役所広司、北村匠海ら東京国際映画祭オープニングで笑顔!デ・ニーロからも祝福メッセージ

『フード・ラック!食運』の土屋太鳳
 オーケストラによる映画音楽のメドレー演奏の後、『10万分の1』の三木康一郎監督、平祐奈、優希美青や、『フード・ラック!食運』の寺門ジモン監督 、土屋太鳳、EXILE NAOTOなど、上映作品から17組のスタッフ・キャストが次々とステージに登場。

 さらに、国内外から著名人もビデオでメッセージを寄せた。カンヌ国際映画祭総代表のティエリー・フレモー氏は「今年は映画のみならず誰にとっても人生が困難な年となりました。このように映画祭を開催することはその困難に立ち向かうことを意味します」とエールを贈り、ロバート・デ・ニーロは「オメデトウゴザイマス!」を連発しながら開催を祝福。

 今年、特集上映される深田晃司監督は、『本気のしるし<劇場版>』主演の森崎ウィン、『淵に立つ』『よこがお』主演の筒井真理子とともに登壇。森崎は「最初に台本を読んだときはまったく共感できなかったが気づいたら深田ワールドにのめりこんでいた」と振り返り、筒井は「あなたが見ているのは本当のことですかとやわらかいナイフで刺されているような感覚があって、中毒になる」と深田作品の魅力を語った。深田監督は「“鬼滅の刃”が大ヒットして映画界の活力を取り戻してくれた。一方で、多様性を守る場所としてこういう映画祭も大切なので、開催していただけたことを本当に感謝しています」と映画祭の開催を喜んだ。