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田中稔プロデュース興行に団体枠超えて24選手が集結。メインでは田中将斗、真霜、関本、入江が激闘を展開

2021.04.19 Vol.Web Original

オープニングに元新日本のリングアナ・田中ケロ氏が登場

 新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリング・ノアの3大メジャー団体でジュニア・ヘビー級の頂点に立った“レジェンド”田中稔(GLEAT)が4月18日、神奈川・カルッツかわさきでプロデュース興行「the SPECIAL ONE vol.2~田中稔に任せとけ!」(GPSプロモーション主催)を開催。団体の枠を超えて24選手が参戦し、熱闘を繰り広げた。

 バリアフリープロレスHEROの運営に協力し、「Growth」シリーズを展開するGPSでコーチを務めている稔は、同社の主催で2019年6月18日に東京・新木場1stRINGで「田中稔デビュー25周年記念大会~the special one vol.1~」を開催しており、今大会はプロデュース興行第2弾となった。

 25周年大会では、そのキャリアに縁が深かった選手を中心に集めたが、今回は稔自身が「試合を見てみたい選手」を軸に、ZERO1、GLEAT、大日本プロレス、2AW、HERO、ディアナ、アクトレスガールズ、そしてフリーランサーから選手を招へい。全6試合中、男子と女子の1試合ずつを事前に発表したが、他の4試合と試合順は当日のオープニングでアナウンスすることとなり、ファンの想像力を大いにはたらかせた。

 オープニングでは元新日本の名物リングアナ・田中ケロ氏が登場。主催のGPSが運営協力するHEROは、新日本に第1期生として入門しながら、耳にハンディがあったため、デビューができなかった故ヤミキさんが創設した。ヤミキさんが新日本でのデビューが叶っていたら、田中リングアナからコールされていたはず。その実現できなかった夢が、田中リングアナの“ヤミキコール”で果たせた。

遠藤哲哉が田中将斗を破ってKO-D無差別級王座を奪還【DDT】

2020.06.08 Vol.Web Original

至宝ベルトを5カ月ぶりにDDTに取り戻す

 DDTプロレスリングの無観客による「WRESTLE PETER PAN 2020【DAY2】」(6月7日、DDT TV SHOWスタジオ)が動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」と「ABEMA」で放送された。

 同大会は当初6月7日に予定されていたものの開催見合わせとなった、さいたまスーパーアリーナ大会の代替大会として6、7の両日にわたって開催されたもの。大トリとなったこの日のメインイベントでは、遠藤哲哉(28)が田中将斗(47=ZERO1)を下し、KO-D無差別級王座を奪還。ZERO1に流出していた至宝ベルトが5カ月ぶりにDDTに戻った。

 遠藤は昨年12月28日、東京・後楽園ホール大会での「D王 GRAND PRIX 2020」決勝戦で田中に苦杯をなめて以来、6カ月ぶりの再戦にこぎ着けた。3度目の正直ならぬ、“2度目の正直”を公言していた遠藤は、序盤からエルボー、ラリアットを繰り出し、果敢に攻め立てる。

 5分過ぎ、遠藤は場外で立てかけたテーブルに田中を乗せて攻撃を仕掛けようとするも、これは田中が阻止。逆にデッドリードライブでテーブルの上に投げられ、足を痛めてしまう。田中は容赦なく、右足に集中砲火を浴びせるが、遠藤はスワン式エルボー、変型ゆりかもめなどで反撃。

遠藤哲哉 6・7でのKO-D無差別級王者・田中将斗への挑戦が正式決定【DDT】

2020.05.30 Vol.Web Original

MAOがこの日も欠場で「いつでもどこでも挑戦権」をはく奪

 DDTプロレスリングの無観客による「DDT TV SHOW!#5」(5月30日、DDT TV SHOWスタジオ)が動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」で放送された。

 この日、「ダムネーション」の遠藤哲哉(28)が開催見合わせとなった、さいたまスーパーアリーナ(6月7日予定)の代替大会となる「WRESTLE PETER PAN」(同6日、7日=DDT TV SHOWスタジオ)の2日目の大トリで、KO-D無差別級王者・田中将斗(47=ZERO1)に挑戦することが正式に決定した。

