真田広之、増上寺から世界へときの声「時は来た!」駐日大使も駆け付け祝福の握手

撮影・蔦野裕

 ドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』のイベントが20日、港区・増上寺にて行われ、 主演・プロデューサーを務めた真田広之と、共演のコズモ・ジャーヴィスらキャスト陣、スタッフが登壇。ラーム・エマニュエル駐日米国大使も駆け付け祝福の握手を交わした。

 戦国時代の日本を描くジェームズ・クラベルによる小説「SHOGUN」を『トップガン マーヴェリック』の原案を手掛けたジャスティン・マークスや、真田広之ら、ハリウッドの製作陣がドラマ化する戦国スペクタクル。

 この日のイベントは、真田が演じる吉井虎永のインスパイア元となった徳川家康の菩提寺・増上寺にて開催。冒頭、和太鼓の響きとともに甲冑姿の軍勢が出現すると、プロデューサー陣に続き真田広之をはじめ豪華キャストが登場。

 ゆかりの地でのイベントに、真田は「この場でこういうお披露目をできるのは本当に感無量です」と語り「時は来た!えい、えい、おー!」と、ときの声を響き渡らせると、本殿が真っ赤にライトアップ。一気に戦国ロマンに包まれた会場に、来日陣も大感激。

 イベント前に、同作の大ヒットを祈願した一同。今回が初来日という“按針”役のコズモ・ジャーヴィスは「とても素敵な場所。街が清潔だなという印象と、豊かな歴史を持っている国だなと思いました」と笑顔。

「40数年前に映像化された『将軍 SHŌGUN』をオンタイムを見ていた」という西岡德馬は「おそらく類を見ないくらいのスケールとスペクタクルで描かれた、ハリウッド発信の、日本の武士道スピリット満載の素晴らしい作品」と胸を張った。

 真田も「脚本作りから、どの国の観客の方々にも理解できる、そして日本の時代劇ファンが見ても納得していただける、その両方を上手く取り込むためみんなで日々戦ってまいりました」と振り返り「国や目の色も違えど皆が一緒に一つの目標に向かって進めば必ず奇跡は起きる、より良い未来を築いていけるんだというメッセージを感じ取ってもらえれば」。

 さらにこの日は、ラーム・エマニュエル駐日米国大使も駆け付け、一同一人ひとりと握手し、完成を祝福した。

 この日の登壇者は真田広之、コズモ・ジャーヴィス、アンナ・サワイ、平岳大、西岡德馬、ジャスティン・マークス(エグゼクティブプロデューサー /ショーランナー) 、レイチェル・コンドウ(エグゼクティブプロデューサー)、ミカエラ・クラベル(エグゼクティブプロデューサー) 。

『SHOGUN 将軍』は2月27日からDisney+ (ディズニープラス)「スター」にて配信。

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