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王者カリミアンが急きょのタイトル戦にも「自分が勝つために練習するということは全く変わらない」【K-1福岡】

2020.10.22 Vol.Web Original

K-Jeeを相手に3度目の防衛戦

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」(11月3日、福岡・福岡国際センター)で3度目の防衛戦に臨むK-1 WORLD GPクルーザー級王者シナ・カリミアン(POWER OF DREAM)が10月21日、都内の所属ジムで公開練習を行った。

 カリミアンは当初、K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)とスーパーファイトで対戦の予定だったが、19日になって急きょタイトル戦に変更となっている。カリミアンにとっては3度目の防衛戦となる。

 この日は2分間のミット打ちを披露。その直前に武居由樹、江川優生といった同ジムのK-1王者2人を含む選手たちを相手にした激しい追い込み練習の直後だったのだが、古川会長の持つミットにパワフルなパンチにハイキック、そして飛びヒザと多彩な攻撃を繰り出し。好調さをうかがわせた。

 現在の練習については「今は追い込みのハードなトレーニングの最中であと4日ほどこれが続いた後はペースを落としていく」とのこと。

 カリミアンは今年2月にPOWER OF DREAMに移籍。3月の愛鷹亮戦はまだまだ同ジムで練習を始めて日が浅かった。それから7カ月が経ち、ここでの練習について「練習のシステム自体が違う。日本のほかのジムががどういう練習環境かは分からないが、POWER OF DREAMはとても素晴らしい練習環境が整っていると思う。ここの練習は筋肉をつけたいとか健康のために体を維持したいといった練習ではなく、試合に向けて特化した特別な練習メニュー。それにここは古川会長自ら、朝から起きて選手と一緒にトレーニングをしたり走ったりしている。ただ指示をするだけではなく、選手と一緒になって練習をする。練習だけではなく日々の生活を含めたサポートをもする。会長が一緒になって練習する以上、自分ももっと頑張らないといけない。自分に刺激を与えてくれる、そういう環境」と充実したトレーニングが行えているよう。

撮影と体力と日程と。【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2020.10.21 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

KANAが壽美に非情通告「憧れは憧れのまま終わる」【K-1福岡】

2020.10.20 Vol.Web Original

公開練習で「必殺技を磨く練習」を披露

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」(11月3日、福岡・福岡国際センター)に出場するK-1 WORLD GP女子フライ級王者のKANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が10月20日、都内の所属ジムで公開練習を行った。

 KANAは女子フライ級スーパーファイトで壽美(NEXT LEVEL渋谷)と対戦する。

 この日はまずリング上で倒立からブリッジをして首を鍛えるトレーニングを行ってから2分間のパンチのミット打ちを行った。

 この首を鍛えるトレーニングについては「必殺技を磨く練習。プロ野球のソフトバンクの選手がやっていた練習を取り入れたもの」とのことで「これをやることで体幹が鍛えられて、体の柔軟性も上がり、ショートでも力強いパンチを打てるようになった。今までは遠い距離だと思い切り振れるが、近い距離ではなかなか思い切り振ることができなかったが、どの距離でも強力な攻撃を打てるようになった」という。

 また「自分の中では3月の次は7月か8月くらいに試合をしようと考えていた。3月の試合が終わってすぐにいつも通りの練習を始めて、夏でも試合ができる状態は作っていた。それが11月になったが、試合前のいつも通りの練習を十分時間をかけてできている状況」とコンディションについては万全のよう。

王者マッキンタイアと“毒蛇”オートンが王座戦を前にヘル・イン・ア・セルで対峙【WWE】

2020.10.20 Vol.Web Original

マッキンタイアが王座防衛を宣言

 WWE「ロウ」(日本時間10月20日配信、フロリダ州オーランドのアムウェイ・センター「WWEサンダードーム」)でPPV「ヘル・イン・ア・セル」で行われるWWE王座戦で激突する王者ドリュー・マッキンタイアと“毒蛇”ランディ・オートンが金網で囲まれたヘル・イン・ア・セルで対峙した。

 バックステージのインタビューに答えたマッキンタイアは「ヘル・イン・ア・セル戦はオートンに有利かもしれないが、俺はWWE王座を守る」と王座防衛を宣言すると「お前のインタビューでは俺が現れるかもな」と予告した。

“巨獣”ストローマンと“リミットレス”リーがローブローの応酬【WWE】

2020.10.20 Vol.Web Original

試合はストローマンが制するも…

 WWE「ロウ」(日本時間10月20日配信、フロリダ州オーランドのアムウェイ・センター「WWEサンダードーム」)でスーパーヘビー級の“巨獣”ブラウン・ストローマンと“リミットレス”キース・リーが再び激突した。

 前回、不完全燃焼なカウントアウト裁定で試合が終わったストローマンは試合前からリーを挑発するとスプラッシュからクローズラインを放って先制。さらに場外ではストローマンがランニング・ショルダータックルでリーを吹き飛ばすも負傷していた脇腹を痛めると、今度はリーがスプラッシュからストローマンの脇腹を集中攻撃。

