激戦の東京選挙区。自民の2議席確保を目指し小泉進次郎農水相が最終日に応援したのは武見敬三氏。「世界の混迷の中で他に日本全体の舵取りができる政党はありますか?」

武見氏はまずは「今回のようなSNSがメディアとしてその大きな影響力を誇示するようになった選挙は、今回が初めて。問題はこの中に多くのフェイクニュースが含まれていること、それから同時に、自分の思い込みや一方的な意見の繰り返しであって、他の人の意見をきちんと聞き、他の人の意見を尊重する、そうした民主主義のいろはが実はだいぶ欠如しているということ。これからの日本の民主主義にこうしたSNSのメディアの役割というのは間違いなく大きくなることは必至。しかしその中でも、しっかりとこの日本の民主主義が品位を保ち、そしてその機能をきちんと果たす。こうした役割を担うためには、何としても今回の選挙、私がこの東京選挙区で必ず勝たなければならない」などとベテラン議員らしい知見を述べた。
そして「高齢者の定義を65歳から75歳に変えて、しっかりとやる気がある元気な高齢者には社会との絆も保ち、仕事の場所を確保し、社会的な絆も保ち所得を確保する。そのことによってより長期間、多くの高齢者が所得を確保し、年金などを通じて若い人たちに依存する度合いが少なくなり、若い人たちの保険料などの負担を確実に抑制していくことが可能になる。少子高齢化の中でも若い人たちの負担を健康寿命を通じて抑制し、若い人たちが将来に夢を持ち、将来自分たちも年を取った時に決して不安を持つことがない社会。これが活力のある健康長寿社会。これから5年かけて、この健康長寿社会を作り上げていこうじゃありませんか」などと自身の看板政策である健康長寿社会の実現を訴えた。