「世界のタカシ」山崎貴監督、アカデミー賞へ向けロビー活動中の米国で「名前は言えない超巨匠たちと会っている」

 

 公開中の映画『ゴジラ-1.0』の大ヒットとモノクロ版上映開始を記念する舞台挨拶が12日、都内にて行われ、俳優の神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、佐々木蔵之介、田中美央が登壇。注目集まるアカデミー賞ノミネーションに向け渡米中の山崎貴監督も現地からリモートで参加し続編への意欲を語った。

 1954年に登場したゴジラの70周年記念作品、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目となる最新作。

 国内での興行収入は1月11日までの70日間で52.1億円、北米では1月10日までの41日間で約72億円を突破。全世界興行収入は140億円を超える大ヒットを記録中。

 この日は、渡米中の山崎貴監督もリモートで参加。アカデミー賞ノミネーションに向け現地でロビー活動をしているという山崎監督。「昼間、いろいろやって今は夜中の2時ですよ」と、やや疲れた様子ながらも「現地で取材を受けたり、超巨匠、上から数えるような方たちから“タカシ、会いたいんだ”と連絡を頂いて何人もと会ってます」と明かし、誰と会ったのか聞き出そうとするキャストたちに「言えないくらいの巨匠たち」とニヤリ。

 そんな山崎監督に大声援を届けようと、キャストが客席にマイクを向けると観客も「世界のタカシー!」。山崎監督は「すごい呼び捨てされている(笑)」と苦笑しつつ「みんなありがとう!」と相好を崩した。

 この日は、モノクロ版上映にちなみキャストが監督に「白黒はっきりさせておきたいこと」を質問。神木は「僕、以前からよく“世界のタカシ”って読んでいるんですけど、あれイヤですか?」と尋ね、監督から「イヤだよ(笑)」と言われるも「じゃ、これからも呼びますね(笑)」。

 佐々木から「予想外に上手くいったこと、行かなかったことは」と聞かれると「今の状況、世界での展開を含めて完全に予想外。今アメリカに来ていることも夢じゃないかというくらい、すべてが上手くいっている」と予想をはるかに超えた世界的反響に感激しきり。

 山田から「たくさんの人に愛される映画になった理由は」と聞かれると「今日、とある監督に会ったんですけど、皆の演技が素晴らしいと言っていました。皆さんのお芝居が言葉の壁を超えて伝わったんですよ」と役者陣をたたえた山崎監督。

 続編の話題になると「じゃあみんなで東宝に言いましょう。キャストの皆さん、スケジュールがどうのとか言いませんよね?」と言質を取ろうとしキャストたちも苦笑。さらに過酷だったという海でのロケを引き合いに「また海、行きます?」と提案し、神木がひるむと「白黒はっきりつけましょうよ(笑)」。

「CGの視覚効果がすご過ぎて、海のシーンがロケだと気づかれなかった。一度、スタジオで撮った場合と比較したい」とたじろいでいた神木も最後には「また海行きましょう」と承諾。観客も続編への期待に大盛り上がりだった。

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