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津崎善郎が三度目の正直でクンタップに勝利を収め王座獲得。試合前の遺恨は解消「クンタップ選手がいて僕も成長できた」【KNOCK OUT】

2025.05.19 Vol. Web Original

「KNOCK OUT 2025 vol.3」(5月18日、東京・後楽園ホール)で行われた「KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級タイトルマッチ」で挑戦者の津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)が王者クンタップ・チャロンチャイ(タイ/TEAM KUNTAP)との接戦を制し王座を獲得した。

 2人はこれまでに2度対戦。2022年12月の「第2代KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級王座決定戦」ではクンタップが判定勝ちで王座を獲得。クンタップが昨年2月の大会で予定されていた防衛戦をケガで欠場したため組まれた暫定王座決定戦で津崎がMASATO BRAVELYを破り王座を獲得したため、12月に統一戦で2度目の対戦。クンタップが2-0の判定で勝利を収めた。津崎にとっては悲願の正規王座の獲得となった。

漁鬼が中島弘貴を破り暫定王者に。正規王者・海人との統一戦に意欲【KNOCK OUT】

2025.05.19 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2025 vol.3」(5月18日、東京・後楽園ホール)で行われた「KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級暫定王座決定戦」で漁鬼(SHINE沖縄)が中島弘貴(NEXT LEVEL 渋谷)を破り暫定王者となった。

 今回の暫定王座決定戦は王者の海人(TEAM F.O.D)がシュートボクシングや海外などでの試合のスケジュールの関係もあり防衛戦がなかなか行えていないことから行われたもので、漁鬼は今後、海人との統一戦に臨むことになる。

 1R、ともにオーソドックスの構え。漁鬼はいきなり右ストレート。中島はローからの組み立て。漁鬼は圧をかけて右ストレート。中島は下がりながら左ジャブ。漁鬼のパンチに合わせて左フックの中島。圧をかける漁鬼。漁鬼の右ローに左フックの中島。中島は右カーフ。漁鬼は圧をかけて右ストレート、そして左ジャブ、右ロー。中島もローを返す、漁鬼は詰めて左ジャブ、右ロー。中島は左フック、右フック。

Kihoがミネルヴァ王者のNaoをKOで破る番狂わせ。「母vs女王様」対決は母・森川侑凜がダウンを奪って判定勝ち【KNOCK OUT】

2025.05.19 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2025 vol.3」(5月18日、東京・後楽園ホール)でKNOCK OUT参戦後3連勝のKiho(KNOCK OUT GYM 調布)がミネルヴァ アトム級王者のNao(AXGYM)をKOで破る番狂わせを演じて見せた。

 Kihoは2021年からK-1グループを主戦場に戦うも9戦5敗4分と低迷。ジムを移籍し昨年4月からKNOCK OUTに戦場を移すとKAI、MIYU、菊池美乃里を相手に3連勝。いずれも判定での勝利に「勝ててはいるものの内容は反省だらけ。最低でもダウンは取りたい」と意気込んで臨んだ一戦だった。

 Naoは今回が初参戦。2023年8月にミネルヴァ アトム級王座を獲得。昨年12月には紗依茄をKOで破り初防衛に成功している。プロ戦績は10戦8勝(3KO)1敗1分で、その1敗は昨年6月のフランス遠征でのもので国内では無敗の強豪だった。

バズーカ巧樹が1RKOで1年8カ月ぶりの勝利「ここから復活する」 敗れた武内晴信は一瞬立ったまま失神【KNOCK OUT】

2025.05.19 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2025 vol.3」(5月18日、東京・後楽園ホール)でKNOCK OUT-REDスーパーライト級とKNOCK OUT-BLACKライト級の元王者バズーカ巧樹が武内晴信(TEAM PREPARED)を相手に復活の1RKO勝ちを収めた。

 バズーカは2023年12月のマルコス・リオス戦から3連敗。この日は昨年12月にアンリミテッドルールで大沢文也に敗れて以来、約5カ月ぶりの再帰戦。2023年9月の良太郎戦以来、1年8カ月ぶりの勝利だった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。バズーカは左ミドルから。武内は右ロー。距離が詰まり組み付いたバズーカがヒザ蹴りを2回放ってしまい、注意が出る。武内がワンツー。バズーカの左フックで武内がぐらつく。バズーカは続く左ハイもクリーンヒット。武内はワンツーで反撃。バズーカはガードを固める。バズーカは左に回りながら左ハイ。武内はワンツー。バズーカは左右のハイキック。そしてパンチにつなげる。

