FC今治オーナー岡田武史氏、オンラインイベントで本音「コロナ禍でお金に換算できない豊かさが大切と気づき始めた」

 オンラインセミナー「Deloitte Digital Week 2021 Hello New(デロイト デジタル ウィーク 2021 ハロー ニュー)」が17日スタートし、元サッカー日本代表監督の岡田武史氏が登壇した。全20セッションのトップバッターを飾るセッション1「Hello New」のゲストとして登場した元サッカー日本代表監督、現在はFC今治を運営する株式会社今治.夢スポーツの代表取締役会長の岡田武史氏は、パネリストの佐瀬真人氏(デロイト トーマツ コンサルティング代表執行役社長)、モデレーターの若林理紗氏(デロイト トーマツ コンサルティングスペシャリスト)とともに、経営者としての考えを語った。

「Deloitte Digital Week 2021 Hello New」のトップバッターに登場した岡田武史氏(撮影:堀田真央人)

 愛媛県今治市を拠点に活動するFC今治のトップパートナー/ソーシャルインパクトパートナーを務めるデロイト トーマツ コンサルティング。岡田氏は「僕が四国リーグのサッカーチームのオーナーをすると言った時に、支援してくださったのがデロイト トーマツ コンサルティングさん。広告宣伝価値としてはほぼゼロなので、最初は『本当かな?』と思った」と振り返る。

「会計基準の中に僕らの夢がいくらかといった項目はない。批判やリスクがあるかもしれない中での支援に、当時僕らの周りからは『信じられない』と言われました。当初は受け入れてもらえなかったけれど、昨年くらいからようやく今治の人のメンタリティが変わり始めた」と岡田氏。地方創生に大切なのは地元の人のメンタリティだと力説し、佐瀬氏は「市民の皆様がワクワクしているというのは、今回のコンセプトであるヒューマンエクスペリエンスそのもの。岡田さんは夢を形作っていくということに対して、人の心が動いていくというのを体現されていると思うが、今後は我々コンサルティングファームもいろいろな局面で実現しなければいけない」と訴えた。

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