「次世代に向けた日本文化とエンターテインメントの融合」をテーマとしたフォーラム「WEAVE JAPAN2025」が開催。日本の活性化を目指すプロジェクトをスタート

内閣府副大臣の鈴木隼人衆議院議員が挨拶(撮影・蔦野裕)

 冒頭には内閣府副大臣でクールジャパン戦略や知的財産戦略推進に携わっている鈴木隼人衆議院議員が「世界では、エンターテインメントやデザイン、アートなど“創造を生み出す力”が、産業や街づくりを支える大きなエンジンになりつつあります。日本にも、地域ごとの文化や伝統の技、ものづくりの精神といった強みがありますが、その価値はまだ十分に活かしきれていません。これをエンターテインメントの力と結びつけることで、新しい視点やビジネスが生まれる可能性があります。今日のフォーラムは、文化資源の発掘、クリエイティブの発展、街づくりとの連携など、これからの日本の未来に欠かせないテーマが集まっています。国としても、行政だけではなく、民間、教育機関、そして地域の皆さまと協力しながら、文化やエンタメがしっかり成長できる環境づくりを進めていきたいと思っています。本日の議論から、日本のエンターテインメントコンテンツがさらに広がり、世界で評価されるためのヒントが生まれることを期待しています」などと挨拶。

ビデオでメッセージを寄せた小山薫堂氏

 続けて脚本家の小山薫堂氏が「WEAVEは“編む”という意味。つまりこのイベントはきっと日本の未来を編むためのものだと理解しています。日本には本当に多層な魅力があります。文化、そして地域、そういうものが絡み合い、新しい未来の魅力が生まれてくる。それをつなぐものがエンターテインメントではないかと思います。僕は大阪・関西万博でテーマ事業プロデューサーを拝命し、半年間やってみて一番感じたことがあります。人々の心を一つにしたり、人々の目を未来に向けさせたりするにはどうすればいいか。それは同じものを味わい、感動する。感動を共有するということが最大の鍵だということを改めて感じました。それには物語が必要で、それを実現するのがエンターテインメントの力だなと思います。いろいろな日本の魅力をエンターテインメントの力によって一つに紡ぎ、日本の未来を編んでいくきっかけにしていただければと思います。そのために何より必要なのは人と人とのつながりでもあります。今日のこの会によって一人でも多くの人とつながり、そしてそれをエンターテインメントに昇華していただければと思います」とビデオメッセージを寄せた。