ネーミング大賞の「職場のロリエ」を協会会長が「最後の女性革命」と絶賛。審査委員長の太田光も「ネーミングは社会を変えていく力を持っている」
太田も「職場のロリエというのは審査の過程であんな感じで黒川会長が熱く熱く語られまして。割と男性陣が多く、我々が気がついていなかった部分がたくさんあるなという気付きのようなものがあって、ネーミングというのは社会を変えていく一つの力を持っているんだなということをまた強く感じた」と審査委員長として真面目にコメント。そして「これは最後の女性革命なんじゃないかと思ったんです。そしたら偶然、黒川さんが言っているのでびっくりしたんです。黒川さんはどっちかと言うと職場のロリエ以上に自分がつけた“最後の女性革命”という名前のほうが気に入っているんじゃないかなという気はしましたけれども(笑)。それぐらい名前というものには力強い世の中に訴えるメッセージというものがあるんだなと思いました」と笑いもまじえて続けた。
光代氏は「私は男女雇用期間均等法ぐらいの年代になるわけですけど、今に至ってもなかなか女性の地位の向上ができていない。理由はいくつかある。やっぱり女性は子どもを産まなければいけないというか、少子化という問題がさらに社会は投げかけてくる。あとは介護の問題とかどうしても女性主体でやらなきゃいけないこと、そして仕事をしなきゃいけない職場に行かなきゃいけないっていうこともある。男性も女性も一生懸命働いてるんですけど、どうしても身体的リスクというのが女性側にある。ちょっと前までは、生理中とかそういったものはタブーだった。ただ、これも間違いなく女性の体に備わったものなので、男性にも理解していただきながら、女性の地位の向上を目指していけたらいいなっていう中の、この職場のロリエだったり、学校のロリエ。ある一定のところまでは女性は生理製品っていうのはどうしても 個人が負担している。そういうことについてもみんなで考えていかなければいけないのかなと思う。“少子化だから子どもを産みなさい”っていうことではなく、社会がいろいろなことを考えていくべきではないかなと思ったところで高市さんが日本初の女性総理大臣になりましたので、もうこれは今ここでそういったところも含めて、社会全体で押し上げていきたいという思いで、審査員一同これを選ばせていただきました」と審査の過程を語った。

