女性24歳「告白されて断ったら相手が“死ぬ”と言い始めました」【黒田勇樹のHP人生相談 103人目】

 明けましておめでとうございます、黒田勇樹です。

 平成最後の年末年始、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 僕はというと、久しぶりのまとまった連休なので、ここぞとばかりに今年の目標「今までの6倍面白い」新作の執筆を進めています。

 もちろん、こちらで書かせて頂いている人生相談も映画鑑賞記も6倍面白くしていきたいので、 相談ドシドシお待ちしてます!あと試写会のお知らせとかもお待ちしてます!すぐ観に行きます!

 それでは、新年1発目の相談、行ってみましょう。

今年1発目なんでおめでたい写真でお送りします。相談内容とは一切関係ありません
もるもる(女性24歳)のお悩み
でも「付き合ってみた方がいいのかな?」と思うときもあります

 去年、ガールズグループを病んでやめたと、相談した者です(名前は前回と違います)

 あれから月日が流れ、進路についても模索してはいますが、精神状態は以前より落ち着き、単発でフルタイムで働けるようになりました! あのあとは、地元の演劇の演出助手や、黒田にいさんのおすすめしたジョギングを時々して、駅伝にも挑戦しました!

 進路については、少しずつまた挑戦しようと思っていますが、今回は恋愛の相談をしようと思い、連絡しました。

 今年の夏に、バーで知り合った、小中学校で先生をしている、アメリカ人の同い年の男の子に3ヶ月ほどアタックされたのですが、断り続けて、これ以上は思わせ振りすぎてよくないと思い、最近は連絡を返していません。

 彼は非常に積極的です。最初は気になっていたので手を繋がれて断らなかったのですが、何度も告白されて、ごめんなさいと断り、先月これで最後にしようと思いながら会ったとき、居酒屋にいったあとカラオケで手を繋がれ、密室で手を繋ぐのがなんだか嫌で手をはなしてもらいました。

 すると、彼は驚いたとあとでLINEで言い、はっきり言おうと決意してLINEで、友達になりませんかと言ったら、友達にはなれないといわれたので、じゃあしかたないし、バイバイといったことを言ったら、相手が「死ぬ」など絶望的だと言い始めました。
 
 もともとネガティブだなと思っていましたが、そう言われてとても戸惑いました。

 それでやっぱりもう無理や、、と思い、数日後スキー旅行に誘われましたが断り、しばらく距離を置いています。

 でも、不安定な者同士でうまくいかないかもだけど、付き合ってみたら楽しいかなとか、優しいところもあるし、、、とか思って付き合ってみた方がいいのかな?と思うときもあります。

 私としては、好きじゃないと付き合うべきじゃないという考えがありますが、どうなのでしょう?
6回ぐらい会って好きじゃないなら付き合ってみるのも失礼というか、よくないのかな‥

 ちなみに、告白はたまーにされますが告白したことは中学生のときが最後です。恋人は高校2年生のとき以来いません。

 どちらかといとときめきやすい方ではあると思います。

 今回の彼は話しやすいですがドキドキはあまりしません。見た目はかっこいいと思います。

 よろしくお願いします!

◆黒田勇樹
恋愛に「生死」を持ち出すような男とは「やめとけ!」以上!

 やめとけ!!

 今回は、一刀両断!

 やめとけ!

 以上だ!

 せっかくの2度目のご相談で、前回の相談のその後もなかなか良好な様で(やってみな、って言われたことを本当にやってみれるって、あなた素晴らしい人だよ!しかも駅伝て!)

 詳しくお話を聞きたい気持ちも山々なのですが、

 やめとけ!!!!!!!!

 今回は、これ以外の回答がありません!

 理由を説明すると、それは彼が教師だからでも外国人だからでもカッコイイからでも相談者さんがピンと来てないからでもお互いが不安定だからでもない!

 相手が!恋愛に!「生死」を持ち出したからだ!

 まあ、本気じゃないんだろうから無視しときゃいいんですが、ひとつの恋愛の中で「死ぬって言ってみた」と「結果、上手く行った」という記憶が結びついちゃうと、上手く行かない時に必ず「生き死にの問題」を持ち出すようになります。

 時間が経ってようが何だろうが、相手が同じなら絶対にこのカードは彼の中で「切り札」になってしまいます。

 で、何度も持ち出すうちにナニかの弾みで「本当に生死に関わる」事件や事故が起こります。

 だからもう、1回生死を持ち出しちゃったヤツにしてあげられることは「その恋愛を失敗させること」だけです!

 賢い人ならその内「ああ、恋愛に生死持ち出しちゃいけないんだな」と、気づいて気をつけるようになって、その後に出会った人と幸せな恋愛が出来るでしょうし、気づかないままそういう恋愛を続ければ、いつか死にます。

 勿論、彼と恋愛をすれば、最悪の場合相談者さんも死にます。

 お互いの幸せの為に出来ることは、ただひとつ…

 やめとけ!

 この、クリスマスから年末年始とイベント続きで寂しい日もあるでしょうが、素直に言われたことを実行できる相談者さんですから、きっと出来る!

 命より大切な恋愛はそうそうありませんし、相談内容を見る限り絶対に今回の彼ではありません。

 またその後の報告と別の相談、お待ちしております!

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黒田勇樹に相談したい方はメールにて相談内容をお送りください。メールには「ニックネーム、性別、年齢、ご相談内容」をご記載ください。メールアドレスは「sodan@tokyoheadline.com」になります。

黒田勇樹(くろだ・ゆうき)
1982年、東京都生まれ。幼少時より俳優として舞台やドラマ、映画、CMなどで活躍。
主な出演ドラマ作品に『人間・失格 たとえば僕が死んだら』『セカンド・チャンス』(ともにTBS)、『ひとつ屋根の下2』(フジテレビ)など。山田洋次監督映画『学校III』にて日本アカデミー賞新人男優賞やキネマ旬報新人男優賞などを受賞。2010年5月をもって俳優業を引退し、「ハイパーメディアフリーター」と名乗り、ネットを中心に活動を始めるが2014年に「俳優復帰」を宣言し、小劇場を中心に精力的に活動を再開。
2016年に監督映画「恐怖!セミ男」がゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて上映。
現在は、映画やドラマ監督、舞台の脚本演出など幅広く活動中。

公式サイト:黒田運送(株)
Twitterアカウント:@yuukikuroda23

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