 続けてリーがターンバックルに誤爆したストローマンを体当たりで吹き飛ばしてとどめを狙ったが、なんとストローマンは自身の頭でローブローをリーに放ってピンチを回避。最後はストローマンがダメージを負ったリーに豪快なビッグブーツを放ってスーパーヘビー級対決を制した。しかし、試合後には結果に納得のいかないリーもローブロー攻撃を放ってやり返すとストローマンを罵倒し2人の遺恨が激化した。

アスカがラナ相手に王座防衛もナイア&シェイナが襲撃【WWE】

2020.10.20 Vol.Web Original

試合はアスカロックでケリ

 WWE「ロウ」(日本時間10月20日配信、フロリダ州オーランドのアムウェイ・センター「WWEサンダードーム」)で王者アスカがバトルロイヤルを制して挑戦権を獲得したラナとロウ女子王座戦で激突した。

 アスカはショルダータックルで先制して「かかってこいや! こら」と挑発すると、ラナも攻撃をうまくかわしてアスカをターンバックルに叩きつけた。さらにラナがアスカを丸め込んでフォールを狙ったが、これを返したアスカがアスカロックでラナを捕まえて快勝。アスカが格下のラナ相手に王座防衛に成功した。

 しかし、試合後にはナイア・ジャックス&シェイナ・ベイズラーが突如リングに乱入してアスカとラナを襲撃。ナイアが背後からアスカに襲い掛かると場外ではサモアンドロップでラナを解説席に叩きつけた。続けてシェイナもアスカに襲い掛かったが、アスカは何とかヒップアタックを決めてシェイナを蹴散らすと、「なんや! こら! これはワシのじゃ」と自身のロウ女子王座ベルトを掲げた。

DEEP2階級王者・大塚隆史が修斗に電撃参戦「喧嘩売りにきました」【修斗】

2020.10.20 Vol.Web Original

環太平洋王者の安藤達也が迎撃

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO2020 Vol.7 」(11月23日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カードが10月19日、発表された。

 DEEPバンタム級&フェザー級の2階級を征し、WSOF GCバンタム級王座も獲得するなど日本の総合格闘技の軽量級の顔として活躍してきた大塚隆史(T-GRIP TOKYO)が修斗に電撃参戦を果たすこととなった。

 現在、修斗のバンタム級は世界王者・佐藤将光、暫定王者・岡田遼、そして環太平洋王者の“怪物”安藤達也を筆頭に過去にないほどの群雄割拠を極めている。
 
 そこにDEEP生え抜きの選手として活躍してきた大塚隆史が電撃参戦。大塚は参戦にあたり「修斗のバンタム級に喧嘩売りにきました。どうぞこの喧嘩、買って下さい!」と闘争宣言。

 その大塚の喧嘩を真っ先に買ったのが安藤達也。卓越したレスリングスキルに加え、野性味あふれるファイトスタイルが信条の安藤は、今年8月に“天才”田丸匠(NASCEL DO SOL)をKOで下し、環太平洋王者に輝いたばかり。そのポテンシャルの高さをさらに進化させた安藤が王者として“修斗史上最強の外敵”大塚隆史の前に立ちはだかる事となった。

カリミアンvs K-Jee戦がタイトルマッチに変更【K-1福岡】

2020.10.20 Vol.Web Original

武尊の欠場にカリミアン「今、タイトルマッチができるチャンピオンは私しかいない」

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」(11月3日、福岡・福岡国際センター)でスーパーファイトとして行われる予定だったシナ・カリミアンvs K-Jeeの一戦が「K-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチ」として行われることが10月19日、K-1実行委員会から発表された。

 K-1実行委員会がカリミアン側にタイトルマッチへの変更を打診し、カリミアン本人と所属するPOWER OF DREAMがそれを承諾。K-Jee側もタイトルマッチへの変更を承諾したため、タイトルマッチでの実施となった。

 今大会ではメインで予定されていた武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vsレオナ・ぺタスのスーパー・フェザー級タイトルマッチが武尊のケガで中止となっていた。

 今回の変更についてカリミアンは「これまでK-1ではタイトルマッチで素晴らしい試合が行われてきた歴史があるが、武尊の怪我で福岡大会のタイトルマッチが消滅してしまった。今、タイトルマッチができるチャンピオンは私しかいない。ここでK-1のタイトルマッチの歴史を止めてはいけない」と語り、K-Jeeも「最高のタイミングで巡ってきたチャンスだと思います。ここで勝つことは使命であり、運命だと思います」と地元・九州での王座奪取へ意気込みを見せた。

