東京選挙区で立候補の鈴木大地氏が「スポーツで人生が変わった。これからは政治で社会を変えたい」 応援の小池都知事は「スポーツの力で東京都も元気にしてほしい」

小池百合子東京都知事
小池都知事は「鈴木さんは国政にとっても、そしてまた都政にとっても欠くことのできない方。今、大谷翔平さんが二刀流で大活躍をしています。私は鈴木さんは三刀流、三本の刀を持っておられると思います。それは、まずアスリートとしてスポーツの現場を知り抜いておられるということ。二つ目は初代のスポーツ省長官として行政の場をご存知であるということ。三つ目は順天堂大学の教授として教育の現場を知り抜いておられること。この3つの刀をもって国政に、そしてまた都政へのサポートもお願いしたい」と呼びかけた。そして鈴木氏の金メダリストとしての偉業、初代スポーツ庁長官としての実績を重ねて強調したうえで「私はぜひ、鈴木大地さんには国政の場でしっかりとそのスポーツの力で国を元気にしてほしい、東京都も元気にしてほしい、その思いでいっぱいです。9月には世界陸上があります、デフリンピックもあります。そういう意味で、ぜひとも頑張っていただきたい」と都と国との連携を期待した。
小池都知事については2022年の参院選ではかつて自身の秘書を務め、小池氏が特別顧問を務める「都民ファーストの会」の当時の代表だった荒木千陽氏を応援。今回は国政進出を目指して設立した「ファーストの会」から候補者を立てず、党として特定の党や候補を応援しないと森村隆行代表が発表。小池氏は6月27日の定例会見では自公候補の支援を示唆し、その動向に注目が集まっていた。