小池知事「2020年は東京から日本の美容を提供したい」
小池知事は「2人の若者からこれからの日本、そして東京2020大会に向けて大きな責任を担っていくという宣誓をいただきました。大変心強い思いです」と感謝を述べ、「インバウンドの観光客が3000万人を超し、東京にも1400万人近い人が訪れています。以前は買い物に来る人が多かったですが、最近はモノよりコトを重要視する海外からお客様が増えています。中でも特徴的な事として、美容院に行くという方々が非常に増えていると聞いております。私もキャスターをやっていた頃、大昔ですが(笑)、ニューヨークに行った時に、美容院に行って“ニューヨーク帰りのヘアスタイルなのよ”って言っていた事がありましたが、実はニューヨークで日本人の美容師さんにやっていただいていました(笑)。やはり(日本人は)お客様へのもてなしの心が、他の国とは違う。キャベツを洗うようにガーッと頭を洗うところもあれば、日本のようにお客様をもてなし、癒しの場を提供し、繊細に扱うというところもある。そういう面では日本は世界一だと思います。今日の伝達式を境にして、2020年の東京大会では、素晴らしいスポーツの祭典にも参加したけど、文化のひとつでもあるおもてなし、そして美容を堪能したという方々が一人でも多くなるように、みなさんと連携し、進んでいきたいと思います」と祝意を述べた。

