尾野真千子「鮮やかに色づいていけるように」、『麒麟がくる』初登場 

 尾野真千子が大河ドラマ『麒麟がくる』に初登場する。22日放送の「ひとりぼっちの若君」で、旅芸人一座を取りまとめる女座長の伊呂波太夫を演じている。「架空の人物ですので、歴史的人物で「この人き た!」という感じではないかもしれませんが、この時代劇の中に新しい風を吹かせればと頑張っています」

 伊呂波太夫は諸国の有力大名や京都の公家に顔が効く不思議な女性だ。

 尾野は「いろいろなキーパーソンにも顔が利き、 お金の動きも知っている。演じる私自身もこれからの展開が楽しみです。架空の人物だからこそ、物語の中で鮮や かに色づいていけるよう、温かく見守っていただければと思います」

 第10回「ひとりぼっちの若君」では、駒(門脇麦)は戦災孤児だった自分を拾い育ててくれた女座長・伊呂波 太夫(尾野真千子)と再会する。その年の末、今川義元(片岡愛之助)が尾張の国境に侵攻してくる。信秀(高橋克典)の元に人質として置かれていた三河松平家の嫡男・竹千代の引き渡し要求に、道三(本木雅弘)は広い三河を今川に押さえられることに危機感を覚える。光秀(長谷川博己)は動向を探るべく那古野城へ遣わされ、信長(染谷将太)と出会う。