高橋幸光がUNLIMITEDルール初挑戦で1RKO勝ち。試合後には飯伏幸太にその場飛びムーンサルトで3カウント奪われる【KNOCK OUT】

2025.05.19 Vol.Web Original

 プロレスラーでムエタイファイターの高橋幸光(飯伏プロレス研究所)が「KNOCK OUT 2025 vol.3」(5月18日、東京・後楽園ホール)でUNLIMITEDルールに初挑戦し、川村英樹(リバーサルジム久喜wings)と対戦した。試合は高橋が1Rに左右のフックでダウンを奪うと、そのままダウンした川村にヒジを落とし続け、1RでKO勝ちを収めた。

 1R、オーソドックスの構えの高橋とサウスポーの川村。高橋はロー。すぐにサウスポーにスイッチの高橋。高橋は詰めてパンチから組み付く。川村が投げを狙うがこらえる高橋。ブレイク後、ともにロー。川村は左カーフ。高橋はスイッチを繰り返す。川村が組み付く。こらえる高橋。高橋は前蹴りから右フックでダウンを奪う。ダウンした川村に鉄槌とヒジを落とし続けると川村の動きが止まり、レフェリーが試合を止めた。

皇治がチャリティーエキシで矢地祐介のスリーパーに高速タップ。エキシ後は能登半島復興支援をアピール【修斗】

2025.05.18 Vol.Web Original

 格闘家の皇治(TEAM ONE)が5月18日、エキシビションマッチながら修斗に初参戦した。試合は住村竜市朗(TEAM ONE)と対戦中に矢地祐介(フリー)に背後からスリーパーホールドでとらえられ、無念のギブアップを喫した。

 この日、修斗は東京・ニューピアホールで昼夜大会を開催。第1部の「PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.3」では住村が墨吉涼太(誠流会館)と世界ウェルター級暫定王者決定戦で対戦の予定だったのだが墨吉がけがで欠場となり試合は中止に。メインイベントのタイトル戦が飛ぶという非常事態に皇治が名乗りを上げ住村と「能登半島復興支援チャリティースペシャルEXマッチ」で対戦することとなった。その後、皇治の呼びかけで矢地の参戦も決定。住村が2人を相手にエキシビションマッチで戦うこととなった。

“スーパー高校生”中池武寛が初のメインで1RKO勝ちし「すぐ試合をしたい。強い相手と組んで」とアピール【修斗】

2025.05.18 Vol.Web Original

 修斗の“スーパー高校生”中池武寛(パラエストラ小岩)がプロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.3」(5月18日、東京・ニューピアホール)で初のメインを務め、1RでKO勝ちを収めた。

 今大会は昼夜の2部制で開催。第1部のメインでは当初、世界ウェルター級暫定王者決定戦「墨吉涼太(同級環太平洋王者・世界1位/誠流会館)vs住村竜市朗(同級世界3位/TEAM ONE)」が行われる予定だったのだが、墨吉のケガで試合が中止に。代わってメインで行われる予定だった岩﨑大河(大道塾/パラエストラ東京)vs アレクシス・カンポス(ベネズエラ/マスタージャパン ベネズエラ)の一戦は前日計量で岩﨑が3.7kgオーバーで契約体重をクリアできず、試合が中止となり、中池vs岡田嵐士(リバーサルジム新宿Me,We)がメインに繰り上がっていた。

インフィニティリーグ開幕。ストロー級で旭那拳が田口恵大に一本勝ち「トップ戦線に必ず戻る」とV宣言【修斗】

2025.05.18 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.3」(5月18日、東京・ニューピアホール)で次代のスター候補生たちによるリーグ戦「インフィニティリーグ」が開幕した。今年は男子はストロー級(-52.2kg)、女子は女子スーパーアトム級(-50.0kg)で開催される。

 今年のインフィニティリーグはルールが一部改訂され、1Rでの勝利は勝ち点5、2Rでの勝利は勝ち点4、判定3-0は勝ち点3、判定2-0は勝ち点2、引き分けは勝ち点1となった。

 この日は昼夜の2部制で大会が行われ、第1部ではストロー級のリーグ戦が行われた。当初は公式戦2試合行われる予定だったのだが、黒部和沙(TRIBE TOKYO MMA)vs 友利琉偉(パラエストラ小岩)の一戦は友利が規定体重をクリアできず52.6kg契約のワンマッチとして開催。黒部に勝ち点2が与えられた。

挑戦者の大沢文也「今回だけは自分だけのために戦う」、王者・大谷翔司「ライト級のトップになるためにも落とせない」【KNOCK OUT】

2025.05.17 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2025 vol.3」(5月18日、東京・後楽園ホール)の前日計量が5月17日、都内で行われ全選手が規定体重をクリアした。

 今大会では3つのタイトル戦が行われる。メインイベントの「KNOCK OUT-BLACKライト級タイトルマッチ」で対戦する王者・大谷翔司(スクランブル渋谷)と挑戦者の大沢文也(ザウルスプロモーション)はともに62.45kgだった。

