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林和希「4公演じゃ足りない!」初ソロツアーがフィナーレ 極上なR&Bに優しく包まれる至福の一夜  

2024.03.23 Vol.Web Original

 

 ヒップホップグループ DOBERMAN INIFNITYのKAZUKIこと林和希がソロツアー「 LIVE TOUR 2024 “I”」の追加公演を3月20日、東京のZepp DiverCityで開催、極上のR&Bチューンの数々と艶っぽい歌声で、オーディエンスを根こそぎ腰砕けにした。

 昨年発表したファーストソロアルバム『I』と先日リリースされたシングル『東京』を携えて行ってきたツアー。自身初となるソロツアーの最後の夜、Zepp DiverCityは、林が生み出す極上のR&Bを浴びようというオーディエンスでぎっしりだった。

 開演予定時刻になり照明が落ちて、聴こえて来たのは近づいてくる靴音だ。重なるように響くのは心音で、林の登場を待つ観客のものなのか、会場を埋め尽くす観客を前にマイクを握る林のものなのか、その両方か、いずれにしても気持ちは高まる。緊張と興奮が最高潮に達したところで音が消えて、水を打ったかのような静けさが広がると、一滴の水が落ちる音が響いた。アルバムのタイトル曲「I」の冒頭で聴ける音で、それを合図にステージ上の幕に林のシルエットが映し出され、シンバル音、ドラム、うねるギター、そしてコーラスが重なって層を作り、空気がビリビリと振動する。

 スペシャルな一夜。会場が高まり切ったところで、幕が落ち、林が現れた。そのまま「I」でスタート。「What’s up TOKYO」と雰囲気たっぷりに呼びかけると自身のアッパーを追求したという「Show me what you got」、そして「Nyte Flight」と続けて披露。ステージには2人の女性ダンサーが加わり女性らしい曲線を強調したダンスが加わって、シルクのようにスムーズで極上かつセクシーなR&B特有のムードが広がった。

林和希「僕は東京で一生を終えていくんだと思う」【東京ストーリー】

2024.03.01 Vol.Web Original

 東京は、そこにいる人の数だけ表情を持つ。首都としてドーンとしている東京、刺激的な東京、ちゃんと温もりのある東京。働く人、勉強をする人、遊ぶ人……「あなたにとって、東京はどんな場所ですか」? ヒップホップグループ、DOBERMAN INIFINITYでボーカルを担当する林和希さんは、昨年、ソロ活動をスタート。自身が愛し続けているクラシックで艶のあるR&Bで女性ファンはもちろん、男たちも魅了しています。先日、最新シングル『東京』をリリース。そんな和希さんの東京ストーリー。

 

“ 憧れた city lights 霞むくらい 君が隣に居た あの頃の日々が やけに眩しくて ”( 林和希『東京』)

 
 “city lights ” は僕が持っている東京のイメージです。地元の岐阜にはなくて東京にあるものでした。

 18で上京してきた時、東京はうわーって感じでした。何を見ても刺激的ですし、ときめいていました。僕は友達とグループを組んで、音楽制作ソフトを買って、独学で、DTM(Desk Top Music)を始めました。それが今も続いています。

 気づけば14年。東京で暮らすなかで、いろんなものを見たし、いろんな出会いがありました。いろんなリアルも見たし、あきらめないとならない現実もありました。叶えられた夢もあるけど、理想通りにいかないこともたくさんあって、打ちのめされることもあります。

 そんな時、“city lights” を見ると、もう戻れはしない遠い故郷での日々を思い出します。地元に “city lights” はないし、あの時の大切な人と一緒に見た思い出があるわけでもないのに、あの頃のことが思い出されて……心が温かくなるんです。あの時の思い出、眩しかった瞬間が次へのモチベーションになります。

 あの頃、“city lights” は煌びやかだったし、見ればときめきました。でも不思議ですね、今はその“ city lights ”の中にいるのですが、ときめかない。首都高の両サイドにある “city lights”に心が動きませんし、綺麗と思わないどころか、色あせている感覚もあります。でも、少し離れ見渡すと、胸に来るし、感動があるし、沁みるんですよね。

