激戦の東京選挙区。自民の2議席確保を目指し小泉進次郎農水相が最終日に応援したのは武見敬三氏。「世界の混迷の中で他に日本全体の舵取りができる政党はありますか?」

小泉氏は「この参議院選挙も今日が最終日。最後の最後まで、我々自民党はボロクソに言われても、負けると言われても絶対最後まで諦めない。その諦めない戦いを東京でやっているのが武見敬三さん。東京の最後の1議席をギリギリまで争っている武見さんに皆さんのお力を貸してください。私は最後は武見さんは必ず勝つと思っているし、最後は自民党は必ず踏ん張ると思っています」と武見氏が当選線上にいることを訴えた。
そして「どれだけ悲観的なことを言われても明るく前向きに思えるのは、どう考えたって他の野党でこの日本全体の舵取りができるところが思い浮かばないから。我々ももちろん完璧な政党ではありません。変わらなければいけないところ、立て直さなければいけないところ、反省しなければいけないところはいっぱいある。とはいっても今、任せられるところ、世界の混迷の中で他に舵取りができる政党はありますか? 私にはそんな気が全くしない」「トランプ大統領が“日本はお米を足りないのにアメリカのお米を全然受け入れない”と言っている。トランプ大統領がそれだけ不満を示しているということは石破さん、赤沢さんが日本の国益をアメリカ相手でも譲れないものは譲れないと頑張っている証拠」などと物価高といった国内の問題、トランプ関税への対処という外交上の難局において、政権を担えるのは自民党しかないと主張。「世界が大変な局面の中で“やっぱり自民党だ”ということが伝わるように諦めずに戦っていく」と締めくくった。