp/
©2014『マザー』製作委員会
『聖者たちの食卓』
巡礼者や旅行者のために毎日10万食がすべて無料で提供されているインドのハリマンディル・サーヒブ〈黄金寺院〉。その驚くべきキッチンに迫る。
監督:フィリップ・ウィチュス,ヴァレリー・ベルトー/1時間5分/アップリンク配給/渋谷アップリンク他にて公開中 http://uplink.co.jp/seijya/
©Plymorfilmes
『悪童日記』
第二次世界大戦末期、小さな町の祖母の農園に疎開した双子の少年。人々から“魔女”と呼ばれる老婆のもと、過酷な毎日が始まる。
監督:ヤーノシュ・サース 出演:アンドラーシュ&ラースロー・ジェーマント他/1時間51分/アルバトロス・フィルム配給/10月3日(金)よりTOHOシネマズシャンテ他にて公開 http://akudou-movie.com/
©2013 INTUIT PICTURES – HUNNIA FILMSTUDIO – AMOUR FOU VIENN
格闘家イケメンファイル Vol.9 GOLDEN FIST 山崎秀晃
第3代Krush −63kg級チャンピオン山崎秀晃。鋭い眼光と、“GOLDEN FIST(金の拳)”の異名通りのゴッツゴツの拳は、ザ・格闘家。しかし、マイルドな関西弁とサービス精神あふれるトークで、その場をなごませてくれる、とってもいい人である。そんな山崎が11月3日に開催されるK−1 WORLD LEAGUE 2014〜 −65kg初代王座決定トーナメント〜に出場決定。第1回戦では日本人相手の試合では無敗を誇るタイのゲーオ・フェアテックスと戦う。
「K-1は、小さなころから地上波で華々しくやっていましたし、それを目指して格闘技をやってきたっていう人も多い舞台。実際僕もK-1に出たいという思いで関西から上京してきましたし、そのあこがれの舞台に立てるというのはすごく光栄です。1回戦で戦うゲーオ選手は、すごく強い選手です。9年間日本人に負けなし、というか日本人が勝ったことない選手なんですが、たいしたことないんじゃないかな(笑)。今回の試合はトーナメントで3回勝つと優勝なので、そういう相手を1回戦でしっかり叩いておいて、準決勝、決勝と勝ち進み優勝することが目標なので、そういう意味では強い相手と1回戦で当たるのは、弾みがつく。僕はアグレッシブなタイプのスタイルで、客観的にみたら1発のパンチがあって、KOも多いっていう単純にお客さんが見ていておもしろいファイターだと思っています。ですから、そんなファイトスタイルの僕とムエタイ仕込みのゲーオ選手が戦ったらどんな反応が起こるか、楽しみですね。試合の前はもちろん、ビデオなどを見て研究します。弱点も強いところも細かく見つけて、狙える部分があれば積極的に狙っていく。イメトレはものすごくしますし、大体イメトレの中では負けてないですから、大丈夫でしょう(笑)」
高校卒業後21歳でプロを目指し上京。
「上京してきたのは約7年前。やっぱり東京じゃないとメジャーになれないと思って。5歳ぐらいから空手をやっていて、高校も空手の特待生で入ったんですよ。で、高校を卒業して、魔裟斗さんとかがK−1で輝いていて、僕もスポットライトを浴びたいと(笑)。関西では結構アマチュアの大会なんかでもポンポン優勝していましたし、俺結構いけるんじゃないのって(笑)。とにかく人生は1回切りなので、やりたいことをやらないと、絶対に後悔すると思った。だから東京の厳しい環境に自分の身を置くことで、背水の陣じゃないけど、精神的にも強くなってトップになるという気持ちを持って、チームドラゴンに入門しました」
最近結婚もし、後輩たちからは兄貴分として慕われている山崎の今後の目標は。
「子どもたちに山崎選手みたいになりたいって言われる選手になりたいですね。そして自分としてはもっと有名になって、地元の友達とか家族に地上波を通して活躍する姿を見せたい。また、最近結婚して新しい家族もでき、自分一人だけの人生じゃなくなったので、幸せにしてやらないといけないと思っています。後輩にも口で言うより行動で見せていきたい。それは後輩のためというより、後輩が見ている前で、みっともない姿を見せたくないですから、そういうプレッシャーが自分を進化させてくれているという部分もあるんです。だから後輩たちには感謝しているし、チームで切磋琢磨している。それがチーム全体が強くなる秘訣だと思います。今度の試合もあいつらもやっているから俺も頑張らなきゃと思える。だからグダグダの判定じゃなくて、やるかやられるかの試合をしたい。もちろん俺はやられるつもりはないですし、完全に倒します。トーナメントの全試合をKOで勝ち進み、優勝するつもりでいますから」