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引退も胸にYA-MANとの激闘を制した白鳥大珠が復活への狼煙「もう一度強い俺を見せたい」【RISE】

2022.10.16 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2022」(10月15日、東京・大田区総合体育館)の一夜明け会見が10月16日、都内で開催された。

 セミファイナルでYA-MAN(TARGET SHIBUYA)との激闘を制し復活を果たした白鳥大珠(TEAM TEPPEN)が改めて復活への狼煙を挙げた。

 白鳥は2019年に行われた「RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament」で優勝するも2020年の「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」準決勝で直樹に敗れてから歯車が狂い始め、原口健飛に敗れると、直樹には再戦でも敗戦。「THE MATCH 2022」ではゴンナパー・ウィラサクレックにKO負けと思うような結果が出せない状況が続いていた。

 白鳥は「崖っぷちで、ここ2年間くらい本当にうまくいかず、結果も内容も全然ダメだった。今回の試合は僕の中では、負けたら後がないという気持ちで臨んだ試合だった。試合前から盛り上げてもらって、僕の中では今回、YA-MANが僕のことを助けてくれたのかなという気持ちもあった。試合前から注目されるような煽りもあったし、試合自体もYA-MANが来て盛り上がった。感謝の気持ちでいっぱい。試合内容としては1回ダウンを取って、本当だったらあそこでしっかり倒し切るのがトップの選手。そこの自分の甘さを見つめ直して、12月に向け頑張っていきたい」などとYA-MANとの対戦決定以降、ここまでの心情などを振り返った。

 会見の冒頭、RISEの伊藤隆代表も「白鳥は進退をかけていたと思う」と発言。「引退も視野に入れていたのか?」と問われると「それくらいの気持ちを持っていた。自分の中でもいつまでくすぶっているんだという気持ちがあった。2019年にワールドシリーズにで優勝して、翌年から全部ダメだった。いつまでこんなところでとどまっているんだ、と自分にイライラしていた。前回、THE MATCHでもせっかくRISE代表として選んでいただいたにもかかわらず不甲斐ない形で倒された。そういう試合が続いていたので、今回は万が一負けていたら、引退くらいの気持ちを持っていた」と語った。

試合後に緊急搬送のYA-MANが会見に出席「あばらの軟骨が損傷していたのと鼻が折れていたくらい。明日にでも試合できるくらい(笑)」【RISE】

2022.10.16 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2022」(10月15日、東京・大田区総合体育館)の一夜明け会見が10月16日、都内で開催された。

 前日の試合後の会見をケガの治療のため欠席したYA-MAN(TARGET SHIBUYA)が元気な姿を見せた。

 YA-MANはセミファイナルで白鳥大珠(TEAM TEPPEN)と対戦し、2Rにダウンを奪われたが、立ち上がると反撃に転じ、3Rまで手を休めることなく白鳥と打ち合った末に判定負けを喫した。試合中に肋骨と鼻骨を骨折。折れた肋骨が肺に刺さり外傷性肺気胸の疑いがあるということで緊急搬送されていた。

 会見では「まず体については、試合が終わってリングドクターから“あばらが肺に刺さっているかもしれないからすぐに病院に行ってくれ”と言われたが、大丈夫だった。あばらの軟骨が損傷していたのと鼻が折れていたくらい。ケガはそれくらいで明日にでも試合できるくらい(笑)」とファンに報告。

 白鳥については「やっぱり白鳥選手はRISEのトップ選手だった。強かった。一瞬のすきを見逃さない。自分が油断したところで、そこを突かれた。やっぱ、トップですね。なので、これから白鳥選手の破竹の勢いがすごくなると思う。でもそこを超えなければいけなかった。やっぱここで勝って、格闘家なので強さを証明したかった。あとは、負けるって悔しいですね。今まで、(白鳥は)強いということは分かっていたので、人生で一番練習したつもりだった。でも手が届かない。やっぱり悔しい。いつかやり返したいと思う。自分は格闘家なんで、強さをみんなに見てもらいたい。そのためにこれからももっと上を目指して練習していこうと思う」と語った。

白鳥大珠がダウンを奪い判定勝ち。YA-MANは「イケメンをボコボコにするはずが不細工が余計、不細工になっちゃったよ」【RISE】

2022.10.16 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2022」(10月15日、東京・大田区総合体育館)のセミファイナルで白鳥大珠(TEAM TEPPEN)がYA-MAN(TARGET SHIBUYA)と対戦し、ダウンを奪ったうえで3-0の判定勝ちを収めた。

