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元K-1王者の黒田斗真が貫録の1RKO勝ち。「名高選手はムエタイ。僕はキックで」ONE Championship参戦&王座獲得を目標に【SPACE ONE×BOM】

2025.05.12 Vol.Web Original

 前K-1 WORLD GPバンタム級王者の黒田斗真(フリー)が「SPACE ONE×BOM」(5月11日、東京・アリーナ立川立飛)で約1年5カ月ぶりの復帰戦に臨み、1RでKO勝ちを収め、その実力を見せつけた。

 黒田は2023年12月の「K-1 ReBIRTH.2」で行われたバンタム級タイトルマッチで石井一成を破り初防衛に成功するも、この試合を最後に戦線から離れ、4月14日に行われた今大会のカード発表会見にK-1との契約が残っている状態で出席。強行突破という形での大会参戦であることを口にしていた。その後、K-1と黒田側で話し合いが行われ、大会前日の10日にK-1から黒田との契約が双方の合意により満了となったことが発表された。

 晴れて自由の身となった黒田はこの日、シワラット・ウォー リンティダ(タイ)と対戦。シワラットは2024年9月の「BOM 47」で竜哉・エイワスポーツジム(=奥脇竜哉/エイワスポーツジム)とWBCムエタイ世界フライ級王座決定戦を争った選手。

新井丈がケガで欠場。関口祐冬との世界フライ級王座統一戦が中止に。そして皇治が修斗に接触!?【5・18修斗】

2025.05.11 Vol.Web Original

 修斗が5月18日に開催する東京・ニューピアホール大会の欠場選手とそれに伴い中止となる試合を発表した。

 今大会は昼夜の2部制で開催の予定だったのだが、第2部のメインに予定していた世界フライ級王座統一戦「新井丈(正規王者/和術慧舟會HEARTS)vs関口祐冬(暫定王者/修斗GYM東京)」の一戦は新井が右ハムストリングス損傷、及び、右ハムストリングス内血腫のため欠場することになり試合が中止となった。

 また第1部のメインに予定されていた世界ウェルター級暫定王者決定戦「墨吉涼太(同級環太平洋王者・世界1位/誠流会館)vs住村竜市朗(同級世界3位/TEAM ONE)」の一戦は墨吉が右ヒザ前十字靭帯損傷のため欠場することになり、こちらも中止となった。

 修斗は11日のリリースで「今回の負傷欠場を受け、対戦相手の変更等あらゆる措置を講じましたが、実現に至らず、やむなく中止する事となりました。この試合を楽しみにされていたファンの皆様には心よりお詫び申し上げます」とお詫び。メインの試合の中止に伴い、チケットの払い戻しを行うという。

“復活”樋口和貞が「KING OF DDT」2回戦で正田壮史を粉砕し準決勝で上野勇希と対戦「一つひとつ集中して戦います」【DDT】

2025.05.11 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月10日、東京・新宿FACEでシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2025」2回戦を開催した。首の故障から復帰した樋口和貞がD GENERATIONSの正田壮史を粉砕。5・25後楽園での準決勝では上野勇希と対戦することが決まった。
 
 復活を期す樋口がチョップを叩き込めば、正田はミドルキックを繰り出し、その応酬に。樋口がチョップ連打で追い込むと、正田はキック連発で応戦。正田が飛びヒザに来たところを樋口がラリアットで迎撃し、さらにラリアットを叩き込む。再び、樋口のチョップと正田のミドルキックの打ち合いとなったが、樋口が強烈なショートレンジ・ラリアットをぶち込んで勝負を決めた。

“ストロング”男色ディーノがUNIVERSAL王者・鈴木みのるからベルト奪取宣言「DDTに取り戻すのは、私」【DDT】

2025.05.11 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月10日、東京・新宿FACEで「KING OF DDT 2025 2nd ROUND」を開催した。第3試合終了後、5・25後楽園ホールでのDDT UNIVERSAL選手権試合(王者=鈴木みのるvs挑戦者=男色ディーノ)の公開調印式が行われ、ディーノがベルト獲りを誓った。
 
 両者がリングインすると、調印書にサインし、それぞれ意気込みを述べた。鈴木戦が決まり、男色殺法をほぼ封印し“ストロング”男色ディーノとして戦っているディーノは「鈴木みのる戦が決まったのが1カ月前。そこから、私は今までの男色ディーノを捨てて、鈴木みのると殴り合う用の男色ディーノで過ごした。それは誰より、見てる人が分かってくれてると思います。鈴木みのると殴り合う準備はできてます。そして、この1カ月間に、もう一つ、鈴木みのるに勝つ準備ができてます。なぜなら、このベルトが懸かってるわけです。個人的にDDTの主要タイトルで、このベルトだけ獲ったことがありません。なので、思い入れもありますし、今、鈴木みのるが持ってるということは外部に流出してるということ。それをDDTに取り戻すのは、私、男色ディーノ。そして鈴木みのるが望む男色ディーノだと思ってます」と力を込めた。
 