 2人は2023年12月に「Krush.156」で対戦し、延長にもつれる接戦の末、2-1の判定で大谷が勝利を収めている。大沢は昨年12月の「K.O CLIMAX 2024」でKNOCK OUTに初参戦すると、初挑戦のKNOCK OUT-UNLIMITEDルールでREDスーパーライト級とBLACKライト級の元王者・バズーカ巧樹に3-0の判定勝ち。試合後には大谷との再戦をアピールし、今回のタイトル挑戦につながった。

 大谷は昨年12月の「KNOCK OUT-BLACKライト級王座決定戦」でセーンダオレック・Y’ZDジムを2RでKOで破り、3度目のトライで悲願の王座獲得。今年2月の後楽園大会では初参戦のリード・ミラーに1RでKO勝ちを収めている。

王者クンタップが「失礼な発言をしている」と怒り心頭。挑戦者の津崎善郎も「やる意味のない試合ではない」と反論【KNOCK OUT】

2025.05.17 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2025 vol.3」(5月18日、東京・後楽園ホール)の前日計量が5月17日、都内で行われ全選手が規定体重をクリアした。

 今大会では3つのタイトル戦が行われる。セミファイナルで行われる「KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級タイトルマッチ」では王者クンタップ・チャロンチャイ(タイ/TEAM KUNTAP)が計量、そして会見と挑戦者の津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)に対しての激しい怒りを見せ、緊迫感が走った。

 計量はともに69.85kgでクリアするも、その際のフェイスオフではクンタップが距離を詰め、何やら津崎に言葉を投げる。その後に行われた会見でも入場の際のフェイスオフで、クンタップは津崎の額に自身の額を押し付け威嚇。ここでも強い口調で津崎に迫った。

 会見で津崎は「平常心でいきたいが、すごく絡んでくるので、ちょっとイライラしている。明日が楽しみです。楽しみにしておいてください」、クンタップは「明日は絶対に勝ちます。倒します」とまずは通常のコメント。

 その後、クンタップは津崎に対する怒りについて「いろいろ聞いたんだけど」と日本語で語ると、以降はタイ語で「今この場でなんて話したらいいかよく分からないが、津崎選手が自分に対してかなり失礼な発言をしているというふうに聞いているので、自分としては“バカ言ってんじゃないよ”というような気持ち。絶対に負けられないし、子供みたいな発言も聞くので、自分としては絶対に負けられない試合だととらえている」と怒りをにじませる。

“令和の反則王”シナ・カリミアンがMMAに初挑戦。前戦の皇治戦では目立った反則はなしも…MMAルールは大丈夫なのか!?【RIZIN】

2025.05.16 Vol.Web Original

 初代と第3代のK-1 WORLD GPクルーザー級王者で“令和の反則王”シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)がRIZINの2度目の札幌大会に参戦することが5月16日、発表された。

 RIZINはこの日、インスタライブで「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(6月14日、北海道札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の追加対戦カードを発表。カリミアンは荒東“怪獣キラー”英貴(パラエストラ大阪)との対戦が発表されたのだがルールはRIZIN MMAルール。5分3Rの−120.0kg契約で行われる。

 カリミアンの前戦は「RIZIN男祭り」(5月4日、東京・東京ドーム)での皇治(TEAM ONE)とのRIZINスタンディングバウト特別ルールでの一戦。この試合は幸いなことに目立った反則行為はなかったのだが、カリミアンは昨今、K-1ではクラウディオ・イストラテと泥仕合を繰り広げ、昨年12月の木村太地戦では自身のローブローでノーコンテストとなるなど、K-1では昨年は3戦1敗2無効試合。大晦日には「RIZIN DECADE / 雷神番外地」で安保瑠輝也とRIZINスタンディングバウト特別ルールで対戦するも反則のバックハンドブローを連発し、もつれた際に止めに入った和田良覚レフェリーにも誤爆のパンチを放ってしまうなど大荒れの試合の中、判定負けを喫した。年が明けて4月6日にはGLORYで行われたヘビー級トーナメント「Last Heavyweight Standing」に参戦しトーマス・モズニーと対戦。ブレイクがかかった後に放った右フックでダウンを奪うというダーティーファイトを展開するも判定負けを喫し1回戦で姿を消している。

 荒東はGRACHAN無差別級王者でRIZINには2023年10月に参戦し貴賢神にTKO勝ちを収めている実力者。

 カリミアンは果たして前戦の皇治戦から心を入れ替えたのか? またもとの狂乱の反則ファイトに逆戻りか? そもそもMMAルールへの対応は? いろいろな意味で注目の一戦となりそうだ。

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