 2人は「RISE WORLD SERIES 2022 OSAKA」(8月21日)で挨拶のためにともにリングに上がった時にYA-MANが「マジでイケメンが嫌い。イケメンをボッコボコにして顏の形を変えて、俺のほうが強いっていうのを世間に知らしめて俺がモテる世の中にしたい」というほぼ難癖に近いアピールをきっかけに対戦が決定。カード発表会見、SNS等でもYA-MANのトラッシュトークが続き、前日会見でYA-MANは白鳥ばかりではなく全イケメン格闘家に牙をむく事態となっていた。

「イケメン憎し」YA-MANのターゲットが白鳥大珠から全格闘家へ拡大【RISE】

2022.10.14 Vol.Web Original

YA-MANのトラッシュトークが止まらない!

「RISE WORLD SERIES 2022」(10月15日、東京・大田区総合体育館)の前日計量が10月14日、都内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。計量後には会見が行われ、セミファイナルで白鳥大珠(TEAM TEPPEN)と対戦するYA-MAN(TARGET SHIBUYA)がこの日もトラッシュトークを連発した。

 2人は「RISE WORLD SERIES 2022 OSAKA」(8月21日)であいさつのためにリングに上がったYA-MANが「マジでイケメンが嫌い。イケメンをボッコボコにして顏の形を変えて、俺のほうが強いっていうのを世間に知らしめて俺がモテる世の中にしたい」などと白鳥にほぼ難癖ともいえる宣戦布告。これに白鳥が「俺がモテ方を教えてやろうかと思う」などと応じるなど互いに対戦をアピール。

 8月29日行われたカード発表会見でもYA-MANは「今回の試合は俺が本当に強いのかということを世間に知らしめるだけの試合」と位置付けたうえで「白鳥君の女性ファンを全員俺のファンにしたいと思っている」などともう一つの目的も忘れず。白鳥は現在のYA-MANの勢いを認めつつも「オープンフィンガーで盛り上げているが、1キックボクサーとしてまだまだだ。僕は今トップにはいない。もう一度トップに行くための踏み台でしかない。今回はきっちり差を見せる」とこの試合を位置づけ「YA-MAHになぜモテないかということをしっかり教えてあげたい」ともう一つの注目ポイントにも言及。試合に向けて「キックボクシングルールでの実力の証明」と「“モテ”の理由は顔だけか?」という対極にある二つのテーマが提示された。

「真の強さ」と「“モテ”の理由」という対極のテーマを背負った白鳥大珠 vs YA-MAN戦が決定【RISE】

2022.08.29 Vol.Web Original

キックボクシングルールで対戦

 RISEが8月29日、都内で会見を開き、10月15日に東京・大田区総合体育館で開催されることが発表されていたビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2022」の一部対戦カードを発表した。

「RISE WORLD SERIES 2022 OSAKA」(8月21日)のリング上で互いに対戦をアピールしていた白鳥大珠(TEAM TEPPEN)とYA-MAN(TARGET SHIBUYA)がスーパー・ライト級(−65kg)のSuper Fight!で対戦することが正式に決定した。3分3R延長1Rの通常のキックボクシングルールで行われる。

 この2人については、大阪大会でリングに上がっての挨拶の際にYA-MANが「THE MATCHで勝ったらモテるって聞いたんだけど、全然モテねえ。マジでイケメンが本当に嫌い。イケメンっていったら、ここにいると思うんだけどマジでイケメンをボッコボコにして顏の形を変えて、俺のほうが強いっていうのを世間に知らしめて俺がモテる世の中にしたい」などと一緒にリングに上がっていた白鳥にほぼ難癖ともいえる宣戦布告。これに白鳥は「モテたくてモテたくてしゃーないんだよな? 俺がモテ方を教えてやろうかと思う」などとYA-MANの挑戦を受諾するという一幕があった。

 この日の会見でYA-MANは「今回の試合は俺が本当に強いのかということを世間に知らしめるだけの試合。俺の評価って、前回の『THE MATCH』だったら階級が下の選手、その前はオープンフィンガーグローブ(OFG)が初めての選手。中村寛戦については“中村選手が打ち合いに付き合わなかったら負けていた”とか言われることが多いので、今回はキックボクサーとして強い白鳥選手を1RでKOして“やっぱりYA-MANは強かったんだ”ということを証明したい。あとはこの前、大阪大会で言った通り、白鳥君の女性ファンを全員俺のファンにしたいと思っているので、今回はいつも以上に気合が入っている」と今回の試合の意味を語った。