 今年の正月に「東京」の歌詞を書くために東京から少し離れたホテルにこもっていました。そこから見える東京の夜景、“city lights”を見ているとき、思ったんです。東京はきれいだなって。そのうえ、その光よりも、眩しいものがあそこにはあるって。

 きっと僕はこれからも東京にいるだろうし、自分のためにも、そのほうがいいんだろうなと思っています。

 東京は夢をかなえる場所でしたが、東京で過ごした時間も長くなってきて、今は居場所になりました。人生の居場所です。東京ライフも楽しんでいるし、きっと僕はここで、一生を終えていくんだと思います。

 だから東京とはいい関係でいたい。渋谷のセンター街は自分の曲が常に流れてる状態にしたい。渋谷じゃなくても、新宿でもどこでもいいんですけど(笑)。そういう野望もあるんです。

 

(構成 TOKYO HEADLINE・酒井紫野)

林和希「こういう曲をずっと書きたかった」新曲『東京』で向きあった誰にもある“あの日々”

2024.02.21 Vol.Web Original

 ヒップホップグループ、DOBERMAN INFINITYでボーカルを務める傍らで、昨年、ソロアーティストとしてのキャリアもスタートさせた林和希。シルキーでスムースなR&Bアルバム『I』が熱い視線を集めつづけるなかで、ニューシングル『東京』を完成させた。「こういう曲をずっと書きたかった」と本人。この楽曲で林が歌いたかったこととは……?

 

どの曲よりも難産だった「東京」

ーー最新シングル『東京』がリリースされます。すでにツアーも始まっていますが、2024年、いい感じで進行していますか?

始まりはすごかったですけど(笑)。正月は元旦からホテルに泊まって作業をしてました。このシングルの制作が追いついていなくて、かなりやばい状況でした。「東京」の歌詞が本当に出なくて。納得するものを作りたいからって詰めていたら、ものすごい時間がかかってしまいました。「東京」は、これまで制作した楽曲のどの曲よりも難産でしたね。

ーーなぜ歌詞が出てこなかったのか、今となれば振り返れます?

 自分の中にある思いを言葉で上手く表せていない。それに気づくまで時間がかかったんですよ。何度も書き直したりなんなりを繰り返して迷宮入りです。

ーー 脱出できてよかったです。その「東京」ですが、上京してきた人が東京を通じて故郷での時間や当時を思い、今の自分も思う曲。この曲を書こうと思ったのはどうしてですか?

 30歳を超えたあたりから「東京」みたいな楽曲をいつか書きたいなって思っていたんです。羽田から首都高を通って帰って来ますよね。東京タワーを通り過ぎて、渋谷を通過して……上京する前の自分がものすごく憧れてた景色を車の中から見ているんです。時間はもう12時を回って日も変わっている。あれからもう14年も経つのかって、時の流れが胸を締め付けてきて、思うんですよ。もう戻れへんのやな、あの時代にはって。あの頃のようにではなくなってしまったなあ、とか。

 あの頃、大切に思っていた人に会えなくなってしまったり、自分だって変わったことを感じたりすることに、切なさを感じました。ただ、それと同時に、その思い出を浮かべてる間、心がものすごく温かくなっているのにも気づいたんですよ。

 戻れない時を思って何か後悔するんじゃなく、僕が感じたような温かい感覚になってくれたらいいなって。そういうきっかけになる曲を作りたいなって思いました。それが、このタイミングだったということです。

DOBERMAN INFINITYの林和希がソロツアーの追加公演決定! 最新MVも公開

2024.02.02 Vol.Web Original

 

 DOBERMAN INFINITYのボーカル、林和希の初のワンマンLIVEツアー『林 和希 LIVE TOUR 2024 “I”』の追加公演が決まった。追加されたのは3月20日のZepp DiverCity。

 ライブツアーは2月3日にZepp Nagoyaでスタート。16日にKT Zepp Yokohama、25日にZepp Osaka Baysideと全国3都市で公演を行う。

