王者・真霜拳號に挑戦する間下隼人に佐山サトルが檄「ストロングスタイルを背負ってリングに立ってもらいたい」【ストロングスタイルプロレス】

昨年12月8日の後楽園大会で挑戦をアピールした間下(左)

 これを受けて間下は「ずいぶん痛烈なコメントをいただきました。パワー、スピード、テクニック、スキル、キャリア…確かに真霜選手にかなう部分はないかもしれないが勇気を持って真霜選手を越えて行きたい。あと26日ほど、しっかりと真霜選手を攻略するため必死で練習してきます」と決意のコメント。

 前哨戦で直接敗れてしまったことについては「攻略法を探るつもりではなかった。懐の深さといったものに引きずり込まれて、いつの間にか無動で関節を取られてしまった。自分の口からギブアップをしなければいけないという悔しい結果だったが、少ない脳みそをしっかり働かせて攻略法を必ず見つけたい」と悔しさをにじませた。

 今回のタイトル戦について会見に同席した佐山サトルは「間下が挑戦することに、うれしいやらびっくりしているやら。期待しています。ただ勝つだけでなくストロングスタイルというものを背負ってタイトル戦を行ってきた先輩たちのプライドを背負ってリングに立ってもらいたい。スーパー・タイガーや船木選手がこのリングでタイトルをかけて素晴らしい試合をたくさんしてきた。その素晴らしい試合に引けを取らないような。さかのぼれば私とダイナマイト・キッド、私と小林邦昭さん、私とブラック・タイガー。そういう責任を全部背負って、新しいリングですが、継承していって素晴らしい試合をやってもらいたい」と静かな口調ながらも強烈な言葉で檄を飛ばした。

「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス Vol.21」(2月22日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント レジェンド選手権試合 60分1本勝負
真霜拳號(第16代レジェンド王者/2AW)vs 間下隼人(SSPW)

◆セミファイナル 3WAYマッチ 60分1本勝負
タイガ-・クイーン(ストロングスタイルプロレス)vs 本間多恵(フリー)vs ウナギ・サヤカ(スターダム)

◆第4試合 タッグマッチ 60分1本勝負
スーパー・タイガー(SSPW)&竹田誠志(フリー)vs 船木誠勝(フリー)&関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)

◆第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負
ジャガー横田(ワールド女子プロレス・ディアナ)&KAZUKI(PURE-J 女子プロレス)vs ダーク・タイガー(DarkerZ)&ダーク・チーター(DarkerZ)

◆第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負
日高郁人(ショーンキャプチャー)&阿部史典(フリー)vs 鈴木鼓太郎(フリー)&SUGI(Milgracias)

◆第1試合 シングルマッチ 30分1本勝負
薮下めぐみ(フリー)vs ダーク・パンサー(DarkerZ)
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