秀樹との3年ぶりの再戦に白鳥大珠「生き残りをかけた試合。最後は気持ちの勝負」【RISE】

2022.02.09 Vol.Web Original

秀樹「失うものがない選手がどこまでやってくるのかがこの試合で分かる」

「RISE ELDORADO 2022~Tenshin Nasukawa RISE Finalmatch」(4月2日、国立代々木競技場 第一体育館)の第1弾カード発表会見が2月9日に行われ白鳥大珠(TEAM TEPPEN)と秀樹(新宿レフティージム)の対戦が発表された。

 2人は2019年2月に第5代RISEライト級王座決定戦で対戦し、3Rに白鳥が秀樹の左ローを右ヒザでブロックした際に秀樹がスネから流血。ドクターチェックの結果、左スネの傷が骨膜が見えるほどの重傷で試合続行不可能となり、TKOで白鳥が王座戴冠を果たした。不完全燃焼に終わった白鳥は試合後のマイクで初防衛戦での再戦を希望したが、白鳥はその後「RISE WORLD SERIES 2019」で優勝したことから王座を返上。再戦が見送られていた。

 秀樹はその後、第6代ライト級王座決定戦で原口健飛に、第7代ライト級王座決定戦では直樹に敗れるなどあと一歩で王座奪取はならず。もどかしい時期が続いたが、昨年12月の「RISE153」でウザ強ヨシヤにKO勝ち後に白鳥に再戦を要求。これに白鳥もSNSで「やりましょう」と対戦受諾を表明していた。

秀樹がウザ強ヨシヤに衝撃KO勝ち。そして白鳥大珠に「逃げるな」と対戦要求【RISE153】

2021.12.13 Vol.Web Original

「RISE153」(12月12日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルでライト級1位の秀樹(新宿レフティージム)がRISE初参戦となるウザ強ヨシヤ(FIGHT CLUB 428)と対戦し、2R1分33秒でKO勝ちを収めた。

 秀樹は今年1月に行われた「第7代ライト級(-63kg)王座決定戦」で直樹に敗れ、王座獲得に失敗。5月大会で畠山隼人を判定で破り再起を果たした。

 ウザ強は2017年度のJ-NETWORKライト級新人王でRIZINにも2度参戦。2018年の大晦日には白鳥大珠と対戦し、3RでKO負けを喫したもののダウンを奪い、あわやの場面を演出。当時大学4年生で卒業後のフジテレビ入社が決まっていたことから、白鳥戦を最後にリングから遠ざかっていた。

直樹が白鳥大珠を返り討ち。中村寛の対戦アピールには「63kgで一度も試合をしていないのにタイトル戦?」と拒否【RISE】

2021.09.24 Vol.Web Original

白鳥がついに1年ぶりの再戦にこぎつけたが…

「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」(9月23日、神奈川・ぴあアリーナMM)のライト級のSuper Fight!でRISEライト級王者の直樹(BRING IT ON パラエストラ AK)と白鳥大珠(TEAM TEPPEN)が対戦し、延長の末、直樹が判定勝ちを収めた。

 2人は昨年10月に行われた「RISR DEAD OR ALIVE 2020 −63kgトーナメント」準決勝で対戦。直樹がヒザ蹴りで白鳥の額を割り、出血によるドクターストップで1RTKO勝ちを収めている。トーナメントで優勝候補だった白鳥にとっては痛恨の敗戦で、1年経ってついに実現したリベンジマッチだった。

 1R、サウスポーの白鳥が右ロー、左インロー、左ミドルで距離を探る。直樹も探りながらのスタート。手数がなかなか出ない。距離を詰めた直樹に白鳥は左ボディー。終盤、直樹は右ミドル。

リベンジに燃える白鳥大珠に直樹が「自分が言えばすぐ再戦できるのが当たり前だと思っているのが腹が立つ」【RISE】

2021.09.22 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」(9月23日、神奈川・ぴあアリーナMM)の前日計量が9月22日、都内で行われた。

 ライト級のSuper Fight!で対戦する直樹(BRING IT ONパラエストラAKK)と白鳥大珠(TEAM TEPPEN)が静かに火花を散らした。

 2人は昨年10月に行われた「RISR DEAD OR ALIVE 2020 −63kgトーナメント」準決勝で対戦。直樹がヒザ蹴りで白鳥の額を割り、出血によるドクターストップで1RTKO勝ちを収めている。直樹はその勢いを駆って今年1月には秀樹を破りRISEライト級王座を獲得した。