 対する鈴木は「俺が望むのはたった一つ。おまえ20年もプロレスやってんだろ? 何のためにプロレスやってんだ? リングに上がったら、強いか弱いか、勝つか負けるか、それ以外ねえだろ。おまえ、もう覚悟できてるのか?」と問うと、ディーノは「この目を見てもそんなことが言えるんですかね?」と回答。さらに鈴木は「おまえ、俺と殴り合うってどういうことか分かってんのか? やれんのかって言ってんだよ!」と迫ると、両者ともに立ち上がる。ディーノが「あんた昔言ったよね。やれる、やれないじゃない。やるんだよ!」と言うと、鈴木は「そうか。やってやるよ。てめえ後悔すんなよ!」と通告し、にらみ合った。長い沈黙の後、ディーノが「試合が楽しみですね」と発言し、右手を差し出すと、鈴木も握手に応じて退場。

海人が5・23「ONE Friday Fights」に参戦しシッティチャイを破ったシアサラニと対戦。グレゴリアン戦はまとまらず【ONE】

2025.05.09 Vol.Web Original

 シュートボクシング協会が5月8日、SB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)がONE Championshipの「ONE Friday Fights 109」(5月23日、タイ・ルンピニースタジアム)に参戦することを発表した。海人はモハメド・シアサラニ(イラン/Team Mehdi Zatout)と対戦する。

 シアサラニは2023年1月の「ONE Friday Fights 2」からONEに参戦。ここまで7戦5勝(1KO)2敗の戦績を残し、5勝の中には元GLORY世界ライト級王者のシッティチャイ・シッソンピーノン、元Enfusionスーパーフェザー級王者のモハメド・ブタザ、野杁正明から勝利を収めているリウ・メンヤンからの勝ち星も含まれる強豪だ。

 海人は3月23日にさいたまスーパーアリーナで開催された「ONE.172」でマラット・グレゴリアンと対戦予定だったが、グレゴリアンが公式計量で体重を超過したため試合は中止に。大会後のチャトリ・シットヨートンCEOの発言に対してSB協会が抗議文を提出し、チャトリCEOと海人も同席のもと、和解が成立していた。

 和解後、急きょONEサイドからSB協会に5月初旬での海人vsグレゴリアンについて提案があり、実現に向けて交渉を進めたもののグレゴリアンサイドとの調整がつかなかったため、このタイミングでの両者の対戦は実現には至らず。そこでONEからはグレゴリアンの代替選手としてモハメド・シアサラニの名前が挙がったという。

ケラモフと対戦の木村柊也「チャンスだなと思って受けた」。榊原CEOは「ビッグアップセットの予感がしている」【RIZIN】

2025.05.09 Vol.Web Original

 RIZINが5月8日、都内で「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(北海道・札幌/真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の追加対戦カード発表会見を開催した。

 5月4日の「RIZIN男祭り」(東京・東京ドーム)のリング上ですでにカードが発表されている木村柊也(BRAVE)と堀江圭功(ALLIANCE)も出席した。

 木村は元RIZINフェザー級王者のヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)と対戦する。

 ケラモフはRIZINを通じて「ファンのみんなこんにちは。この試合に向けた準備は万端です。木村選手にも万全の状態で試合に臨んでもらい、共に美しい試合を見せましょう。見せたうえで私が勝ちます」とコメント。

 木村柊也は「ケラモフ選手はとても強い選手だと思うんですけど、自分もしっかり準備して、3月に引き続き会場を爆発させてしっかり勝ちたいと思います。(ケラモフは)力がすごい強そうだなという感じ。自分のパンチが当たった時にケラモフ選手がどう思うのか、どうなるのかというのが自分でも楽しみ」と語った。

修斗の現世界フェザー級王者のSASUKEが「強い奴と戦いたい」と初参戦で3連勝中のコレスニックと対戦【RIZIN】

2025.05.09 Vol.Web Original

 RIZINの2度目の札幌大会となる「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(北海道・札幌/真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の追加カード発表会見が5月8日、都内で開催された。

 修斗の現世界フェザー級王者のSASUKE(MASTER JAPAN TOKYO)がRIZIN初参戦を果たす。対戦相手はRIZINで3連勝中のビクター・コレスニック(ロシア/Tiger Muay Thai/Kuznya)。

 SASUKEは2021年7月に修斗世界王座を獲得。2022年と2023年には「Road to UFC」のフェザー級トーナメントに参戦するもいずれも初戦で敗退。その間にも飯田健夫、田中半蔵、椿飛鳥相手にいずれもKOで防衛。昨年5月に修斗で行われた日中対抗戦ではジョングウェン パンに一本勝ちと修斗では敵なしの状態になっている。

