異端芸人の最高峰を決める「MXグランプリ」で地下アイドル“いけあず”ネタの池城どんぐしが優勝。行政書士の資格も持つ異色芸人

優勝を争った虹の黄昏、池城、ふとっちょ☆カウボーイ、橋山メイデン、承子クラーケン(左から)

 池城は終了後の会見で「めっちゃミラクルが起こったんだと思います。びっくりしました。4月に一番強いネタを出しちゃったんで、決勝をどうしようかと思いました。時間があったおかげでいろいろ考えることができました。今日は最後の最後まで優勝したとは思わなかった。最終決戦もふとっちょさんがめっちゃ受けてるのが聞こえてたので、結構心が折れかけてました」などと語った。

 優勝賞金として100万円、副賞としてTOKYO MXの人気番組に出る権利が与えられたのだが「『5時に夢中!』だと何をする感じですか? 喋る感じですか? 不安ですね。平場がとにかく臆病なので」と不安げ。

 また池城は行政書士という顔も持っているのだが「行政書士の事務所で働いています。行政書士の資格は持っているんですが、登録をしていないので行政書士ではない。ただのバイト。資格は使っていないという状態」と説明。この状況は「“行政書士で登録したいなら社員としてフルタイムで働かないとできませんよ”と言われたので“急に休んだりということもあるのでバイトという扱いでお願いします”という感じになっています」と芸人の道を選んだゆえとのこと。

 今後については「せっかくいただいた異端芸人っていう称号なんで、他のチャンピオンとは違う一風変わったチャンピオン像になっていくんじゃないかと思います」と語った。また「テレビに出たいですけど、僕が出て大丈夫ですかね? あとウィキペディアがなくて、今日をきっかけに、1行目に“MXグランプリ王者”っていうのが入ったらめっちゃカッコいいなって」と続けた。