作れなくてもいい!?滝沢カレンのレシピ本『カレンの台所』が破壊力抜群【今日のおうち時間】

かわいらしいイラストと滝沢本人が調理した美味しそうな写真が満載
 滝沢が語りかけるように綴られた文章はパワーワードが頻出し、2〜3行に一度は思い切り笑えるほど小気味よく、それでいて「料理は感性の赴くままに、自由に作っていいのだ」という料理本来の楽しさが込められている。文章の後にイラストで作り方が補足されているため、調理工程を何となく想像することも可能。滝沢が実際に調理したという美味しそうな写真が添えられ、最後に「CAST&STAFF」として材料や調味料がまとめられている。繰り返しになるが分量の明記は、ない。

 紹介されるレシピも「ハンバーグ」、「豚の生姜焼き」、「ロールキャベツ」、「ビーフストロガノフ」などのメイン料理や1行で作れる副菜、汁物などボリュームたっぷりの全30品以上。子どもから大人まで大好きなメニューが多く、滝沢の文章を読み解きながら大いに笑って料理もできる(?)本書は、不用不急の外出自粛によるおうち時間が増加した今こそ必読の一冊だ。
インスタグラムでのハッシュタグ「#カレンの台所」の料理投稿も話題
『カレンの台所』
【文・料理】滝沢カレン【発行】サンクチュアリ出版【定価】本体1400円+税
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