トラウデン直美 ドイツ語は「大学に入ってから勉強しました」音声ガイドでドイツ語挨拶!

 

 美術展「ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡—市民が創った珠玉のコレクション」オフィシャルサポーター就任式が28日、国立新美術館(東京・六本木)にて行われ、モデルのトラウデン直美が登場。音声ガイドの経験やドイツの魅力などを語った。

 市民コレクターからの寄贈で形成される形で続いてきた、ドイツ・ケルン市が運営するルートヴィヒ美術館から、ピカソの優品をはじめ、ヨーロッパ随一といわれるポップ・アート、ドイツ近代美術の名品、写真コレクションなど、同館を代表する珠玉の152点を展示する美術展。

 今回、音声ガイドを務めたトラウデン直美は「皆さんが絵を見るときに私の声が邪魔にならないようにということを意識したので、どういう声が邪魔にならないのかなというのがけっこう難しかったです(笑)」と振り返りつつNGはほとんど無かったと明かし「自分で“もう1回いいですか?”と言ったくらい。けっこうすんなりとスムースに進んでいきました。でも心を込めて読んでいます」とニッコリ。

 ドイツ出身の父を持つトラウデン。今回、音声の冒頭はドイツ語で挨拶しているが「私は生まれも育ちも日本で、ドイツ語は大学に入ってから勉強しました。聞き取りはわりとできるんですけど、話すほうはまだまだ…」と苦笑。

 そんなトラウデンだが、実は現地の同美術館にも行った経験があるもよう。「覚えてないくらい小さいころに一度行ったみたいです。母に聞いたら、多分行ったと言っていたので(笑)」と話し、今回のサポーター就任に「父もすごく喜んでくれました。ケルンの美術館展が日本に来て、その音声ガイドを務められるなんで、めったにない機会だから頑張ってと言ってもらえました。母も、祖母と一緒に京都から東京まで見に来ると言ってくれています」。

 ドイツには「3年前にお祖父ちゃんに会いに1人で行ったのが最後。今年の8月にお祖父ちゃんが95歳の誕生日を迎えるので、元気な姿を見に、両親と行こうと思っています」と夏休みの計画を披露した。

「アートに詳しいほうではないんですけど、絵を見るのは好きで、小学生時代には絵を表彰されたこともあるんです」というトラウデンだったが、今も絵を描くかと聞かれると「描きません。本当にヘタクソでございます(笑)。番組の企画とかで描いたりするんですけど、まあ、ひどいものですよね」と自虐し、笑いをさそっていた。

「ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡—市民が創った珠玉のコレクション」は6月29日より9月26日まで国立新美術館(東京・六本木)にて開催。

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