多様化する性被害、子どもを性暴力から守るには? 東京都で小池都知事、古坂大魔王ら意見交換
「子供を性暴力から守る」をテーマにプレゼンテーションする追手門学院大学心理学部の櫻井鼓教授
子どもへの性暴力の現状や東京都の取り組みを紹介した後、櫻井教授がプレゼンテーションを行った。櫻井教授は「今日はSNSやスマートフォンが介在する被害を取り上げ、その背景や要因、必要な対策についてお話ししたい」と切り出し、SNSをきっかけとした児童対象の重要犯罪の増加を指摘したうえで「セクスティング(性的な自撮り画像を送信させられる)被害」「セクストーション(性的脅迫)」「リベンジポルノ」「性的ディープフェイク」といった被害を解説。
その背景に「子どもたちの規範意識の変化、SNSの普及や生成AIの登場による加害手口の多様化、子どもの悩みが利用されること、子どもの特性や情報の影響が挙げられる」といい「“同年代の人たちが自身の性的コンテンツを共有することはよくあることか” という質問に日本で約1割、アメリカでは年によって約1~4割の未成年者が “よくあること” “ややあること” と回答した。SNSの普及によって今や性犯罪は国境を越え、加害者は性別や年齢、1人の加害者が複数を装うなどなりすましも多く、子どもの性的画像も生成AIによって容易に作成される」。

