異端芸人の最高峰を決める「MXグランプリ」で地下アイドル“いけあず”ネタの池城どんぐしが優勝。行政書士の資格も持つ異色芸人

豪華な審査員が揃った

 この日はハリウッドザコシショウ、徳井義実(チュートリアル)、野田クリスタル(マヂカルラブリー)、ヒコロヒーが審査員を務め、番組後にはMCのケンコバとともにコメント。

 終わったばかりの決勝ラウンドについてケンコバは「面白かったですね。意外と終わってみたら、それなりの順位になってたなっていう驚きのシステムでした」、徳井は「ほんまに何か、お笑いって案外こう、結果がちゃんと出るというか。むちゃくちゃやってるはずなのにちゃんと出るのが不思議」、野田は「虹の黄昏が最後に出て、そのネタを見たときに、やっぱり“あ、コントだな”って思った時に笑いの深さを感じました。すごい深い大会でした」、ヒコロヒーは「面白かったです。なんかこういう、どこにもどう扱われていいか分かられてないような皆さんが出て、でも面白いということを知っていただくというのは豊かなことだと思いました」、ザコシは「今日来る前に全員滑るんじゃないかと思ったけど、お客さんに受けていて良かったです」とそれぞれ振り返った。

 池城の優勝についてザコシが「今日はどんぐしがはまっていましたね」と言うと徳井は「M-1とかでも“今日はこいつらの大会やな”っていうのがあるけど、まさかこんなところでもそれがあるとは(笑)」と同調。

 優勝した池城に野田は「乃木坂を越えてほしい。アイドルとして」、徳井は「ダクアズが出た時に、いけあずを見たいというところがあった。いけあずを見たいと思ったということはそういうことじゃないですか(笑)」と“いけあず”を評価。

 ケンコバは「本人が行政書士を頑張るもよし、世に打って出るもよし。あとは本人に任せます(笑)」、ヒコロヒーは「同じ事務所の先輩なので、ペースを崩さずにやってほしいなと思います」、ザコシは「優勝したからといって、他の局の番組に呼ばれることも多分あまりないと思うんですけど、出た時に多分大恥かくと思うんですよ。他の番組に出るときは自分の中で引き締めていったほうがいいですね」とアドバイスを贈った。