与座優貴が朝久泰央との1年越しの因縁にケリをつけ王座獲得。「あきらめずに続けてきて良かった」【K-1】

与座のローに朝久がパンチを合わせる(撮影・三田春樹)

 その後のマイクで与座は「今日までいろいろあって、本当にいろいろたくさん遠回りしてきて、格闘技を辞めようかと思ったこともあったんですけど、あきらめずにひたすら続けてきて良かったなと思います。今日の動きじゃデカいことあまり言えないんですけど、今日、チャンピオンになったので、チャンピオンにふさわしい選手になって実力でK-1を引っ張っていけるチャンピオンになりたいと思ってます。自分には弟がいて、K-1ファイターを目指して頑張ってるんですが、明日、弟の誕生日なので拍手でお祝いしてもらえたらうれしいです。自分がなれたので、弟も絶対にチャンピオンになれるから頑張ろう。もっともっと強くなっていくんで応援よろしくお願いします」と涙交じりに語った。

 与座は試合後の会見で「タイトルマッチというのは普段の試合と違って特別なものがあると思った。自分のパフォーマンスも全然出せなかったし、王者の意地も前回より感じたし、タイトルマッチはすごいもんなんだなと感じた。タイトルマッチということもあって、前回以上に引かないし、蹴りも返してくるしチャンピオンの執念を感じた試合だった」などと試合を振り返った。