 トーナメントの優勝候補と目されていた白鳥はそこで実現させることができなかった原口健飛戦が今年2月に急きょ実現したものの、2度のダウンを奪われ判定負け。しかし6月にはRIZINで行われたキックトーナメントで高橋亮と皇治を破り優勝。再起を果たしている。

直樹vs白鳥大珠の遺恨清算マッチ決定。白鳥の「すぐにやりたかった」に直樹は「負けた人は誰でも言う」【9・23 RISE】

2021.08.13 Vol.Web Original

1年前は出血によるドクターストップで直樹がTKO勝ち

 RISEが8月12日、東京都内で会見を開き「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」(9月23日、神奈川・ぴあアリーナMM)の追加対戦カードを発表した。

 現RISEライト級王者・直樹と元王者の白鳥大珠の対戦が決まった。2人は昨年10月に同じぴあアリーナMMで行われた「RISR DEAD OR ALIVE 2020 −63kgトーナメント」準決勝で対戦。直樹がヒザ蹴りで白鳥の額を割り、出血によるドクターストップで1RTKO勝ちを収めている。白鳥は優勝候補と目されており、痛恨の敗戦となった。その後、再戦をめぐりSNSで舌戦を繰り広げた両者が約1年の時を経て遺恨清算マッチに臨むこととなった。

 会見で白鳥は「去年の10月に額のカットによるドクターストップで負けました。負けて納得しているというか、俺のほうがあの日は弱かったという結果は受け止めているが、あれで満足されても困る。圧倒的な差を見せつけられて負けたわけでもないし、俺もあの状態でも全然戦える状態だった。この前の大阪のマイクの時も“まだ早いんじゃない”って言われたが、正直全然早くない。むしろすぐにやりたかった。ファンの皆さんからも“もう1回対戦してほしい”という声もたくさんあった。今回、同じぴあアリーナでボコボコにしてやろうと思う」と雪辱に燃える。

皇治が引退示唆。バッティングで負傷の梅野には「心から申し訳なかったと思っています」【RIZIN.29】

2021.06.28 Vol.Web Original

「自分に実力があればこんなことにもなってなかった」

「RIZIN.29」(6月27日、大阪・丸善インテックアリーナ大阪)で行われた「RIZIN KICK ワンナイトトーナメント」に出場し、決勝で敗れた皇治(TEAM ONE)が試合後の会見で引退を示唆する発言を行った。

 皇治は1回戦の梅野源治戦は偶発的なバッティングでノーコンテストとなってしまい、RIZIN側がトーナメントに参加した選手や関係者らと協議の末、皇治が決勝に出場することとなった。

 皇治は会見で「まず、心からすごく梅野選手に申し訳なかったと思っています。申し訳ありませんでした」と梅野に対して謝罪。そして「このトーナメントにかけて必死に調整してきたと思いますし、梅野選手はもちろん、梅野選手のファンにも格闘技ファンにも、こうしてRIZINのリングに上がれたのはたくさんの方の支えがあったので、すごく申し訳ないことをしたと反省しています」と梅野をサポートする関係者やファンらにも合わせて謝罪した。

 梅野は左眼窩底と鼻骨骨折の疑いで試合後、病院に直行した。

 複雑な心境の中、決勝に上がることになったことについては「素直に梅野選手に申し訳ないというのが強かったんで、それだけで。あとはお客さんがたくさん来てくれているので、ここで被害者ぶって試合しないというのは違うと思ったので、最後までリングに上がろうと思って戦いました」と語った。

 決勝で対戦した白鳥大珠については「強かった」とその実力を認めた。

 決勝でも何度かバッティングで試合が中断したのだが「自分の技術不足やと思います。故意じゃなくても相手にダメージを負わせていることはルール上、反則なんで、自分の実力のなさやと思っています」と反省。「実力のなさ。こんなことメディアの前で言いたくないけど、認めなあかんこともいっぱいある。実力があればこんなことにもなってなかったと思ってますし」と話した。

 また試合後のリング上で白鳥と言葉を交わしていたのだが「申し訳なかったと。あの3人が上がってきてくれたからこうして形になりましたし、それを自分が1回戦、ああやってふがいない形にしてしまったんで盛り上がりに欠けたと思いますし、強く、受け入れようと思っています」と話した。

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