巨匠ウディ・アレンの公開中止作品が今夏、日本で公開へ

Photography by Jessica Miglio ©︎2019 Gravier Productions, Inc. ©︎2019 Gravier Productions, Inc.
 名匠ウディ・アレンが、ティモシー・シャラメ、エル・ファニング、セレーナ・ゴメスという、いまハリウッドで最も旬な人気俳優を迎えて描くロマンティック・コメディー『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』が今夏、日本でも全国公開される。

 当初、2018年に北米公開予定だったものの、#Me Too問題の渦中でアレン監督の過去の疑惑が取り沙汰され公開中止となった作品。昨年、ポーランドを皮切りにヨーロッパを中心に続々と公開され、日本でもこの夏、公開する運びとなった。

 これまでにも『マンハッタン』『アニー・ホール』など、ニューヨークを舞台に、ときにほろ苦くときにユーモアたっぷりに男女の恋を描いてきたアレン監督。本作では、現代のマンハッタンを舞台に、生粋のニューヨーカーであるギャツビー(ティモシー・シャラメ)と、アリゾナ出身のアシュレー(エル・ファニング)、そしてギャツビーの元恋人の妹チャン(セレーナ・ゴメス)という若者3人が繰り広げる苦くて甘い恋愛劇を描く。メトロポリタン美術館やセントラル・パーク、カーライルホテルといったニューヨークの名所の数々を登場させながら、ジャズピアノと雨音が彩る、ウディ・アレンの真骨頂ともいうべきロマンティック・コメディー。

『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』は今夏、新宿ピカデリー他にて全国公開(ロングライド配給)。

【海外版予告映像Youtube】https://youtu.be/ZkF7NNwo9ns
1 2>>>