くまモン「熊本のよかとこ、お伝えできればうれしかもん」小山薫堂氏と熊本の魅力をアピール 都内でショートフィルム三部作をチャリティ上映

 

 熊本のPRキャラクター、くまモンが出演するショートフィルム『くまもとで、まってる。』のチャリティ上映が8月22・23日の2日間、港区の複合文化施設「MoN Takanawa: The Museum of Narratives」で開催中だ。

 先日発生した熊本地震を受けて行われている企画で、くまモンが出演するショートフィルムシリーズ3部作『くまもとで、まってる。』を一挙上映している。

 初日22日の初回上映前には、ショートフィルムの脚本と監督を手がけた小山薫堂氏と、ショートフィルムに出演するくまモンが登壇し挨拶した。小山氏は、MoN Takanawaの総合プロデューサーも務めている。

 小山氏は、上映するショートフィルムの第1弾が2011年の九州新幹線全線開業に合わせて展開された観光キャンペーンの一環で制作されたものであること、そのキャンペーンが日常の中にある気づかなかった、また近すぎて見えなかった熊本の魅力にまず地元の人たちが気づいて、その幸せを授かり、広げていこうというコンセプトだったことと説明。くまモンもそのキャンペーンの象徴として誕生したと付け加えた。

  

 ショートフィルムでは、熊本の5つの地域で暮らす人たちに密着、それぞれの日常の中にある幸せを描いている。2011年に公開した第1弾は2010年に撮影。第2弾はその人たちの4年後、第3弾ではその15年後を描いている。くまモンがその人たちをつないでいく存在、ナビゲーターのように登場する。“本日の主役”と呼ばれて登壇したくまモンは「皆様に熊本のよかとこ、お伝えできればうれしかもん!」とアピールしていた。

「MoN Takanawa」ではオープニング企画として2016年に熊本地震を経験した熊本にエールを贈るために熊本復興文化祭を開催した。小山氏は、舞台挨拶のなかで、「有事の時にはライフラインが大切ですから、どうしても文化とかエンタテイメントしては後回しになってしまいますけれども、私は文化こそが希望の灯になるのではないかと思っています」と熊本復興文化祭に込めた思いを語ると、「開館して4カ月目に今回のような地震が起こるとは思ってもいませんでした」と、先日発生した2026年熊本地震についても心を寄せた。

 チャリティ上映は明日23日も行われる。上映時間は12時30分と15時。開場は上映の30分前。上映時間は約52分。料金は500円。当日現金のみ。各回とも上映30分前から鑑賞料金と引き換えに入場整理券を配布する。定員150名。先着順。

 鑑賞料金は全額「一般社団法人 FOR KUMAMOTO PROJECT」が運営する「くまモン募金箱」へ寄付され、被災した子どもたちのために活用される。

1 2>>>