デビュー戦でぱんちゃん璃奈に敗れた川島えりさが1年10カ月ぶりに復帰【REBELS.68】

2020.10.20 Vol.Web Original

女子高生ファイターが女子大生ファイターに

 REBELSが10月19日、東京都内で会見を開き、12月6日に東京・後楽園ホールで開催する「REBELS.68」の開催概要と決定カードを発表した。

 同日は昼に「REBELS.68」、夜に「REBELS.69」の2部制で行われるのだが昼の部のオープニングファイトで川島えりさ(クロスポイント吉祥寺)がねこ太(トイカツ道場)を相手に1年10カ月ぶりの復帰戦を行うこととなった。この大会は本戦は全試合がヒジ打ちありの「REDルール」で行われるのだが、この試合はヒジ打ちなしの「BLACKルール」で開催される。

 川島は17歳の女子高生だった2019年2月に、ともにデビュー戦となるぱんちゃん璃奈と対戦。2度のダウンを奪われたものの、パンチでぱんちゃんに鼻血を出させるなど熱闘を展開した末に判定負けとなった。

 実は試合前の練習中に左手首を骨折していたことからその後、治療に専念。大学受験もあり、長期のブランク期間を作ることとなった。その間、KNOCK OUTのナビゲーターやファッションブランド「マリアパ」のモデルを務めるなどし、その動向に注目が集まっていた。

 会見に同席した宮田充プロデューサーは「ファンの皆さんに認知の高いファイターだと思います。今回が2戦目でデビュー戦から1年10カ月が経って再デビューのような形だと思います」とコメント。これを受け川島は「お久しぶりです。約1年と10カ月ぶりに会見に出させていただいています。宮田プロデューサーがおっしゃったように再デビューという気持ちで試合に臨みたいと思います。ねこ太選手はコメントで“パンチでボコボコにしてやる”とおっしゃっていたんですが、私自身もパンチにはとても自信があるので、ガツガツ来られてもそこに対応して圧倒して勝ちたいと思っています」と挨拶した。

混迷のスーパーフライ級戦線で王者・老沼隆斗と心直が対戦【REBELS.68】

2020.10.20 Vol.Web Original

白幡裕星vs泰史も発表

 REBELSが10月19日、東京都内で会見を開き、12月6日に東京・後楽園ホールで開催する「REBELS.68」の開催概要と決定カードを発表した。

 同日は2部制で行われ、昼の部の「REBELS.68」は本戦全試合がヒジ打ちありの「REDルール」で、夜の部の「REBELS.69」は本戦全試合がヒジ打ちなしの「BLACKルール」で開催される。

 この日は「REBELS.68」の本戦7試合とオープニングファイト2試合を発表。第3代 REBELS-RED スーパーフライ級チャンピオンの老沼隆斗(STRUGGLE)が心直(REON Fighting Sports Gym)と52.0kg契約で対戦する。

 またかつて老沼にKO勝ちした泰史(伊原道場)と、老沼に判定負けながらも熱戦を繰り広げた白幡裕星(橋本道場)が52.7kgで対戦と、今後のスーパーフライ級戦線を占うカードが並んだ。

テコンドーで五輪を目指す江畑秀範がキックルールでプロデビュー【RIZIN】

2020.10.19 Vol.Web Original

将来的なMMA出場も視野に

 RIZINが10月19日、東京都内で会見を開き「RIZIN.25」(11月21日、大阪・大阪城ホール)の開催とその第1弾カードを発表した。会見ではテコンドーで東京オリンピック出場を目指す江畑秀範(フリー)の参戦が発表された。

 江畑はテコンドーの男子80kg級で全日本選手権9連覇中で“日本テコンドー界最強の男”といっても過言ではない強豪。今回は岡山の名門キックジム「拳之会」の期待の新鋭・佐野勇海とキックボクシングルールで対戦する。ともにプロデビュー戦となる。

 江畑は会見で「足技ばっかりのアマチュア競技ですけど、今回のキックルールではその足技を生かして、派手なKOを見せたいと思います」とKO勝ちを宣言した。

 RIZIN参戦については「こういうトップの格闘家の方たちと戦える舞台に立たせてもらうのは感謝の気持ちでいっぱい。デビュー戦なのにこんなところにいていいのかな?という気持ちもありますが、日本を背負ってテコンドーをやっているし、またオリンピックでメダルを取ることも目標としてもやっているので、その足技を日本の格闘界の皆さんに見ていただけたら、もっと日本のレベルも上がるのではという気持ちもある」とトップ選手として、テコンドーの魅力を世間に伝えたい気持ちがあること、そして「オリンピックのためにここでしっかりと刺激を受けて試合に臨めたらなという気持ちで今回は臨むことにした」とオリンピックを目指すうえでのメンタル面での刺激を求めての参戦であることを示唆した。

 もっとも「RIZINでは勝っていきたいのはもちろんですし、大晦日で派手なKOで勝つという目標もある。重量級では目立った選手が日本ではまだいないのかなということは感じているので、MMAのルールもいずれは視野に入れて練習して、日本から重量級の選手として臨んでいきたい。テコンドーではオリンピックを目指して、アジア競技大会でもしっかりメダルを取るような選手になりたい」とMMAへの興味も口にした。

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