 これまで同王座への“挑戦剣”を持つ遠藤が田中に挑むことは発表されていたが、MAO(23)が最後の「いつでもどこでも挑戦権」を保持していたため流動的になっていた。そのMAOは右足首のケガのため、23日配信大会に続き、この日も欠場。この挑戦権は、「WRESTLE PETER PAN」に向けてのものだったため、この日をもってはく奪され、6月7日での田中vs遠藤が正式に決まった。

 またMAOには「WRESTLE PETER PAN【DAY2】」(6月7日配信)で、朱崇花(21=フリー)とのタッグで、HARASHIMA(年齢非公表)、丸藤正道(40=プロレスリング・ノア)組と対戦するビッグチャンスが与えられた。

田中将斗が緊急決定試合で青木真也を破りKO-D無差別級王座V4に成功【DDT】

2020.05.23 Vol.Web Original

メインでは田中が高尾にフォール勝ち

 DDTプロレスリングの無観客による「DDT TV SHOW!#4」(5月23日、DDT TV SHOWスタジオ)が動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」で放送された。

 メインの後に行われた緊急決定試合で、KO-D無差別級王者の田中将斗(47=ZERO1)が“バカサバイバー”青木真也(37)を退けて、同王座4度目の防衛を果たした。
 
 田中はメインではHARASHIMA(年齢非公表)と団体枠を越えてタッグを結成し、「ダムネーション」の遠藤哲哉(28)、高尾蒼馬(31)組と対戦。同王座への“挑戦剣”を持つ遠藤は、田中と壮絶なエルボー合戦を繰り広げるなど、激しい火花を散らす。試合は高尾に的を絞った田中が、スーパーフライからスライディングDを叩き込んでフォール勝ちを収めた。

遠藤哲哉がKO-D無差別級王者・田中将斗への“挑戦剣”を奪還【DDT】

2020.05.16 Vol.Web Original

まずはメインで彰人を破り「いつでもどこでも挑戦権」を奪取

 DDTプロレスリングの無観客による「DDT TV SHOW!#3」(5月16日、DDT TV SHOWスタジオ)が動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」(DDT UNIVERSE改め)で放送された。

 メインに出場し、勝利を収めた遠藤哲哉(28)がその後に行われた「緊急決定試合」で樋口和貞(31)を破り、6月7日に予定されていたさいたまスーパーアリーナ(開催見合わせ)でのKO-D無差別級王座への“挑戦剣”を奪還し、王者・田中将斗(47=ZERO1)へ挑戦する権利を再び手にした。

 遠藤はこの日、「ダムネーション」のリーダーである“カリスマ”佐々木大輔(34)とタッグを結成し、「オールアウト」の竹下幸之介(24)、彰人(33)組と対戦。試合は一進一退の激しい攻防となったが、15分過ぎ、サソリ固めの体勢に入った彰人を遠藤がエビ固めに丸め込んで3カウントを奪取。彰人は「いつでもどこでも挑戦権」を有していたため、この権利は遠藤に移動した。

田中将斗が“荒鷲2世”坂口征夫を破りKO-D無差別級王座V3。試合後、樋口和貞と視殺戦【DDT】

2020.05.10 Vol.Web Original

田中がエルボーの連打で坂口をTKO

 DDTプロレスリングの無観客による「DDT TV SHOW!#2」(会場=DDT TV SHOWスタジオ)が5月9日、動画配信サービス「DDT UNIVERSE」で配信された。
 
 メインイベントでは“弾丸戦士”田中将斗(47=ZERO1)が昭和の名レスラー・坂口征二氏の長男・坂口征夫(46)を退けて、KO-D無差別級王座のV3に成功した。

 試合は坂口の奇襲でスタート。坂口はエルボー、キックの連打、三角絞めなど、得意の打撃、関節技で攻め込むと、田中は坂口の右足に的を絞って反撃。しかし田中はなかなかペースを握れない。

 坂口はド迫力のエルボー合戦から胴締めスリーパーで勝負を決めにいく。なんとか脱出した田中はエルボーの連打から必殺のスライディングDを決めるも、坂口はカウント1でクリア。坂口のスリーパーを切り返した田中は、ラリアットからローリング・エルボーをたたき込むがカウントは2。ならばと、田中はマウントの体勢からエルボーの連打、そしてスライディングDを繰り出した。

 坂口は無意識で返したが、ダメージが大きくダウンしたまま。これ以上の続行は危険と判断したレフェリーが試合を止めて、田中がTKO勝ちを収めた。

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