“東京女子のエース”山下実優が3月末から3カ月間米国遠征へ 「いろんな場所でいろんな人に会って試合がしたい」【東京女子プロレス】

会見する山下

 3月18日、有明コロシアムでは伊藤とのコンビ「121000000(ワン・トゥー・ミリオン)」でウエイストランド・ウォー・パーティー(マックス・ジ・インペイラー&ハイディ・ハウイツァ)の怪物コンビと対戦する。同チームが2月25日(現地時間)に予定されているプリンセスタッグ王座の防衛戦でベルトを守った場合、有明大会ではタイトル戦となることが決まっている。その状況下で「121000000」が勝てば、ベルトを持つことになるが「有明がタイトルマッチになったら獲るんで。獲っても、伊藤も米国に来ることも多いし、米国でふさわしい相手がいたら防衛戦をやることも可能だし。戦いたい相手が、東京女子でしか戦えないというなら、私はその時に一時帰国してもいい。このことは伊藤も理解をしているので、そのときは自分も伊藤も柔軟に動こうと話をしています」と話した。現在保持している英国のEVE王座についても、米国遠征時にベルトを死守していれば、米国から英国に渡って、防衛戦を行う姿勢を示した。

 すでに4月は複数の団体からオファーがあるといい「5月、6月もまだまだ空きがあるし、吐くほど試合がしたい。3カ月という限られた期間で、せっかくなので多くの団体、いろんなところを回りたい」とし、上がりたい団体については「そもそも海外に行きたいと思ったきっかけは、いろんな場所でいろんな人に会いたいというところもあるし、いろんな選手に会って試合がしたい。ここというところは今のところない」と語った。ブッキングは団体を通さず「プリーズ・コンタクト・ミーでお願いします」と自身で行う意向。

 3カ月に及ぶ滞在で言葉などの不安に関しては「全然ないです。今も行ったり来たりですけど、楽しくコミュニケーションは取れているし。すごい話しかけてくれるし、ご飯も連れて行ってくれるので大丈夫です。その辺の心配はない。むしろエンジョイしすぎちゃうのが心配かな」と周囲の心配など、どこ吹く風の様子だった。

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