女性19歳「私に対して、奇行をかます男性の心理が知りたいです」【黒田勇樹のHP人生相談 112人目の2】

黒田勇樹「既婚女性バイトorパートが多い職場で、男性社員の恋愛はご法度”なんです」


 あー、謎が解けました。

 すげー簡単っす。

 空が青いのと、鳥が飛べるのと、雨がいつか上がるのと同じ。


“既婚女性バイトorパートが多い職場で、男性社員の恋愛はご法度”

 なんですよ!

 既婚女性の前で、特に年下なのに上司みたいな立場の人たちが恋愛を匂わせることは、ヴィーガンの方たちの前で肉を食べる様な、アニメファンに向かって「絵でしょ?」と聞くほどのタブー!

 理由は…上げたらキリがないというか、男性である僕に全てを明らかに説明するのが難しいというか、女性ってそういう生き物じゃないですか!

 で、その「女たちの前でこういう話題は危ない」という外側の知識だけ持って社会に飛び出し、今まさに「年下の独身男性なのに年上の既婚女性を使わなければいけなくなった」Eさんの、大間違いな危機管理の結果が今回の原因でしょう。

「やっべ、若い子に優しくしてるとおばちゃんに嫌われて職場がギスギスするって先輩が言ってた!でも、どうしたらいいかわかんない!」

 これが全ての真相です。ちょっとは、相談者さんに対しての色気とかもあったかもしれないけど、それすらも上記した諸々に包括されていると思って間違いないでしょう。

 好意を持っているの逆は「辛く当たる」で、好意を持ってると誤解されない様に彼が選んだ行動が「辛く当たる」だったんでしょうね。まぁ、若気の至りと許してあげましょう。

 今回の相談の総括としては、個々の男性に対しての対応というより、世の中には“そういう職場or環境”と“そういうことを気にする人種”がいるということを覚えておきましょう。

 とっても馬鹿らしいけど、そういう人の方が数が多くて、彼らの多数決で回っている社会も存在するのです。

 抜け出すには自分が一流になるしかないので、しばらくは人生経験だと思って、そういう人達との上手い付き合い方も覚えていきましょう。
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黒田勇樹(くろだ・ゆうき)
1982年、東京都生まれ。幼少時より俳優として舞台やドラマ、映画、CMなどで活躍。
主な出演ドラマ作品に『人間・失格 たとえば僕が死んだら』『セカンド・チャンス』(ともにTBS)、『ひとつ屋根の下2』(フジテレビ)など。山田洋次監督映画『学校III』にて日本アカデミー賞新人男優賞やキネマ旬報新人男優賞などを受賞。2010年5月をもって俳優業を引退し、「ハイパーメディアフリーター」と名乗り、ネットを中心に活動を始めるが2014年に「俳優復帰」を宣言し、小劇場を中心に精力的に活動を再開。
2016年に監督映画「恐怖!セミ男」がゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて上映。
現在は、映画やドラマ監督、舞台の脚本演出など幅広く活動中。

公式サイト:黒田運送(株)
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