 2日20時には、ファーストシングル『東京』(21日リリース)収録の「Show me what you got」のミュージックビデオをプレミア公開する。

『東京』は、2023年5月に発表したファーストアルバムに続くソロ名義でリリースされる作品。 “極上のR&B”をコンセプトに、自身で作詞作曲を手がけた楽曲3曲が収録される。

 林は現在、全国各地でリリースイベントを展開している。

 

DOBERMAN INFINITYのKAZUKIこと林和希、来春初のソロツアー決定! ファーストシングルもリリース

2023.11.20 Vol.Web Original

 

 ヒップホップユニットDOBERMAN INFINITYのKAZUKIこと、林和希がソロでファーストシングル「東京」をリリースする。発売は2024年2月21日。また、リリースに合わせて、初めてのワンマンツアーも行うことを発表した。

 シングルの表題曲である「東京」は、今年5月にリリースしたアルバム『I』と同様に自ら作詞作曲。“極上のR&B”を堪能できる作品に仕上がっているという。シングルには、表題曲以外にも2曲を収録する。

 初のワンマンツアーは2月3日に名古屋からスタートし3公演。ツアータイトルは「林 和希 LIVE TOUR 2024 ” I “」。ファンが待望していた林の“極上のR&B”を体感できそうだ。ツアーのチケットは11月21日15時からファンクラブ先行がスタートする。

林和希「今の僕は音楽の魅力に取り憑かれている」 DOBERMAN INFINITYのKAZUKIがソロデビュー

2023.05.31 Vol.Web Original

ヒップホップユニットのDOBERMAN INFINITYでボーカルを担当するKAZUKIが「林和希」としてソロデビューを果たした。全曲作詞作曲を手がけたソロアルバム『I』では、グループ活動とは違う魅力・才能を開花させた。TOKYO HEADLINEではシンガーソングライターとして新たな一歩を踏み出す林和希にインタビューを実施。ファンの間でかねてから音源を望む声が多かった『Wow』に対する思いや、今回の制作活動の秘話を語ってもらった。

音楽への愛が最高潮に達している

――ソロアルバム『I』でソロ活動がスタートします。今の率直な気持ちをお聞かせください。

もう楽しみでしかないです。あと今作の制作活動を経て自分のなかで音楽へ対する情熱がさらに高まったので、アルバムが完成したばかりですけど、早速次の新しい曲を作りたくてウズウズしています。今は音楽への愛が最高潮に達している状況です

――不安は全くないのでしょうか?

最初はありましたけど、やっていくうちに自分1人で音楽を生み出せる喜びを知ってしまったので不安を喜びがかき消してくれました。DOBERMAN INFINITYのメンバーが僕のソロ活動をめちゃくちゃ応援してくれているのも心強いです。むしろ音楽熱が高まりすぎてどうしようっていう気持ちはあるかもしれない(笑)。

――ソロ活動はいつから構想を描いていたのでしょうか?

歌手になる夢を持った時からです。だからDOBERMAN INFINITYに加入するよりもずっと前、もっと言えば『VOCAL BATTLE AUDITION 2 〜夢を持った若者達へ〜』を受ける前から思っていたことなんです。やっぱり歌手として1人で音楽を届けるというのは、持つべき夢だと思います

林和希、ソロアルバムのリード曲『Wow』のMVを公開 DOBERMAN INFINITYのKAZUKI

2023.05.24 Vol.Web Original


 ヒップホップグループ、DOBERMAN INFINITYのKAZUKIが林和希として5月31日にアルバム『I』(アイ)をリリース、そのリード曲「Wow」のミュージックビデオが公開された。

「Wow」は、『DOBERMAN INFINITY LIVE TOUR 2019 5IVE ~必ず会おうこの約束の場所で~』で初披露された楽曲。ミュージックビデオは、「正統派R&Bを正統派R&Bとして表現する」というコンセプトのもとで制作され、ドラマシーンを交えた内容で、大人なR&Bの雰囲気を感じられる作品となっている。

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