 コレスニックは2023年5月にRIZINに初参戦。以降、岸本篤史、高木凌、中原由貴を相手に3連勝を飾っている。

 コレスニックはRIZINを通じて「怪我でしばらくRIZINのリングから離れていましたが6月14日に札幌のLANDMARKの大会で復帰します。対戦相手は経験豊富で強い選手ですが、RIZINデビュー戦です。RIZINの先輩として一生記憶に残るようなデビュー戦にしてあげたいと思います。皆さんが恋しかったです。会場に来て6月14日に会いましょう」とコメント。

“純情可憐、そしてちょっと硬派な空手女子”空手経験者8人による女子ユニット「KARATEガールズ」誕生

2025.05.08 Vol.Web Original

 全世界フルコンタクト空手道連盟が5月8日、都内で「FULLCONTACT KARATE EXPO 2025開催記念 KARATEガールズ ワールドプレミア記者会見」を開催した。

 同連盟は5月31日と6月1日の2日間にわたり、東京・有明アリーナで「KARATE EXPO 2025 第1回全世界フルコンタクト空手道選手権大会」を開催。この日発表された「KARATEガールズ」は大会の開催を記念して結成された8人組のユニットで、アンバサダーとして大会のPRや空手の普及活動を行っていく。

 会見の冒頭、連盟の事務局長で大会の運営委員長を務める小井泰三氏が「基準は美しさの中に強さが見える。その強さが優しさとなって弱者をいたわる。そして手を差し伸べる。そんな心意気を持ってフルコンタクト空手を世界に広げていこう。そんな素敵な空手女子。その一輪の花となれ」というコンセプトを説明。「純情可憐、そしてちょっと硬派な空手女子を何卒よろしくお願い申し上げます」とアピールした。

 メンバーは中村友莉亜(新極真会 浦和支部所属)、川口柚乃(新極真会 東京佐伯道場所属)、齊藤輝恵(空手道 MAC 仲町台道場所属)、川島歩美(新極真会 干葉北支部 松戸道場所属)、山田小柚貴(世界空手道連盟士道館 浜松添野道場)、山中友結香(新極真会 東京ベイ港支部所属)、山口結(新極真会 栃木支部所属)、植松音羽(新極真会 群馬支部所属)の8人。

坂本花織の完璧なセルフィー【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2025.05.07 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

樋口和貞が「KING OF DDT」1回戦で青木真也を破り完全復活アピール。2回戦では正田壮史と対戦【DDT】

2025.05.06 Vol.Web Original

 DDTプロレスのシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2025」が5月6日、東京・後楽園ホールで開幕した。2022年覇者の樋口和貞が1回戦で“超難敵”の青木真也を破り、完全復活をアピールした。

 樋口は2022年のトーナメントを初制覇して、当時空位だったKO-D無差別級王座を初戴冠。2023年1月に同王座から陥落したが、DDTの強さの象徴として君臨した。だが、昨年6月より首の故障のため長期欠場し、3・20後楽園で復帰した。青木とは2022年10月12日、後楽園で「いつでもどこでも挑戦権」を行使される形で同王座をかけて戦い、樋口がベルトを守った。それ以来、2年7カ月ぶりの一騎打ちとなった。

 序盤、場外戦になると、樋口がチョップ連打、観客席のイスにぶん投げる。青木は傘で首を絞め上げ、スリーパー。丸め込み連発から、腕十字に移行も、樋口は抱え上げてクロースラム。ぶちかまし、アバランシュホールド、チョップ連打と怒涛の攻めも、ラリアットは青木にかわされてワキ固め、さらに腕固めもエスケープ。青木はトペから速攻で樋口をリングに戻すと、ダイビング・ニー、卍固め、エイオキクラッチもカウントは2。青木はヘッドバットにいくも、樋口の石頭で自らダメージを負う。ここで、樋口は一気に(ブレーン)クローで青木の額を締め上げると、青木はたまらずタップ。

HARASHIMAがクリス・ブルックスに秒殺勝利で「KING OF DDT」制覇宣言「優勝してKO-D無差別級のベルトを巻きたい」【DDT】

2025.05.06 Vol.Web Original

 DDTプロレスのシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2025」が5月6日、東京・後楽園ホールで開幕した。1回戦で“DDT不動のエース”HARASHIMAが、KO-D無差別級王者クリス・ブルックスによもやの秒殺勝利を挙げ、堂々の優勝宣言を放った。

 過去20年の同トーナメントの歴史のなかで、HARASHIMAは2011年と2013年に優勝を果たした。しかし、2018年以降は決勝戦に残ることもできておらず「今年こそ」との覚悟を持っての出陣となった。クリスは常に「HARASHIMAさんは強い」と認めており、王者としての優勝を目指すうえで、この1回戦は大きな試金石となった。

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