2010年世界1位の宮里藍が今季限りで引退

最後は感極まって涙も見せた宮里(写真:AP/アフロ)
 女子ゴルフの宮里藍(31)が5月29日、東京都内のホテルで記者会見を行い今季限りでの現役引退を発表した。

 引退の理由については「昨夏に決めた。モチベーションの維持が難しくなったことが一番」と説明。競技生活を「これ以上ないゴルフ人生だったと思っている」と振り返った。印象に残る試合には、アマチュア時代に当時の日本ツアー最年少の18歳で優勝した2003年9月のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンを挙げ「ターニングポイントになった」と語った。

 宮里は国内では15勝を挙げ、2006年からは米ツアーに本格参戦して9勝。5勝を挙げた10年には日本勢初の世界ランキング1位に就いた。2012年を最後に優勝から遠ざかっているが「あの年(2012年)2勝してプロゴルファーとしてピークを迎えている感覚があった。それなのにメジャーのタイトルが取れない。次はどうしたらいいのかって自分を追い込み、悩んでしまった」とモチベーション低下の原因を明かした。

 現役最終戦は未定だが、「年内のメジャーで(初勝利の)チャンスが残っている。そこはまだあきらめていない」と最後まで戦う姿勢を見せた。また2020年東京五輪では「できることがあれば積極的にやらせてもらいたい」とゴルフへの恩返しを口にした。