〈不定期プロレス女子企画 WRESTLE-1観戦記〉黒潮”イケメン”二郎のフォースは覚醒するか、試練の幕開けを目撃

【写真左、中】大和ヒロシ選手が「一直線」を繰り出す際に目標を確認してる時の表情、萌える 【写真右】あんなに入念に後方確認しててもキメられないことが多すぎて愛おしい(撮影・柄本まなみ)

 その他、1月に遂にクルーザーディヴィジョンのベルトを獲得した大和ヒロシに対して、今大会で前王者アンディ・ウーを撃破して挑戦を決めた赤い彗星の鈴木鼓太郎。
 かくもあっさりとした展開はどうなのかしら…と思っていた矢先、「つづきをやろう」と強調する鼓太郎選手に「今、ここに”つづき”をやりたい人間はいない」とビシッと応えた大和選手には心を打たれました。

 また、努力が認められ、王者から直々に今大会での挑戦指名を受けた稲葉大樹のガッツある闘いは、大谷晋二郎戦以来グっとくるものがありました。

 そして、もはや笑いすら起きないヘタレっぷりのKAIをねじ伏せた真田聖也には今後のW-1での活躍に期待せざるを得ないし、W-1チャンピオン火野裕士との圧倒的な体格差をもろともせず魅せまくってくれたミノ様(田中稔)には最敬礼!

 と、ぶっちゃけ去年後半の迷走感から及び腰になっていたW-1ですが、やっぱり、楽しい。観客としては、頑張る選手を信じて応援しつづけなくては。反省。

 最後に、2月の後楽園大会といえばお目当ての選手にチョコを手渡してハグしてもらえるというバレンタインイベントが今年も開催。初めて参加してみたものの、うら若き乙女たちが楽しそうに選手たちの胸に飛びこんでいくなかに紛れ込んだ三十路女の気分はこうだ!

「私、いい年して何やってんだろ…(死にたい…)」。

 ファンイベはよく考えてから!と言う教訓。年増でも参加しやすいやつでないと。
 何はともあれ、試合はもちろん、お疲れの大会後にファンサービスでも楽しませてくれる選手の方々にはより一層の敬意です!

 イケメンvs関本の試練や、大和v鼓太郎のタイトルマッチが観られるつぎの後楽園大会WRESTLE-1 TOUR 2016 TRANS MAGICは3月13日(日)13時から!(柄本まなみ)